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Freedom Resurrection Online  作者: 零侶
2章 第二陣と王都防衛戦
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蛇龍魔剣ミストルレイヴ完成

ログインするとすでにケー5が来ていた。


「早かったな」

「先に来ているやつに言われると皮肉に聞こえるぞ」


ケー5の部屋 鍛冶場に向かう。部屋の中は熱気と壁には武器が大量に掛かっていた


「魔剣を作る古文書を見つけたんだぜ」

「素材が必要だから呼び出したんだろ」

「察しがよくて助かる シーサーペントの骨とバジリスクの皮、上級悪魔の角、ドラゴンの素材」

「最後だけ適当だな、全部あるぞ」

「出せ出せ、折れた魔剣カメレオンをベースに作るからな」


素材を全てケー5に渡し、ケー5はさっそく鍛冶に取り掛かった。


このゲームの鍛冶は鉄を叩けば好きな武器を作ることが出来る 今、ケー5が何をしているかって剣と素材を一緒に叩いて完成 折れた魔剣は新たな姿に生まれ変わった


「『蛇龍魔剣ミストルレイヴ』だ、古文書は使い切りだが、今度こそ折れない魔剣だと思うぞ」


蛇龍魔剣ミストルレイヴ:魔剣 蛇腹剣と同じで伸縮できる近中距離が射程範囲になる 刃を分裂させることも可能

刃はすぐに再生される 分裂した刃は任意で爆発させることが可能、刃に毒が仕込まれている


「能力的に蛇尾丸じゃね?分裂とかしてたじゃん」

「頭にタオルでも巻くか?」

「初登場はゴーグルだったよな」

「再生機能付きはデカいだろ」

「世の中、絶対って言葉はないぞ」


ケー5は昨日、消費した矢の補充に戻り、俺は早めにログアウトした。


時間は17時半で月曜日は部活があるため怜の帰宅時間は18時頃、夕飯の準備に取り掛かった。


「ただいま〜」

「おかえり〜」

「お兄ちゃん、今日はどうするの?」

「夕飯はすぐ出来るから着替えて来い」


怜は着替えて来たため、夕飯にする


「ミロクがレイとエリカを連れてレベリングに行くって」

「お兄ちゃんは?」

「俺は今日、城だな イベント前の仕込みに行く」

「仕込みって」

「FROは現地人との協力があればイベントはマシになるんだよ、依頼を受けろって意味はそういうこともあるし、クランハウスだって助けた商会の商会長から格安で買ったんだぞ、曰く付きの物件だったけど」

「魔剣士伝説、すごい」

「魔剣士伝説って何?」

「お兄ちゃんが今までやらかしたことが伝説になっているんだよ ちなみに世界中のプレイヤーが知ってるみたい」

「日本サーバーだけ、他の国のサーバーより特殊なんだよな〜」

「犯人はお兄ちゃんだからね」


夕食を終え、後片付けをしてからログインした。


「ギャ~」

「ギャ~ギャ~」


ログインするなりご飯をせがまれた


厨房へ行き、大量に料理の生産をしておく 食材がなくなれば買いに行けばいい、町によって売っている食材に違いがある。王都は国の中心だが魚も川魚なら手に入るが海の物は基本干物だ 魔法があるから凍らせて運べばいいのだが、現地人にも格があり、サブ職が平民なら1つ、貴族なら2つ、王族なら3つと決まっている

ミリーゼに教えられた。


「おはようございます。アルト様」


城に行くことが決っていたため、今日はドレス姿のミリーゼがやって来た


「おはよう、座っていて ドレスが汚れるといけないから」


紅茶と茶菓子をミリーゼに提供する 全部作りましたよ


「ミリアが来たらさっそく向かうから」

「分かりましたわ」


ミリアが来るまでの間、世間話をしていた。

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― 新着の感想 ―
その分貴族以上はメイン職が決まってるようなものだから...貴族以上専用職業って何覚えるんだろう...
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