第4回月夜の兎クラン面接 9
マリアンが操る鋼糸の数が増え、魔刀斬魔で切れる糸と切れない糸が出てきた。
「『魔鋼糸 虹』」
色の着いた魔鋼糸がせまり、切り払い対応する。対応できてるのは『神眼』のおかげで『シャドームーブ』を使い影から影へ移動しながら回避する。
ケー5視点
「メープル、あの糸見えてるか?」
「見えてるわ、『心眼』『神眼』持ちなら対処可能よ」
「俺じゃ、無理だな」
「懐かしいな〜、あの移動、アルトくんよく使ってたよね」
アルトが影から影へと移動していた。
「最初の飛ぶ斬撃から懐かしいスキルが多いな」
「そうね、1年前なのよね」
「うんうん、私、5番目に加入したんだった。」
アルトの戦いを観ながら懐かしむ初期メンバーと鋼糸使いをどう対処するか考えているメープルだった。
アルト視点に戻り
アルトはある刀を取り出した。その武器は『流浪の刀』アルトが1次転職して手に入れた刀でこの刀から全てが始まった。
『あ、ああ、手に馴染む』
アルトは居合いの体勢になり、マリアンは別の鋼糸を取り出し、糸は黒い風を纏っている。
アルトに向けて放たれた黒き風を帯びた糸をアルトは最小限の動きで避け、『縮地』を使い一気に懐に潜り込み、刀を抜いた。
マリアンもとっさに鋼糸を束ねて盾代わりにして防いだが、アルトは居合いの連撃に入り、鋼糸の盾を切り裂き、マリアンの身体に確実にダメージを与え、マリアンの首に刀を当て、負けを認めさせた。
「マリアン、合格だ」
2人目の合格者を出した。その後、合格者はでず、時間になり クラン面接大会は幕を閉じた。




