第4回月夜の兎クラン面接 3
何戦か続き、誰も負けることなくインターバルに入った。
「ぱっとした相手いなかったな」
「ソータは善戦したんじゃね?」
「レイは手加減してあの速度だぞ」
「じゃあ、まだまだだね」
「ケー5、青学の柱になれ」
「アーティファクト柱になればいいか」
「違う柱が出たな、俺ならドラゴン柱だな」
インターバルが終了し、次の相手は5人組、1人はフルフェイスのヘルムに剣と盾、どうみてもゴブレス
残りのメンバーは弓使いのエルフ、魔法職のドワーフ、槍使いの竜人、そして最後に女神官だと思った?残念、去年隣のクラスで今同じクラスの聖者
「おいおい、ゴブレス本気だな」
「寄せてることだけは事実」
ルーレットが周り選ばれし5人はミリア、ケー5、ミイナ、マドカ、シリュウの5人
「シリュウ、ミイナが前衛、ゴブレスと竜人の相手、マドカはエルフとドワーフに牽制でいい、相手の邪魔をメイン、ミリアは全体のバフとヒール、メイスでぶん殴るのは前衛が突破されてから」
「え〜あの聖者の顔にメイスをぶち込みたい」
「言いたいことは分かる」
「私が変わりに金棒でやる」
「ミイナちゃん、よろしくお願いします」
「ケー5の兄貴は?」
「俺は奥の手は使いたくないからドローンゴーレムで牽制しておく」
「アルトくんをぼこぼこにした武器見せてくれないの?」
「逆にぼこぼこにされたんだが」
試合が開始され、中央で前衛同士のぶつかり合い、シリュウ対竜人、ミイナ対ゴブレス
マドカは箒で空を飛びながら後方へ牽制、ケー5はドローンゴーレムを飛ばしながら内蔵されている重火器で攻撃
「ドローンなんて撃ちおしてやるさ『シャイニングレイ』」
聖者が放った魔法はドローンゴーレムに命中するがドローンゴーレムの魔法反射装甲のことは知らなかったため、ドローンゴーレム同士で乱反射させ、敵味方関係なく反射された魔法が牙を剥く
「うわぁぁぁ」
最初に倒されたのは聖者、自分の魔法による反射がクリティカルヒットして脱落
ミリアは守護結界で身を守り、マドカは空にいるがなんとか避けてノーダメ
シリュウは右腕が吹き飛び、竜人は左足がなくなっている
ゴブレスは盾で防ごうとしたが盾ごと左腕をもっていかれ、ミイナは金棒でホームラン
ドワーフ、エルフも回避して無事
「光と雷は反射率高いよな、そろそろ動くか『魔着』」
ドローンゴーレムはケー5の装甲になり、宇宙刑事ではなく1人のゴーレム野郎が現れた
「どうだ、イカしてるだろ」
「う〜ん、微妙」
「ケー5の兄貴、スイッチ」
「お、おう」
シリュウと交代して槍使いの竜人にケー5が突っ込む
「ただのゴーレム、貫くのみ『螺旋突き』」
「ゴーレム舐めんなよ、これがアーティファクトじゃ『アルティメット・バースト』」
説明しよう、アルティメット・バーストとはドローンゴーレム状態で魔法の反射に成功した時だけ、その魔力を保持することができる。そしてその保持した魔力を右腕に集めて放つブッパ技 反射率が高くないと魔力の保持出来ないから使いにくいギミック
槍対拳は拳が圧倒的に強く、竜人の上半身は無くなった。
「これが俺の自慢の拳だ!!」
ケー5は右腕を掲げてポーズを取るのはいいが、魔力切れを起こしているため、強制パージされた。
ゴブレスはミイナの『鬼神滅多打ち』で瞬殺され残り2人はマドカの拘束魔法で拘束され、ミイナのホームランの餌食になった。
どうみてもMVPはミイナ
「詰めが甘いよな、ケー5」
「新しいおもちゃ遊ぶ子供よね」
「そこがいいんだろ?」
「そうね、可愛いと思うわ」




