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《大抵良すぎるものには何らかの代償があるしその逆ももちろんある。だが毎回性能と代償が見合っているとは限らない》EP.2
「久晴さん、なんであんな嘘付いたんですか?」
若いスーツ姿の男に話しかけられている久晴と呼ばれた同じくスーツ姿の男は惚ける様に言った
「嘘とは何の事だ?」
「何が"開発部が予算ケチって数が無い"ですか!S級は1種類に付き1つにしてますがそれでもS級含めてまだある程度在庫があったはずです!」
「まぁまぁそう怒るな 最後の最後まで売れ残ってしまってるから使って欲しいなと思っただけなんだ」
「完全に自分勝手な理由じゃないですか!あんた本当に"能力配布部部長兼能力開発部開発責任者"ですかぁ!?」
「いやぁ自分の子供を旅立たしてあげたい親心的なやつだよ、それにアレめっちゃ強いよ?」
「だから余計ダメだって言ってるんでしょうが! あのチートあんたが作ったっていう事実さえなければ審査の段階で確実に落とされてますよ!アレ使ったらS級の代償なんか1発で清算出来るんですから」
「まぁ渡しちゃったものは仕方ないし気長に見守ろうよ」
「はぁ もう返す気も起きませんよ。 少し話変わりますけどあなたあの子に異世界の説明してないでしょ 」
「あー そうだね....忘れてたわ」
「あの本持ってる時点で説明なんか要らないとは思いますけどね」
「それもそうだ!」
2人は期待と不安全く違う感情を少年に向け見守る事を決心したのだ




