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数研1

PV50000目標

 「高市早苗が女性史上初の首相になりました」

 数人はトーストを口にくわえながらテレビから流れてくるニュースをぼんやり眺めていた。


 ドンッ!


 「あ~、うぜぇ、まじで死ねよ」数人の兄貴がだらしない格好で部屋から出てくる。

 数人はため息をついた。兄貴のやつ、夜更かしして台パンかよ。

 兄貴は冷蔵庫を開け、中からモンスターを取り出した。プシュッとフタを開けるとごくごく飲んだ。やがて落ち着いたのか、数人の顔を覗き込む。

 「小石川、受かったんだって?」

 「うん。今日入学式なんだ」

 「がんばれよ」

 「うん」

 兄貴は頭を掻きながら部屋へ戻っていった。数人はコーヒーでトーストを胃へ流し込む。もう家を出なきゃ。

 小石川高校の制服に袖を通す。お母さんが大きめの制服にしなさいと言ったせいで、丈はダボダボだ。もう身長なんか伸びないのに。まあいいや。着れないよりはマシだ。

 歯を磨いて学校へ向かった。

 よく晴れた良い春日和だった。

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