庭水槽の水どこいった?
2025年のとある夏の日、仕事から帰っていつものように庭水槽の様子を見に行くと、浮かべているソーラー噴水が傾いていて、盛んに排水してました!
それも庭のフェンスに向けて、びゅんびゅんびゅんと。
水深が、水槽の三分の二まで下がっています。
え、何、何が起こったの?
噴水は普通は水平にぷかぷか浮いています。
円形の上面がソーラーパネルになっていて、裏の真ん中に小さなモーター。
スリットとスポンジを通して吸水し、上に吹き上げる形。
その円盤の片側が、花菖蒲の鉢の縁に引っ掛かって斜めになっていました。
まるで誰かが噴水を押し下げて、わざと鉢に固定したみたいに。
誰だよ、こんなことするのは!!
いや、犯人当てのその前に、テンコとシャークは無事なの?
姿が見えないよーー!!
外敵に備えて、噴水のちょうど下辺りに緊急避難場所を設けてあります。
恒例のの植木鉢ドームですが、花菖蒲の鉢横をすり抜けて入り込めば、猫の手や鳥のくちばしも届かないはず。
ゆっくりとその隠れ家を引き上げてみましたが、魚たちはいません。
いつも葦簀の下になっている暗い方にある、ふたりの家、大きめの植木鉢ドームの下にいてくれなかったらどうしましょう?!
テンコとシャークに安心して暮らしてもらうため、この葦簀は極力動かさないようにしてるのですが、今回は致し方ありません、生存確認が先。
久しぶりに水面を開けっぴろげにして手を突っ込み、30センチはあるドームをそろそろと動かしました。
でもふたりは飛び出してきません。
「どうか、どうか、この下に居て!」と祈りながらドームを外すと、二匹とも底の砂利に蹲るようにちっちゃくなってました。
ごめんよう、恐い思いしたね、そして私も輪をかけちゃった。
でも、ふたりとも無事だった!
よかった、逃げおおせたんだ。
じゃ、改めて、誰が噴水傾けたの?!
鯉や金魚を食べに来るのは猫やアオサギだってよく聞くけど。
猫は、お隣さんが良く吠えるビーグル犬を飼い始めてからうちに来なくなりました。
10年前、池に金魚を飼っていた頃は、よく狙われて、金魚たちも恐がってた。
アオサギgrey heronは、金魚たちの実家の職場の大池にはよく来るけれど、今のところうちの金魚は見つかっていません。
他にうちの庭に遊びに来る鳥獣と言えば。
栗鼠(でも金魚は食べない)
ドブネズミ(見つけたら即駆除対象)
鼠(金魚のほうが体長は長い)
ヘッジホッグ(水槽の横をよじのぼれるはずがない)
マグパイと呼ばれるカササギ(よく水を飲みに来てるけど)
鳩(ピーナッツを食べに来て、水を飲んで帰る)
啄木鳥(ピーナッツ食べに来るだけ、水槽に興味なし)
小鳥たちークロウタドリ、ムクドリ、スズメ、アオガラなどシジュウカラの仲間(ピーナッツを食べて水槽に水を飲みに来てる。金魚見たら小鳥のほうが恐がりそう)
裏の緑地を流れる川に昔はカワセミがいたらしいけど、最近はとんと噂を聞きません。
カワセミだったらどんとダイブして、噴水に触らずに金魚食べちゃいそう。
と、悩んでいたら、週末、犯人が判っちゃいました!
ソイツは、庭水槽の端を踏み台にして木製のフェンスの柱をよじ登り、フェンスの上(板の厚さ2センチ)を忍者のように駆け、庭の反対側にあるヘーゼルナッツの木に飛びついた!!
栗鼠でした。灰色リス。
噴水が浮いていることを知らずに、その日は踏み台にしてしまったのでしょう。
そしてバランスを崩してびっくりして、濡れちゃったかもしれません。
ヘーゼルは、お隣の庭の外に生えていて、誰が植えたものでもなく、役場も「公共の木ではない」と言うだけ。
切りたかったら自分たちでご勝手に、ですって。
私の住んでいる地方、コブナッツと呼ばれるヘーゼルナッツが特産で、ヘーゼルが勝手に実生するのです。
緑色の時に収穫して、生で食べたりするんだって。
栗鼠さんが喜ぶはずだよね。
ヘーゼルナッツの季節が過ぎたら、その向こうのオーク(ヨーロッパ楢)が大きなどんぐりをたくさんつけるので、栗鼠さんにとっては天国かもしれません。
でももう噴水は、踏み台にはしないでよね。




