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日本戦闘   作者: 真波 亮太
第2章:川西の教育ー第1節 始まりの教育
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第40話:それぞれの道

「で武器は都島工業に頼んで作ってもらった109式小銃だ。この銃はアメリカの代表銃M4A1の機構を採用しているが弾詰まりが極力起こらないように設計してあり、反動も少ないようにしてある。そして、5.56mm×55mmJ弾、それの対フロン弾、7.62mm×78mmJ2弾、それのフロン弾が入るようにしてある。まあ、NATO弾も入るが多分使わないだろう」

「その対フロン弾は人間に有害なのでは」

「大丈夫だ。その対フロン弾はナトリウムの上に紫外線をコーティングし、その上に対ナトリウム油をコーティング、このフロン人間に入る直前にその油が全部溶け、フロン人間の中で紫外線と反応し、塩素が出るが、その中にあるナトリウムと引っ付かせて塩化ナトリウムという物質になるようにしてある。今から配る剣もそういう仕組みで人間には有害にならないようにしてある」

「というかひとつ思ったんですけど、この人が爆破しても日本は大丈夫なんじゃ」

「確かに日本の土地は大丈夫だが、日本の上のオゾン層が崩壊し、強い紫外線で日本の生態系が全滅する。

 日本人が別の国に入ることも無理だ。日本人だと分かった途端に殺されるだろうな。いまや全世界敵だから」

「はあ、危険性は分かりました」

「どうだ、やるのか、やらないなら別に頼む」

「いや、私達をそれで強くしてください。お願いします」

「私達が感謝を述べたいくらいだよ。このことは国家機密だから誰にも言うな。言ったら即お縄だからな」

「はい」

「じゃあ、武器と時間割を配る。じゃあ、凛、配ってくれ」

「了解や」

「私達全員教員免許は持っている。英、音、家庭科は凛、体aはエリカ、体bは私がやる。そしてそれら意外はフロン人間がやる。そして、明日の体aは剣を持ってきなさい」

「はーい。分かりました」

「なんかフロンの先生にも名前付けたいよね」


「「「「「うんうん」」」」」


「じゃあ、フロン先生にしようよ」

「あ、ありがとうございます」


 フロン先生が泣く


「じゃあ、これで終わりだ。剣等武器は置いていきなさい。持ってて捕まると困るから」

「はーい」

「じゃあ、あ、そこ、前谷君だよね、ちょっと職員室に来てください。では他の人さようなら」


「「「「「「「「さようなら」」」」」」」」


 教室には北浜、江上2人が残った。


「凛音、あの職員室連行って怒られることなのかな」

「さあ、分からないよ」

「でもなんか白と黒の体操服ってかっこいいよね」

「うん」

「前谷君を尾けてみない」

「いいね。やろう」


 そのころ職員室で


「前谷くんって狙撃がゲーム上で上手いんだよね」

「はい、自分でいえるほどでも無いですが」

「じゃあ、きみに世界に2丁しか銃を渡すよ。だから着替えて校舎裏まで来てくれ」

「分かりました」


 そうして前谷は着替えて校舎裏へと出る。

 江上と北浜が尾けているとも知らずに。


「これは・・・」

「私が都島工業にオーダーメイドしてもらった銃だよ。一応2個作ってもらってたから1個あげる」

「ありがとうございます」


「なにあの銃?」


 草むらに隠れながら銃には詳しくない北浜が聞く。


「私も見たこと無いね。銃身がvalみたいに消音器ついてるしそのほかはヘカートⅡの機構だし、でも横に小さく97式って書いてある。名前は97式対物狙撃銃か。聞いたこと無いから多分オーダーメイドだな」


 前谷が的に向かってその銃を撃つ


 パシュゥン


 その後も何回か撃つ


 30分後


「あっ、訓練終わった」

「ハヤッ、前谷ってそんな能力あったんだ」

「じゃあ、私達も協力して倒そうよ」

「うん、いいよ」

「じゃあ明日、6時に剣持ってね」

「分かった。6時に剣持ってね」

「じゃあ、帰ろうか」

「うん、バイバイ」

「バイバイー」


「前谷、明日朝学活のときに俺の予想では皆一斉射撃するはずだ。そのときまでにフロン先生の右横側に行ってくれ、俺も反対側行くから」

「分かりました」


 銃を川西に預ける。


「じゃあ、さようなら」

「さようなら」


 そうして生徒全員が帰った。


 ____________________________________________________________


 109式小銃(改造銃)

 説明の通りM4A1を元にして都島工業に作ってもらった銃。だからM4A1と性能は同じ。ただ口径を7.62mm の弾が入るように増やし、弾詰まりを少なくした。


 97式対物狙撃銃(新世紀銃)

 都島工業に作ってもらった銃。弾は14,7×99mmJ14弾、16.8×108mmJ16弾、12.7×99mmNATO弾を使う。

 銃身の4分の1がサプレッサーになっていてそれ以外はヘカートⅡと同じ機構である。ボルトアクション方式。銃口発速900m/s(サプレッサーの意味無いかも)、有効射程距離は1200m~2500m、装弾数は9発+1だ。ライフリングは8条右回りなので風の影響はほとんど受けない。


 J弾

 日本が作った弾


 フロン弾

 J弾を元に作った対フロン弾、だからJ弾の口径の数だけある。



 時間割

  1  2  3  4  5  6

月 数  社  国  英  体a  総

火 英  体b  理  音  数  特

水 国  社  家  体a  理  技

木 理  社  数  国  英  音

金 体b  美  数  国  社  総

  


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