0話 プロローグ スキル選択
「こ...ここは?」
目を覚ますとそこは何も無い空間だった。なにもないただ黒い部屋にいるみたいだ。
「イヤ...」
「?」
「セイヤ...」
「!?」
後ろから声が聞こえ振り向くとそこには...
「おんなの、ひと?」
姿はボケやでよく見えないが女の人らしき影があった。これが俗に言う女神様か。
「セイヤ、あなたは先程殺されそうになった友を庇い死んだのです。」
あぁそうだ...俺は強盗に襲われそうになった親友の勇輝を庇って...
「あなたはとても勇敢でした。ですので、あなたには特別に異世界に行くチャンスをお与えしましょう。」
「い、異世界!?」
まじか、まじかよ!?
ゲームとかアニメでよく聞くあの異世界だと!?
「ぜ、ぜひ!行かせてください!」
「ええ、分かりました。」
異世界か〜、どんなところなんだろう。あれ、そういえば、異世界といったら転生特典みたいなのはあるのかな?
「すみません。異世界に行く際の特典みたいなものってあるんですか?」
「もちろん、ありますよ。好きなスキルを1つ、この中から選んでください。」
すると目の前に色々なスキル名が現れた。
お、多い...
「鑑定、千里眼、あー駄目だ決めれない。悩ましいスキルが多いなぁ。…女神様〜決められないので好きなだけ選ばせてくださいよ〜」
上目遣いをして女神様にお願いをしてみる。
流石にこの中から1つなど決めれるわけがない。
「...はぁ〜...」
え、今ため息ついた?
「そうですね、あなたは友を命をかけて救いましたし...良いですよ。特別に好きなだけ選んでいいですよ。」
「そうですよ〜、さすがn...え、いいんですか!?」
「ええ、ですが条件があります。」
条件か、上手い話には裏あるって言うしな。メジャーなところだと魔王の討伐とかだろうか。
「そんなに身構えないでください。魔王の討伐などではありませんから。」
と、優しい口調で言う。
なんだろう、すごく胡散臭い。
「では、その条件というのは?」
恐る恐る聞いてみる。
「何も難しくありませんよ。ただ、たくさんの楽しい思い出を作ってください。」
「...え、それだけですか?」
「はい。難しくないでしょう?」
想像していたのと全然違っていてびっくりした。
「分かりました。その条件でお願いします。」
なんか胡散臭いけど思い出を作るだけでスキル選び放題ならいいか。
それじゃあお楽しみのスキル選びタイムとしようか。
30分後...
「このスキルいいな〜、あ、でもこのスキルとは相性悪いな...こっちのスキルは...」
「...」
さらに1時間後...
「これとこれは相性良さそうだな...こっちのはダメだな...」
「...」
痺れを切らしたかのように神が「あの〜」という言葉に続いて、
「いい加減そろそろ決めきって欲しいのですが...」
若干の怒りが混じった声が聞こえてきた。
「す、すみません!もう終わります。」
あ、これ、ほんとにあかんやつだ。
数分後...
「お、終わりました...」
少し恐怖の混じった声で言う。
「はぁ〜、やっと終わりましたか...」
声色から呆れてるのがわかる。ほんとすみません。
「では、そろそろ異世界に転生させますね。」
「お願いします!」
期待に満ちた声を響かせる。
これから俺の異世界生活の始まりだ!
「では」
と言って女神様が指を鳴らすと青色の魔法陣のようなもの足元に出てきた。
「では、行ってきます!女神様。」
「はい、お気をつけて。」
(あ、そうだ、試しに鑑定スキルを女神様に使ってみるか。えーとなになに?)
<<鑑定不可能>>
やっぱりダメか...そりゃそうだよな女神様だもんな。
そして、
目の前が青い光に包まれる。
「ここは、森か?」
目を開けるとそこは緑が豊かな森の中だった。
まずは読んでいただきありがとうございます。
自分の書きたいなと思ったことを書いていこうと思うのでよろしくお願いします!
見にくいなど、こうした方が見やすい等意見がありましたら気兼ねなく言ってください。修正頑張ります。




