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第3話 知恵の宮殿のカチュア博士
敵同士として二人とは出会った。
けれど、私は任務を全うする事ができず、彼等に敗北してしまったのだ。
戦闘後に二人に命を助けられた私は、侮辱されたと思ってオルタライズとキャロンディールを敵視し続けていた。
だが、彼等と触れ合い続ける事によって、己の所業を冷静に振り返る機会を得た私は次第に警戒を解いていった。
そんな中で、二人を護衛して、この世の英知が詰まっているとされる場所。知恵の宮殿へ赴く事になった。
宮殿の中では多くの人が名前を知っている有名人物、カチュア博士と出会った。
しかし、そこで真実を告げられた私は、どうしていいのか分からなくなった。
楽聖国家の掲げる理論では、アストラルバディとなってこの袋小路の世界から脱出しても、別の世界に向かう前に力尽きてしまうと告げられたからだ。
私は生きる目的を見失ってしまった。
何のために戦えばよいのか分からない私に、「一緒に来る?」と手を差し伸べてくれたキャロンディールの優しさは忘れらえないだろう。
呆然自失としてた中でも、彼女の暖かい心遣いは記憶に残っている。




