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収集家のゲーム攻略  作者: iz@9
25/42

第3の町 ライラット

ジョージ視点です。

『すいません。』


急に小柄な女性から声がかけられた。





『どうしましたか?』


『隣の町のライラットまで行きたいんです。お願い出来ませんか。』



個人的にはもうそろそろサラエから移動しても良いかと思っていたので、ライラットに行くことを誘われたのは良い機会であった。



しかも、マヤのジョブはスピードスター。絶好のジョブである。




これは是非とも手に入れたい。


そう思った。



このために1周年記念後にジョブのレベルを上げてスキルを手にしたのである。



ジョブ【模倣師】

Level10に達したため、スキル【コピー】を獲得。


スキル:コピー

コスト15

発動時間:コピーした能力と同じ

能力:目視した行動を真似ることが出来る。ただし、MP不足や適性の全く無いものに関しては行えない。




ジョブを手に入れるためには何度もスキルを使って貰わないといけないな。



そのため条件を出した。


スキルを使ってもらうこと。そしてその支援を惜しみなくすることである。



あと、自分のジョブやスキルを知られると少し面倒になることを考え条件には聞かない事を付け足したのであった。



道中はひたすらスキルを使ってもらった。彼女のスキルはスピードが異常に早くなるのである。


それも明らかに眼で捉えにくくする。これがあれば複数の敵など一瞬である。



本来ならアイテムを買い貯めをすれば楽にライラットに行ける。そう思うが、装備を買うために節約をしているのだろう。



そうジョージは考えていた。




スピードスターのジョブを身につけるためにひたすら隣で【コピー】し続ける。




ただ同じ回数を行うだけでは身につけれる数に達さない。


そこで新たなるスキルを使っている。




ジョブ【収集家】のレベルも10に上昇した。そこで新たなるスキルを身につけている。




スキル【技能修得の鬼才】

コスト100

効果時間:1時間

能力:通常の技能修得に必要な回数を1/8にする


そして、以前から持っていた

スキル【効果倍増】を使用し、選択したものの効果を2倍にする。



ジョブ【収集家】の能力として通常の技能修得に必要な回数を1/4にし、更に【技能修得の鬼才】により1/8にし、更に【効果倍増】で効果を2倍にする。




つまり、1000回行うべきものであっても1/64。つまり16回行うことで修得出来るのである。




修得可能な技能に限ってではあるが。




結果としてジョージは【スピードスター】のジョブを取得したのであった。





実際彼女のスキルを何度も何度も行ってもらったが、スキル修得までレベルを上げる前にライラットに到着したのであった。




彼女は急いでいたこともあったので、引きとめれない。



『じゃあここまでだな』


そう言って、内緒でジョブを取得したという後ろめたさもあるため、ジョージは直ぐに去ろうとしたのであった。




すると


『折角ですから、一緒に町中を巡りませんか?』


そうマヤに呼び止められたのであった。




少し考えていたが時間はあるし、断る理由は見つからなかった。



後ろめたさはあったものの、関係を築いた方がスキル修得への近道にもなる。




そう思い、了承することにしたのであった。






まず、マヤとジョージは2人で案内所に行った。



そこで多くの聞き込みをする。


要約するとライラットの町には、神殿、案内所、金庫、宿は勿論ある。


サラエと異なる点として、装備のラインナップが剣とか弓ではなく、クナイ、手裏剣などの忍者装備や鎌や鞭などの装備が置かれている。


つまり、新たなるジョブの入手するチャンスがあるのである。



また、鍛冶屋や薬屋など生産系のお店も多く出ているのである。




マヤは装備を見たいと初めから言っていたため、忍者系の装備のある店に向かっていた。



一緒に歩いていると後ろから声が掛かる。




『マヤ、もう辿り着いたの?』




2人とも振り向くとそこには165cm位、腰まである長い髪をした女性が驚きの表情をしながらいたのであった。



『ゆうひちゃん??』



マヤがスグに言葉を出す。


ジョージはステータスを確認すると

GN:ユーヒ 。 ジョブ:メイド Level12


そう記されていた。



『今はユーヒだからね。それにしても、まさかパーティ組めないから時間が掛かると思ってたんだけど、よく来れたよね。』


『うん。自分でも無理かと思ったんだけど良い人いたから、何とかね。』



仲良く話している姿を見て、友達と合流できて良かったな。そう思い、



『じゃあ、俺はこの辺で。』


そう言って去ろうとしたらユーヒが


『お兄さん、私とフレンドになってくれる?』



そう言ってきたのであった。



別にフレンド登録位なら容易いと思い、登録を済ますのであった。


スグに立ち去りたかったがらタイミングが掴めず、そこからユーヒに対し、道中の様子をマヤが話すのをただ隣で聞いるしかなかったのであった。


まだまだ慣れてないから、教えてねとログアウト時には言われ、また会う約束が勝手にユーヒとされてしまい、明日も会うこととなったのであった。



こうして、店にも寄れず、装備を見ることなく、ライラットの初日は終えたのであった。





ジョージの現在のステータスは後日にまとめて行う予定です。





感想、評価してくださりありがとうございます。

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