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locker  作者: いつわ
一章
5/77

第五話    火星人

会話が多いことに気が付いて、どうすればいいのか分からなくなってます……。

これから勉強を頑張らないといけないので更新遅れるかもしれませんが3日以内には更新するよう努力します。

「いや~、昨日の硬大はやばかったな~」

「光翼と違って強くてかっこよかったなぁ~」


 俺達はあのあとlockerから出ることができ、家に帰った。


「俺もよくわからん。体が勝手に動いてただけだよ」


ガラララ


「はーい、お前らー、席つけー」

 ん? なんか今日はいつもよりさらに元気ないぞあの先生。

 そして先生は教卓に突っ伏して言った。

「お前らー、lockerにはホント気を付けた方がいいぞー」

 うん、それはわかってるよ。


 続けて先生は言った。

「実は昨日、先生はlockerに捕まっちゃってさー、しかも好きな人とレストランで食事してたときでさー、条件がさー、レストランにいる人全員でじゃんけんをして一人決めるんだけどさー、先生負けちゃってさー、負けた私は大声である言葉を言わなければならなくてさー、その言葉が…………この話はもうやめよう」

 気になるところで話やめやがった。

 なぜか先生は失恋した人みたいにわんわん泣き出した。辛かったんだろうなー、うん。


 最近のlockerは死人が出るような条件を出してこないが、精神的にキツいのをよく出してくる。

 いったい誰が条件出してるんだよ。




 学校の帰り道で副隊長にあった。

「カナン様は見つかりましたか?」

「見つかりません」

 俺がそう言うと、副隊長は怪訝な顔をした。

「そういえば隊長、なぜ敬語なんですか?」

「見るからに年上だし怖そうなので」

 そんな怖いヤクザみたいな顔の人にタメ口で話せるわけがない。


「確かに年上ですが、隊長の方が怖いですよ。訓練中にちょっと疲れて動きが遅くなっただけで二回も蹴られました」

 二回もってなんだよ。


 「二回って、そんな効かないだろ。ゴツい体してるし」

 敬語をやめてみた。


「いえ、隊長に一回お腹を蹴られたら必ず嘔吐します。そんな蹴りを二回となると……」

「わかった、ごめんなさい」

 俺はそんなに強かったのか。

 こんな人を倒せるほどの力が自分にあるんだなと思うとなんだかテンションが上がってきた。


「でも昨日公園でヤンキーを蹴ったんだけど、吐かなかったぞ」

「なんてことを……。そんな普通の人間に蹴りを入れたら」

「大丈夫、気絶で済んだ」


「いえ、きっと骨が1、2本折れてますよ」


 それを聞いて俺はヤンキー達に謝りたくなった。でも、あんな状況だったんだ。仕方ないだろう。

 俺は副隊長にlockerについて聞いてみた。

「副隊長、二年前からこの日本という国の各地で透明な何かが人々を囲んで、条件をクリアしないと出られないっていうことで問題になってるんだけど、心当たりあるか?」

 きっと副隊長なら知っているだろう。なぜならこの人は火星人だ。

 lockerを出現させたのは火星人で間違いないはず。地球人にはできない。


あれ(・・)ですか。確かにあれ(・・)を出現させたのは火星人で、第四王国の女王様です」

「女王様? なんで女王様はここにlockerを出現させたんだ?」


 相手が女王となるとどうすることもできないな。てかまず火星に行けない。

「二年前カナン様が地球を見学しに行ったあと、火星から地球の様子を見ていた女王様が、カナン様が地球人に痛い目に遭わされてるといい、それを聞いた隊長は誰よりも早く地球へ向かいました」


「なんでカナン様は地球を見学しに行ったんだ?」

「分かりません。女王様が言っていただけで、誰も確認はしていません」

 怪しい――――と俺は思った。カナン様の性格はわからんが、様って付くくらいだ。そんな人を一人で地球へ行かせるなんておかしすぎる。


「それになんで俺はそんなに急いでカナン様を探しに行ったんだ? 俺とカナン様はどういう……?」

 自分とカナン様は特別な関係だったのだろうかと、俺は妄想を膨らませる。

「隊長はカナン様の世話係でした。火星では、部隊長が王女様の世話をする決まりになっているのです。しかしカナン様は他の国の王女と違い、料理もできず、ただ隊長にベタベタしていました。きっと隊長が好きなのでしょう」


 唯果みたいな感じか?

 あいつもそんな感じだからなぁ。


「それは大変そうだな」

「ええ、それと気になることがあります」

 副隊長は上を見上げ、だんだんと曇ってきた空を見て顔をしかめた。


「カナン様いつでも隊長の近くにいました。なのに今はいない…………それはありえないはずなんです」

「俺に気づかれないようにストーカーしてるのか?」

 もしそうなら怖くて夜は眠れない

「いえ、もしカナン様が隊長を見つけたら間違いなくそちらへ行くと思います」

「…………もしかして」


 言いかけたときに ヴォン といういつもより大きな音が響き渡った。


「なんだよ話してるときに」

「音がかなり大きかったですよ。範囲が大きそうです」

 条件が頭の中に流れ込んできた。


「第五王国部隊から5時間逃げ切れ……?」

「範囲は直径10キロ……ですか」

 どこ中心だよ!!


 久しぶりに超最悪なlockerが現れた。


 とりあえず俺たちは唯果や光翼、梓と合流するために走りだした。

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