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locker  作者: いつわ
三章
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22/77

第二十二話    第二王国のlocker

アニメや小説を見ていると、なぜか新作書きたくなってきますね。

locker書くだけでも時間かかってるのに。

いつか書くかもしれません。もちろん今の作品をしっかり書いてからです。

 ここか。


 私達は屋外プールに来ていた。

 閉まっているせいか誰もいない。好都合だった。

「あれをここに設置しろ」

 

 一分後、ガチャッと言う音が聞こえた。設置が終わったみたいだ。

 あれは、プールの中に設置させた。見つかる可能性は低い。

 たとえ見つかったとしても地球人には外せない。


 完璧……なのだが、

「女王様はなぜこのようなことを……」

 とても地味だった。

 範囲は狭いし、ここだと、lockerが発動すると分かったらすぐにここを閉鎖するだけだ。

 あまり意味がない。

 

 どちらにしても、女王様の命令は絶対だ。


「寒いですねぇ」

 空を見上げる。雲一つなく、星が綺麗に輝いていた。













 ズズズズ。

 俺と唯果はあのあと家に帰ってカップラーメンを食べていた。

「おい唯果、もうちょっと落ち着いて食え。汁が飛び散るじゃねぇか。てかさっきから俺にかかってるんだけど!」

 唯果はプールで遊んだあともまだテンションが高く、満面の笑みでカップラーメンを勢いよくすすっていた。


 テレビをつける。

 火星から帰ってきてからニュースでlockerの報道がされなくなった。

 どうやらlockerはもうどこにも出現していないらしい。

 当然だ。俺を殺す必要がなくなったからだ。

 俺のせいで日本がめちゃくちゃになったのかと思うと、申し訳ないという気持ちでいっぱいだった。

 あ、そういえば唯果に聞くんだったな。

「なあ唯果、lockerから出る条件は一つって言ったよな? 本当にないのか? 二つあるやつ」

 唯果は箸をとめて、口に入ってる物をしっかりと噛んで呑み込んでから言った。

「うーんと、王国によってそれぞれlockerの特性は違うと思うから、ないこともないかもしれないけど。私が言ったのは、もしお母さんが出現させてるlockerの条件が二つあったとしたら、楽な方の条件をクリアしていれば日本はこんなに荒れなかったのにねってことー」

 もしそうだったとしても、何かが違う。なんだろうな?

 とりあえず俺は箸を取って残りを食べ始める。

 さすがにラーメン飽きてくるな。

 テレビでは、バラエティ番組がやっていた。

 嫌な予感はするけど、今は平和……だよな?


「実は、家でlockerが出たときに夢で見たんだよ。屋外プールで少年が膝を抱えてlockerが消えるのをひたすら待っているところを。条件は二つだった」

 唯果は、えっという顔をして驚いていた。

 やっぱり何か知ってるみたいだな。

 唯果は口を開く。

「……そんなはずはない。今のところ地球にlockerを出現させたことがあるのは第四王国だけ。間違いないよー。それに、そのlockerがもし第二王国のものなら、今でも発動し続けているはず。第二王国のlockerは条件が二つかつ継続系。なにか装置でも外さない限り発動し続ける」

 どういう……ことだ?

 それこそありえない。俺は確かに見たんだ。

 そこで俺はある可能性を口にしていた。


「もしかして――――未来で起きたことを見ていた……とか?」

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