第十五話 第四王国
ほんとすみません。時間がなくて途中で終わってしまいました。
木曜日まで学校のゼミ旅行とやらがあるので更新はできません。
すみません。頑張ります
俺はいつものように学校へ行き、ホームルームが始まる30分前に教室に入った。
硬大はまだ来ていない。どうせ時間ギリギリに来るんだろうな。
教室には梓がいて、椅子に座って本を読んでいた。
「おはよう。相変わらず早えーなお前」
梓は俺に気付いていなかったみたいで、いきなり声をかけられてビクッと少し跳ねた。
「おはよう。いきなり声かけないでよ」
「じゃあどうしたらよかったんだよ」
来るのが早すぎたのか教室には俺と梓しかいなかった。
「ねえ、もし私が宇宙人だったら、どうする?」
急に意味わからないことを聞いてきた。梓らしくない。
そこでふと梓の本が目に入る。
タイトルは『宇宙人は存在するのか』というものだったが、なんでこんな奴がこんな本読んでいるのか不思議でならない。
「どうもしねーよ。梓は梓だろ」
「は、は? 何言ってるの? き、気持ち悪いよ」
なぜか梓は顔を真っ赤にして俯いた。
女ってよくわからんなー、と俺は思いながら自分の席についた。
「着いたー」
俺は唯果のその言葉で目を開けた。
目の前には様々な形の建物が建っていた。地球と違い、かなり変な形をしている。
辺りは真っ暗で、静寂に包まれていた。
「やばいな、二年前までこんなところで生活してたのか俺」
唯果と副は何も言わず、ひたすら歩く。
約1キロ歩いたところで大きな門が見えてきた。城門だろうか。
門の前には兵士みたいな人が二人いて、唯果はその人達に話かけていた。
兵士は、はっ、とした表情をしてすぐに門を開け、俺達はその先へと進む。
「硬大が病欠って珍しくないか? いつも休まないのに」
「そうだね。…………なんで光翼と二人でご飯食べてるんだろう私」
硬大は病欠で学校を休んだらしい。
別に不思議ではないけど、硬大が学校を休むというのは稀で、今までほとんど休まず学校に来ていた。
「あれ? 今日は硬大くん来てないの?」
叶未が硬大を探しに教室に入ってきた。
「病欠らしいぞー」
なぜかわからないけどさっきから梓が叶未を睨んでいた。
なんか恨みでもあるのか?
「わかりましたー。ありがとうございますぅ」
硬大が来ていないことを確認すると、すぐに教室から出て行った。
「なあ梓、お前あの子嫌いなのか? さっきから睨んでたけど」
「どうだろうね。嫌いというか……ううん、なんでもない」
俺達は城の一階で足止めをくらっていた。
lockerが張られていて、条件は、久しぶりに第四王国部隊の練習相手になること。
俺は十人を相手にしたが、たいしたことはなかった。
この国の部隊はこんなにも弱いのかと少し驚いたが、五部よりかは強かった気もする。
三階へ上がると二つ玉座があり、そこに王と女王が座っていた。
「久しぶりだね隊長」
王が話しかけてきた。適当に話を合わせることにした。
「お久しぶりです…………え、えと」
いきなりダメだった。
そのとき、女王が初めて口を開けた。
「まさか王の名前を知らないとか言わないよな隊長?」
俺は、嘘を吐いても意味がないと思い、本当のことを言った。
「実は二年前までの記憶が全部ないんです。原因はわかりません」
王は眉間に皺をよせ、女王の方を向いた。
「ポリンちゃん、それってもしかして」
「いや、それはありえん。適当なこと考えるなバカ」
二人の発言が気になったが、俺は本題に入ることにした。
「女王様、お願いがあります。今すぐlockerの出現を止めてください」
「いいだろう」
即答だった。なんの迷いもなく女王はその言葉を口にした。
嫌な予感しかしなかった。
女王は隣に置いてある飲み物を飲む。
「そのかわり、カナンには王子と結婚してもらう」




