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locker  作者: いつわ
二章
15/77

第十五話    第四王国

ほんとすみません。時間がなくて途中で終わってしまいました。

木曜日まで学校のゼミ旅行とやらがあるので更新はできません。

すみません。頑張ります

 俺はいつものように学校へ行き、ホームルームが始まる30分前に教室に入った。

 硬大はまだ来ていない。どうせ時間ギリギリに来るんだろうな。

 教室には梓がいて、椅子に座って本を読んでいた。

「おはよう。相変わらず早えーなお前」

 梓は俺に気付いていなかったみたいで、いきなり声をかけられてビクッと少し跳ねた。

「おはよう。いきなり声かけないでよ」

「じゃあどうしたらよかったんだよ」

 来るのが早すぎたのか教室には俺と梓しかいなかった。

 

「ねえ、もし私が宇宙人だったら、どうする?」

 急に意味わからないことを聞いてきた。梓らしくない。

 そこでふと梓の本が目に入る。

 タイトルは『宇宙人は存在するのか』というものだったが、なんでこんな奴がこんな本読んでいるのか不思議でならない。

「どうもしねーよ。梓は梓だろ」

「は、は? 何言ってるの? き、気持ち悪いよ」

 なぜか梓は顔を真っ赤にして俯いた。

 女ってよくわからんなー、と俺は思いながら自分の席についた。











「着いたー」

 俺は唯果のその言葉で目を開けた。

 目の前には様々な形の建物が建っていた。地球と違い、かなり変な形をしている。

 辺りは真っ暗で、静寂に包まれていた。

「やばいな、二年前までこんなところで生活してたのか俺」 

 唯果と副は何も言わず、ひたすら歩く。



 約1キロ歩いたところで大きな門が見えてきた。城門だろうか。

 門の前には兵士みたいな人が二人いて、唯果はその人達に話かけていた。

 兵士は、はっ、とした表情をしてすぐに門を開け、俺達はその先へと進む。

 










「硬大が病欠って珍しくないか? いつも休まないのに」

「そうだね。…………なんで光翼と二人でご飯食べてるんだろう私」

 硬大は病欠で学校を休んだらしい。

 別に不思議ではないけど、硬大が学校を休むというのは稀で、今までほとんど休まず学校に来ていた。


「あれ? 今日は硬大くん来てないの?」

 叶未が硬大を探しに教室に入ってきた。

「病欠らしいぞー」

 なぜかわからないけどさっきから梓が叶未を睨んでいた。

 なんか恨みでもあるのか?

「わかりましたー。ありがとうございますぅ」

 硬大が来ていないことを確認すると、すぐに教室から出て行った。

「なあ梓、お前あの子嫌いなのか? さっきから睨んでたけど」

「どうだろうね。嫌いというか……ううん、なんでもない」











 俺達は城の一階で足止めをくらっていた。

 lockerが張られていて、条件は、久しぶりに第四王国部隊の練習相手になること。

 俺は十人を相手にしたが、たいしたことはなかった。

 この国の部隊はこんなにも弱いのかと少し驚いたが、五部よりかは強かった気もする。

 三階へ上がると二つ玉座があり、そこに王と女王が座っていた。

 

「久しぶりだね隊長」

 王が話しかけてきた。適当に話を合わせることにした。

「お久しぶりです…………え、えと」

 いきなりダメだった。

 そのとき、女王が初めて口を開けた。

「まさか王の名前を知らないとか言わないよな隊長?」

 俺は、嘘を吐いても意味がないと思い、本当のことを言った。

「実は二年前までの記憶が全部ないんです。原因はわかりません」

 王は眉間に皺をよせ、女王の方を向いた。

「ポリンちゃん、それってもしかして」

「いや、それはありえん。適当なこと考えるなバカ」

 二人の発言が気になったが、俺は本題に入ることにした。

「女王様、お願いがあります。今すぐlockerの出現を止めてください」

「いいだろう」

 即答だった。なんの迷いもなく女王はその言葉を口にした。

 嫌な予感しかしなかった。

 女王は隣に置いてある飲み物を飲む。

「そのかわり、カナンには王子と結婚してもらう」

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