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プロローグ
なんでこんなことになったのだろう。
私の目の前には黒いコートを羽織り、黒いズボンを
はいた男が立っている。
背がスラリと高いのだが猫背なのが少し気になる。
それよりも男の手にあるものはなんだろう。
銀色できらりと怪しく光っている。
「変な動きしたら刺すぞ」
そう言って私にその銀色のものを向ける。
しかし私が刺されるはずがないのだ。
変な動きをするも何も逃げる気がないのだから。
じーっと見つめあう二人。
共通点といえば何かと冷静な面である。
なんでこんなことになったのだろう。




