story22 たまの暇
えっと、今は大会前日の朝ですね・・・・え?昨日のあのあと?
まずシェイドさんがあらわれた・・・ついでにベクトさんも・・・シェイドさんに言われた
大会終わるまで町からでないこと・・・今の俺だともし何らかの方法で情報を得て魔武器狙いで赤プレイヤーが襲ってきたら死ぬからだとか
んで、そのあと大会に向けてのコンビネーションの練習やらなんやらで忙しいからなんとかで解散になって今
今は宿にいる
・
・・
・・・
・・・・「暇だ」
今まで戦闘ばっかだったから突然ダンジョンへ行けないと言われてもやることがない
・・・・『マルチーズ』に行こう
−−−−『マルチーズ』店内
「へい、らっしゃい」
久しぶりに聞く声の主はジニーさん?うん多分ジニーだ
「久しぶりですジニーさん」
「なあ、俺の名前ってそんなに覚えづらいか?ジンだ。ジン!」
そんなやりとりをして暇つぶしに来たことをさらっといった
とりあえずいろいろ喋って適当に出た
よくよく考えたらあまり町を見てないことに気がついた
「だったら町探索もいいか」
町を見てまわった
・・・・日が暮れた
・・・・迷った
「ここどこ!?」
えっと整理しよう。まず、大通りを見てまわった、次に面白そうだから路地裏に行って少しして今の現状・・・・
なんかいい方法ねーかなーと思ったが
「マップ見りゃいいじゃん」
こんな簡単なことに気づかないとは・・・
「・・・あれ?」
なんかまたマップが見れない・・・・でも今回のは妨害系スキルのせいだとすぐわかった。ちゃんと『マップを表記できません』ってでているから
誰だろうかこんなところで《マップジャマー》を使ってる奴は・・・とりあえず視認できる範囲には人はいない・・・・・・・・
まだ他にここからでる方法はないかな・・・・あ
「サモン、チャイルドウルフ」
子狼がいるじゃないですか。
魔法陣から子供の狼がでてきた。
「よし、じゃあシェイドを探してくれ。ほら模擬戦で黒い人」
子狼はキャウッと鳴きながら尻尾を振って走りだした
お?わかったか?とりあえずついていこう
−−−−5分後
まぁまだ着かないだろう
−−−−10分後
・・・・そろそろかな・・・
−−−−30分後
・・・・まだか?
−−−−1時間後
「だ〜〜〜〜」
こいつを信じた俺が馬鹿だった。ぜって〜わかってねぇ。
ここでもう一度マップを見てみた・・・・・・直ってやがるしかもそこ左に曲がったら霧夢のギルドホームだ・・・まさかちゃんとこいつは・・・
ちゃんと連れてきたことが分かった俺は子狼に上等な肉を与えて宿へ行き一日が終わった
この日の謎といえばあの《マップジャマー》はなんだったんだろうか?謎は謎のままに終わった
次回予告
ライカ(※以下ライ)「はい、どうも次回予告が始まりました」
シエル(※以下シエ)「ライカちゃん固いわよ・・・ほら肩の力を抜いて・・・はぁはぁ」
ライ「変なトコ触り出した!変態だよそれじゃ。落ち着いてシエルさん」
シエ「お姉さんを甘くみてもらってはいけないわよ・・・・・さあ、私のことをお姉ちゃんと呼んで!」
ライ「やっぱただの危ない人だよ・・・・あっ、シェイドさん助けて!」
シェ「おやおや、ライカ君どうしたのですか・・・シエルが変態?・・・・・・私の身も危険そうですね・・・・・・・ライカ君私は時間を稼ぎます私を置いて逃げなさい」
ライ「シェイドさん。それ死亡フラグだよ」
シェ「大丈夫、すぐに追いつきますよ」
ライ「完成させちゃったよ!・・・・・シェイドさんの死は無駄にはしません・・・・さようなら」
シェ「・・・次回より大会編が始まります・・・・これが最後の言葉になるのでしょうか・・・・・・嫌です。まって〜〜〜ライカく〜〜〜〜ん」
シエ「シェイド、ライカちゃん待ちなさ〜い」
ベク「なあ、トール・・・最近あんま目立たねーな」
トー「俺なんかまだましですよジンさんに比べたら」
ベク&トー「「・・・・・・」」