表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ゆるふわふぁんたじあ(改訂版)  作者: 天空桜
王国の街サルーンとの交流
29/257

26話

屋敷の地下室にて


凛達が用意した地下室は高さ5メートル、縦横50メートル程あり、全ての面が真っ白だった。


「わー、真っ白ー!」


訓練で使う時の部屋(神界の大部屋)みたいな感じだね!」


凛と美羽の次にエルマとイルマが地下室へ入り、前を歩きつつ、周りを見渡しながら感想を漏らした。


そんなエルマ達の後ろに雫達が続き、感心したり興味津々と言った様子で部屋を見回している。




やがて最後に小夜が入り、10秒が経った頃。

藍火をお姫様抱っこの状態で抱え、不満の表情を浮かべた火燐がやって来た。


「あ、火燐。藍火を運んでくれたんだね。ありがとう。」


「ん?…おう。」


しかし凛からお礼を述べられて恥ずかしくなったのか、返事を済ませた後にそっぽを向く。

耳は真っ赤になっており、それが照れ隠しだと誰の目にも明らかだった。


「あー!火燐ちゃんがデレた♪」


「デレた。」


「デレたねー!」


「デレましたね…。」


美羽が右手を口元にやりながら嬉しそうにからかい、雫、翡翠、楓がそれぞれ同意の意を示した。


「お前ら!デレたデレたうっせーぞ!」


これに火燐が頭に来たらしく、藍火を抱き抱えたまま美羽達の方を向き、地団駄を踏む等して突っ込みを入れた。


凛達はそんな火燐達を見てほっこりとしており、笑顔や温かい視線を彼女達に向ける。


「つかよー、皆して酷いじゃねぇか!こんな状態の藍火をほったらかしてさっさと行きやがって!」


その後もデレたデレてないとの言い合いを行っている内に、火燐が先に焦れてしまった様だ。

話題を変えるのも兼ね、抱き抱えた状態の藍火を前に突き出した。


「うへへ~。」


藍火は安らかな寝顔を浮かべており、相変わらず涎を垂らしそうになりつつ、寝言まで言っていた。


そんな藍火を見た火燐はピシッと固まり、笑顔を浮かべながら藍火を持ち上げ、そのまま床に叩き付けようとする。


火燐の様子にいち早く気付いた凛が下から藍火を支え、美羽は凛の手伝いをしようとしたのか火燐の後ろに回り込み、彼女を羽交い締めにした。

それから、凛達3人はそれぞれ必死になりながら全う場面も。


「藍火は貴方直属の部下。」


「…!そりゃそうだけどよ、藍火はこれから…。」


「…それに、実は火燐が面倒見が良いと私達は知っている。だから(藍火を)貴方に任せた。」


「…そうかよ。」


火燐は済まし顔で告げた雫にじと目を向けるも、初めて雫から褒められた事で目を見開いた。

しかも続けて皆から頷かれる形で同意を示され、恥ずかしくなってしまった様だ。


ぶっきらぼうに答え、再び照れ臭そうにそっぽを向いた事で地下室が笑いに包まれた。


火燐は最初こそ面白くなさそうにしていたものの、やがて口元に笑みを浮かべ、皆と同じく笑う様になる。




それから、凛はもう大丈夫と判断したらしく、(おもむろ)に入口とは反対方向に向けて歩き出した。

そんな凛に不思議そうな視線を火燐達が向けていると、やがて凛は部屋の中心からやや右の位置の所で止まる。


火燐達は益々疑問の表情を浮かべるも、凛がキングサイズよりも2回り位大きい布団を無限収納から取り出し、その場に敷いた事で納得がいった様子となる。


続けて反対側となる左側へ向かい、同様に布団を敷くのだが、それに併せ、この部屋は元が8畳位の広さだった事。

それと時間の流れが部屋の内と外では異なり、外での1分が部屋の中だと2分…つまり、名付けや進化に掛かる時間が半分で済むとの説明を行う。


凛の説明を受けた一同に衝撃が走り、それは火燐も同じだった。


火燐は驚いた影響で力が抜けたらしく、それまで抱き抱えていた藍火を床に落としてしまう。

そして美羽に指摘された事で我に返り、慌てて藍火を見ると、藍火は眉間に皺を寄せたりしたがすぐに安らかな表情へと戻った。


これに一行は安堵し、火燐はやんわりと注意を受けつつ、藍火を抱き直した。


凛はそんな火燐を苦笑いで見た後、藍火達をそれぞれの布団の上に寝かせるよう促す。

火燐と暁は布団の上に藍火と玄を乗せ、それを確認した凛と美羽は無限収納から大きめな毛布を取り出し、2人に掛けた。


「これで後は藍火と玄が落ち着くのを待つだけだね。」


「なぁ凛。本当に時間の流れがこの部屋だけ違うのか?」


「うん。でもどうしても気になるなら、後でリビングの壁に掛かってる時計で確認してみると良いよ。」


「いや、大丈夫だ。そうまでしてやる程の事じゃねぇよ。」


「そう?あ、そうだ。この部屋についてだけど、衝撃に強いとは言えない造りなんだ。だから、出来れば魔法とか威力の高いものの練習は行わない様にしてね。」


「ああ、分かった。」


凛と火燐が会話のやり取りを行い、皆が頷いた直後。

『ぐぅぅぅぅ』と、お腹の鳴る音が部屋中に響いた。


音の出所はイルマらしく、彼女は恥ずかしそうにしながら腹部を押さえている。

そしてイルマ以外の全員が、イルマを見てくすりと笑みを浮かべたり、或いは吹き出す等して笑い、それがしばらく続いた。


イルマは恥ずかしさの余り縮こまってしまい、凛が遅めの昼食にしようかと告げつつ、イルマに手を差し出す。

イルマが凛の手を取ると凛が引く形で歩き出し、その後ろを笑顔の美羽達が付いて行った。




リビングに戻り、凛が皆に何が食べたいかを尋ね、美羽がサルーンでチャーハンや海鮮あんかけチャーハンを振る舞ったとの補足を行う。

すると火燐達は味を思い出したのか、満場一致で海鮮あんかけチャーハンが食べたいとなった。


そして皆で海鮮あんかけチャーハンを堪能した後、凛はデザートとしてショートケーキやパンケーキ、どら焼き、苺大福、それと楕円状で一口大のチョコレートを用意する。


パンケーキとどら焼きは既に食べた経験があり、ショートケーキはパンケーキと似ているとの認識から、瞬く間になくなった。

しかし今回初めて見る苺大福はその大きさから、同じく初めてのチョコレートは、黒っぽい色と形状が美味しそうに見えないとの理由から共に不人気だった。


凛はフォークで苺大福を切って断面を見せ、反対の手でチョコレートを持ち、パンケーキやホットケーキのソースに使われたものの味だと説明して口の中に入れる。


火燐達は白い膜(餅の部分)の中にソース等の柔らかいものが入っていると思い込んでおり、1口で食べきらなければ(中身が零れたりして)色々と悲惨な事になると思っていた。


それとチョコレートの方だが、当時は争奪戦による早い者勝ち、しかも何でも美味しく感じており、しかも(固体)ではなくソース(液体)だった為に気付かなかった様だ。

凛からの説明を経て恐る恐る食べ始め、その甘酸っぱさや甘さに驚き、再び取り合いとなった。


当然ながらすぐに空っぽとなり、期待の視線が凛へ向けられ、凛は困った様子を浮かべる。


それから、火燐達はデザートのお代わりを何回か行いつつ、今日起きた出来事について話し合いを行った。

するとあっという間に1時間が経過し、それに気付いた凛は片付けに入り、他の者達も協力していく。




10分後


「それじゃ、良い時間になったし、僕はオークキングの肉を受け取りに街へ行ってくるよ。」


片付けが終わり、凛はそう言いながら入口に向かう。


「あ、マスター待ってー!ボクも行くー!」


そんな凛の後ろを、美羽が慌てて追い掛け、ドアへ着く頃には合流を済ませ、揃ってリビングを後にする。


「忙しい奴らだなぁ…。」


「ふふっ、そうだね。」


凛達がいなくなった後、火燐はソファーで寛ぎながらやれやれと言った表情で。

翡翠はくすくすと笑ってそれぞれ話し、今度はリビング内で笑いが起きたりする。




凛達は屋敷を出てすぐに跳躍し、そのまま飛行による移動を行った。

そしてサルーンから50メートル程手前の所で着地、門のある所まで歩く。


サルーンの南門には10人程が並んでいたのだが、その内の7人が冒険者パーティー(3人パーティーと4人パーティーの組み合わせ)らしく、割とすぐに凛達の番となった。


「凛殿は先程飛ぶ所を拝見したので知ってはいましたが…美羽殿も飛べたのですね。もしかして紅葉殿も…。」


「あ、いえ。紅葉は()()です。ワイバーンだった子は飛べたかも知れませんが、まずは歩く練習をさせたかったので…。」


「ソウデスカ…。」


門番は最初苦笑いを浮かべていたのだが、凛の答えにより微妙な顔で、しかも片言での返事となった。


「あ、それと他にも仲間がいますが、飛べる子と飛べない子の比率は半々と言った感じでしょうか。」


『………。』


そこへ更に凛が思い出した様子で話し、警備や成り行きを見ていた者達は疑わしい様な、羨ましい様な、何とも言えない様な視線を凛達に向けていた。


凛達は(我に帰った)門番から案内を付けるかの申し出を受けるも、それを断って街の中へと入る。


周囲から注目の的になるのを自覚しつつ、見て見ぬふりをして冒険者ギルドに向かう。

そして解体場に入ると、凛の事を待っていたワッズから話し掛けられ、話している内に職人達からオークキングの肉…それも2キロ毎に分けられたものが計20個届けられた。


どうやら、やりがいのある仕事を提供した凛に気を遣ったらしく、職人全員が実に良い笑顔を凛に向けて来た。


凛は嬉しくなり、これからも宜しくとの意味やお礼を込め、その内の1割である2個とファ()ティ()グチ()ン2羽をワッズ達に提供する。

ワッズ達は最初断ろうとするも、凛が機会さえあれば補充可能と告げた事で最終的に受け取る形となり、次々に感謝の言葉を述べながら握手を求めて来た。




ファイティングチキンは鉄級上位の魔物で、1メートル程の大きさの鶏の見た目をしている。

そして、普通の鶏よりも発達した腕、それと足による格闘を中心とした戦い方を仕掛けて来る。


攻撃による威力や衝撃は中々のものなのだが単独を好み、群れても少数、しかも目標とする相手にしか意識が向かない。

その為、別な者が左右や背後に回って倒すと言うのがお約束となっている。


先程凛達が屋敷へ帰った際、残り100メートルと言う所で2体のファイティングチキンと遭遇した。

美羽と紅葉は迎撃態勢に入ろうとしたのだが、凛が自分1人で大丈夫と言って前に出た。


2羽のファイティングチキンは()を突き出したり蹴りを放つも、その悉くを凛の両手(夫婦手)により簡単に捌かれた。

そしてどちらの個体も、(カウンターとして放たれた)凛の手刀により首の骨を折られ、口から泡を吹く形での最期となった。


因みに、ファイティングチキンが進化し、150センチ程となったものがアキュート(激しい)チキンとなる。

アキュートチキンは金級に近い強さを持っており、金級昇格試験に使われる事もしばしば。




凛達は今日の予定が全て済んだとあり、30分程解体場で時間を過ごした。

それからギルドを出て街の外へ向かうのだが、来た時よりも多くの人達から見られているのに気付く。


凛が歩きながら耳を傾けてみた所、風魔法を巧みに使って空を飛んでいただとか、ガイウスのお気に入りらしいとか。

(見た目の良さから)どこかの令嬢だろうか?と言った内容のひそひそ話が聞こえた。


凛は内心苦笑いを浮かべつつ、特に危害を加えようとしないとの判断から、スルーする事にした。


凛達は本日何度目かの南門に訪れ、門番に軽い挨拶を済ませた後、自分の屋敷へ飛んで帰って行った。


「…凛さんは他にも仲間がいるって話していたが…その内来たりしてな。しかも全員が飛べる様になったとか言って…。」


「止めてくれ!さっきの(ワイバーンとの)戦いもまるで本気じゃなかったみたいだし、本当に凛さんが仲間を連れて来たらどうすんだよ?対処どころの騒ぎじゃないぞ。」


「ははっ、悪い悪い。冗談だって。」


「冗談で済めば良いが…。」


凛達がいなくなった後、片方の門番が冗談混じりで話し、凛の相手をした方の門番がうんざりした様子で答えていた。


先程、アルフォンスが先頭で門番達とやり取りを行ったのだが、その際に凛達の強さを伝えている。

笑っている方の門番の男性は楽天的で、凛がワイバーン達と戦った時は凄い位しか思っていなかった。


しかし、もう片方の男性は(どれ位いるのかは分からないが)凛の仲間がいずれも手練(てだ)れ揃いだろうと判断し、相方のあっけらかんとした様子を見て憂鬱な気分となる。




約4時間後の午後7時頃


「オークキングの肉が手に入ったので、今日の夕食はしゃぶしゃぶにしようと思いまーす!」


全員が揃ったダイニングに凛の声が響き渡った。


ダイニングにはテーブルが6つあり、その内の3つを今回使用し、1つを凛、美羽、藍火、火燐が、

1つを雫、翡翠、楓、エルマ、イルマが、

最後の1つを紅葉、暁、旭、月夜、小夜、玄がそれぞれ座る。


そしてテーブルの中心にカセットコンロの様な見た目の簡易式魔導コンロが設置され、その上にしゃぶしゃぶ用の鍋が置かれている。

既に出汁の昆布が入れてあり、鍋の両隣に肉や野菜の乗った皿もスタンバイ済みだ。




玄は午後4時頃に、藍火は10分程前にそれぞれ目を覚ました。

藍火は名付けよって進化したものの、目覚めた際にドラゴンの姿に戻った…等と言う事はなく、見た目も変わっていなった。


一方の玄はと言うと、身長130センチと小柄。

凛よりも少し短い黒髪となり、小学校高学年か中学生になりたてにしか見えなかった。


そして種族だが、玄が寝始めた頃に皆で話し合った結果、実験も兼ねて悪魔族に進化させようとなり、(ナビの誘導もあって)下級悪魔へと進化していた。


藍火は多少寝ぼけてはいたものの、自力で地下室を出てリビングに向かう事が出来た。

しかし玄はパニックに陥って泣き出してしまい、ナビから報告を受け、何事かと思って来た凛を見るや否や、いきなり抱き着いて来た。(勿論素っ裸で)


玄は凛から頭を撫でられた事で安心した表情となり、藍火が目覚めるまで時間が掛かるだろうとの判断から、先に入浴を済ませる事に。




凛は辺りをきょろきょろとしながら玄の手を引き、誰もいないリビングを抜けて浴室に入る。

そして凛が玄の体を洗っていると、バスタオル姿の美羽と翡翠が入って来た。


「マスター来たよー!…誰?」


美羽が元気良く告げると、玄が凛の横からひょこっと顔を出し、凛は何故か困った様子となる。


「マスターが体を洗っていると言う事は…もしかして玄君?」


「うん、そうだよ美羽お姉ちゃん!」


「お、お姉ちゃん?美羽ちゃん、玄君にお姉ちゃんて言わせてたの?」


「少しでも玄君が気を遣わない様に済むって意味でね。…それにしても玄君、見た目に似合わず中々の()()をお持ちですなぁ~。」


「あー…美羽ちゃん。乙女としてその発言はどうかと思うんだけど…。」


そこで美羽が何故か玄の()()()部分を見て満足げな様子となり、翡翠がドン引きした表情で突っ込みを入れていた。


これが凛がきょろきょろとしながら玄を誘導し、困った様子の理由ともなるのだが、玄は小柄な体型にも関わらず、一部分だけが中々に凶悪だった。

凛はそれ以上で、(今は排除しているが)神界で修行を行った際、不慣れな美羽に風呂の使い方を詳しく教えた時に、腰に巻いたタオルが外れてしまったのを覚えていた様だ。


凛も困った表情で美羽を見ていた。




そんなこんなで無事に全員での夕食を迎え、火燐と藍火は今すぐにでも食べたそうにする。


「…この様に肉を鍋の中に通し、ここまで白くなったら食べ頃になります。肉に味を付ける為として、今回はポン酢とごまだれの2種類を用意しました。さっぱりと食べたいならポン酢、濃い味がお好みならごまだれと言う感じでお願いします。」


凛は説明を行いつつ、薄切り肉を昆布出汁が入った鍋の中へ何度か潜らせ、食べ頃になった肉を持ち上げて見せる。

その後、近くにある小さな皿を左手で指し示した。


「それでは頂きます。」


『頂きます。』


「「「(頂きます。)」」」


凛はポン酢が入った皿の上にオークキングの肉を乗せ、箸置きに箸を置いた。

そして皆で両手を合わせたのを合図に、皆が一斉に食べ始めた。


「うんまっ!柔らかいのに肉の味がしっかりとしててたまんねぇぜ!…ご飯とも良く合うしよ!」


火燐は手当たり次第に肉を鍋の中に入れ、食べ頃になるのを見計らってはポン酢やごまだれに付けて食べていた。

しかもご飯は茶碗ではなく丼、更に言えば山盛りとなっているものの、見る見る内にその量が減っていく。


「全くっす!主様に付いて来て正解だったっす!」


火燐より少しペースは劣るが、藍火も(フォークにしては)中々の早さで肉とご飯を食べ進め、


「はい、玄。」


「(食べて食べて。)」


「~♪」


玄は自身の両側に座った紅葉と小夜から交互に食べさせて貰っていた。


他の者達も肉を野菜で巻いたり、タレの食べ比べをしたり、潜らせた野菜を食べる等していた。


凛と美羽は箸の使い方を何度か皆に教えてはいるが、特に旭、月夜、小夜のオーガ組は使いにくそうにしていた。

その為、今日仲間になった藍火に加え、旭達はフォークでの食事となっている。


その後も凛達はしゃぶしゃぶを楽しみ、1日を終える事となった。

しかし、翌日にちょっとした騒動に巻き込まれるとは、この時の凛には想像すらしていないのだった。

凛が用意したチョコレートですが、有名メーカーのアー◯ンドチョコレート位の大きさだと思って頂ければ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ