ベッドルームにて
名前を変えた理由ですが
名前の元ネタがエロゲーに使われていたからです。
AOZに使われているのは知ってたのですが、流石にエロゲーから名前取ったのとか言われたら嫌なんでw
「これで戦争終わってくれるといいんだけど」
ベッドルームでアルベルトにそう言った。最近はベッドに腰掛けながら相談する事が多い、誰かに聞かれる心配ないからね。多分。
「そうなってくれればいいんだが、まだ逃げ出した火種が残ってるからねぇ。まあ、鉄道が完成すればいざという時は大量に兵隊送り込めるし、何とかなるんじゃないか?」
「それなんだけど、本当に機関車は作れないの?アルベルトやモブさんなら作れちゃいそうな気がするんだけど」
そういったらアルベルトの目が一瞬泳いだ。これは、嘘をついてる時の癖だ、学生だった頃はしょっちゅう見てるから誤魔化せないよ。あの頃、アルベルトが私の事諦めようとして嘘で誤魔化してたのちゃんと知ってるんだからね。
「ばれたか、実はディーゼルエンジンなら一応作れるはずなんで、実験中なんだ。ただ、小型のエンジンでも欲しいだけの推力が得られなくて色々試行錯誤しているところ」
全く、なんでこの男は自分がやってることを秘密にしたがるのか。ちゃんと秘密にしておくから何でも話してほしいのに。それに、よりによってわが国で一番の将軍であるモブさんにも秘密にしてた兵器があるとか、全く何考えているのか。
「ちょっと、お願いだから必要な事は話してちょうだい。私の事がそんなに信用できないの?」
と声をかけるとアルベルトは息をひそめてこう言った。
「実は、王宮内にスパイがいる事を疑ってる。ボスにお願いして調査してもらっているんだが、俺の方で情報を流すルートを絞って、どの情報が漏れたかでルートを解明しようかと思って」
いや、まさか本当に信用されてなかったとは。しかも、正当な理由で疑われていた。もちろん私もモブさんも情報をよそに流すようなことはしないだろう。ただ、私やモブさんと会話している時、他に聞き耳を立てている人がいるかもしれない。それを今調査中なのか。
「でも、それをここで話してよかったの?」
「もちろん、ベッドルーム内は安全だと確信が持てるようにしたから話すことが出来たんだよ。いや、こないだ夜うるさいと控室から苦情が来て完全防音になるように魔方陣を組んだんだ」
ぢょっと待って、今聞き捨てならない事を言われませんでしたか?夜うるさいって、私が出した声が苦情の素になるのよね。
「あんたが夜私を責めすぎるから苦情が来るんでしょうが、ちょっとは自嘲しなさい。後、魔方陣に魔力をどうやって供給させてんのよ。夜大事な時に魔方陣に魔力が通らなくなったらまた聞かれちゃうじゃないの」
「ヒロインの魔方陣の応用をさらに充実させたんだ。ミレーユがこの部屋に入ると腕輪から魔力が直接魔方陣に伝わるようになってる。ミレーユがこの部屋に入った途端に防音の魔法が展開されるようになってるから聞かれる心配は無用だ。じゃあ安心して今夜もよろしく」
そういってキスと同時に押し倒される。反撃してもいいっていうけど若者の体にジジイのテクニックを持つスーパーエロス人に前世が喪女だった私が勝てるわけないじゃないの。
ベッドルームで報告書を読んでいた。うろ覚えの知識で作ってみた銃は、やっぱり役に立たなかったようだ。ただし、今回の戦争でルテティアの銃を奪い取ってくることが出来た。それを解析すれば、完璧に同等とまではいかないかもしれないが、少なくとも大負けはしない程度の銃を作ることが出来ると思う。
これで、また陛下に恩返しをすることが出来る。前世の知識があるせいで、悪魔の子だと疎まれていた俺を拾ってくれた大恩ある陛下に恩返しをすることが出来るのは無上の喜びだ。
銃に関しては本当に前線の兵士に申し訳なく思う。前世は平和な時代に生まれたせいか、何をどうすればいいのかがさっぱりわからなかった。溝を掘ってライフルにすればいいとだけは知ってたので、溝を掘ってみて、銃口から弾を入れていたのを何とかしようと思ったのだが、どうすればいいのかさっぱりわからなかった。
結局、射程距離が多少伸びただけのものにしかならず、暴発の危険もあって評価はさんざんだった。まだ試作品だから仕方ないとはいえ、このままでいい訳ではない。ルテティアの侵略に対抗しなければならないと陛下も仰られてた。
蒸気機関の方は評判がいい。前世で、もし転生できたらと思って必死になって勉強したかいがあった。兵士や物資の輸送もスムーズだし、スジの引き方も勉強しまくったので最初は上手くいかなかったことも多かったが、今では手持ちの車両程度なら完璧なダイヤが組めてる自信がある。
「ねえルドルフ、いつまでも難しい顔して書類を眺めてないで、こっちにいらっしゃい」
ふとベッドの上から声をかけられた。彼女はベルタといい、王家の侍女だったのだが蒸気機関の功によって私に降嫁してもらった。多分、世話役と見張り役を兼ねているのだろう。
ただ、根を詰めすぎているのも確かだ。料理も上手だし身の回りの世話をきちんとやってもらっている。ひょっとしたら研究を始めると寝食を忘れる私の事を心配されただけなのかもしれない。
「ああすまない、どうも考え事しだすと止まらなくてな。いつも助かるよ」
そういってベッドに潜り込む、ちょっと疲れているせいか温められた寝床ですぐに寝入ってしまった。
ノクタ送りは大丈夫ですよね。
新連載始めてます。適当に思う付いたときに書きなぐるだけの息子の話です。
ほぼ実話の「長男が発達障害だった」暇なら読んでみてください。
発達障害がネタなのに、毒にも薬にもならない単なる事実の羅列です




