静かな生活から騒がしい生活に逆戻りしました。
ぼちぼち更新してます。
宿に着くまでに復活した騎士達が馬車の上と横に来て鬱陶しいです。折角の景色が見えません。
「ママ〜外が見えないね」
「ママ〜くろいのじゃまだよ〜」
「折角の景色が台無しね。暑苦しい鳥族と鷹族見ても癒されない」
もうすぐ宿に着きます。ライン様が彼らを見たら機嫌が悪くなりそうです。でも、ライン様のペットはやめませんよ、ご飯が美味しいですから。
「もうすぐ宿に着くからご飯に期待しようね」
1日の終わりに美味しいご飯を食べる。幸せになれるわ〜。
「うん!ママ〜楽しみだね」
ハヤテもレオンもにこにこです。ご飯の期待が高まります。ライン様が厳選した土地の名物を頂きます。
「楽しみママ〜」
無事到着しました。鬱陶しい護衛の人もこちらに来ます。
「ハヤテ殿下、あちらでお食事を用意します」
「え?要らないよ。ライン様のご飯食べるから」
「そんな、バカな!」
護衛騎士達が驚いてます。私達は飼い主からしかご飯はもらいません。王様の時も他の人が持って来た物はやばそうなのが沢山ありました。ペットですから飼い主本人からもらうのが安全です。
「リリー、レオン、ハヤテ、ご飯できてるよ」
ライン様が呼びに来ました。私達の後ろにいる集団を一目見て、王様の部下だと分かって嫌な顔をしています。
「わーい、ライン様ご飯下さい」
「ライン様、ご飯ください」
「パパ〜ご飯いっぱいください」
ご飯がもらえればご機嫌な私達です。横には不機嫌な鷹族と鳥族の人がいますが無視です。
「宿に入りなさい。直ぐご飯を食べよう」
るんるんで宿に3人で入ろうとしたら隊長らしき人が言いました。
「シロ様、ハヤテ殿下、どうか王城にお戻りください。お願い致します」
え?断りましたよ初めに、ごめんなさいライン様のペットで楽しいです。
「無理です。ごめんなさい」
「僕もライン様のペットがいい。弟もいるから」
「ハヤテお兄ちゃんといっしょ!」
宿に入ってご飯を食べました。美味しかったです。3人仲良くベッドで寝ながらご飯の夢を見ながら眠りました。