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創造主たちの語らい
「さ、地球上では大きな試合が終わったみたいね」
「まったく騒々しいことだ」
「でも、これであなたもまた一人、お眼鏡にかなった仔を喚びだすことができるんじゃないの?」
八人の試合が行われた直後、遠く。
地球ではないどこかで、彼らは語らっていた。
「そうだな。ガープの野郎があの娘の力を解いてしまったから、こちらの計画はやり直しせねばなるまい」
「ええ。こちらも私がいなくなったときに六人の記憶を封じたから、こちらの世界を変革しようとしたときの対応策は考えておかないとね」
美しい金髪の創造主は黒い靄に向かって語りかける。
黒い靄はその向こう側でその考えにクククと笑っていた。
「“史”に通ずるということは、我々の禁忌さえも理解できるものだ。ぜひ私たちの喚びだしを待っていてくれ、愛し仔たちよ」




