転機
「効率」の世の中を変えてボードゲームの良さを広めるべく立ち上がっ1人の少年がいた。
その名も見意人!
閉塞感で息が詰まる毎日を過ごすうちに"その日"
は来てしまった。
「誰も部員になってくれない」「今日で廃部か……」
そんな思いで学校に着くとしばらくしてHRが始まった。
見意人はまだ知らなかった。共に世界を変える仲間が来ることに。
「今日からみんなと一緒に勉強する仲間です。」
いつもとは違う先生のセリフに見意人は少し感情が動いた。
しかしそれよりも深い絶望に包まれてそれ以上興味は湧かなかった。
~放課後~
「今日で終わりか。僕の思いも目標も。」
ガラガラッ
「ん?」
「私がそんなことさせない」
「え?誰?」
「今日転校してきた三谷百夏よ。あなた、私が自己紹介してる時もそうだし、今日一日中ぼーっとしてたみたいだから気づかなかったのかもしれないわね」
「そんなことにも気づかないくらい落ち込んでいたのか。」
「もう大丈夫よ。さっきも言ったけど私がこの部活を廃部になんかしない。この世界を一緒に変えましょう。」
「でもどうやって?」
「この世界には人々が忘れてしまった、" 好奇心" "思考力" "決定力"それぞれに対応するカードがあるの。その3枚を集めると"力"が発動し世界中のみんなを変えることができる。」
「どうしてそんなこと知ってるの?」
「……今はいいじゃない。また説明するわ」
「そう……わかった……。そのカードはどこにあるかわかるの?」
「ある程度は」
「ある程度じゃダメじゃん」
「それでも、それだとしても、行動を起こさないと何も変わらないじゃない。 あなたも変えたいから行動を始めたんでしょ?絶対諦めたくないんでしょ?」
「そうか…そうだよな。やるしか…ないんだ!」
「わかってくれたようね。それなら私も最大限あなたに協力するわ。 じゃあ早速初めましょう。」
こうして僕と百夏は3枚のカードを探す旅に出た。




