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里帰りをしたら実は魔術師の家系だったと知らされたので、今日から魔術師目指します  作者: 音愛
第七章:魔術師としての新たな生活の始まりです。
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番外編:未玖と暁人5

※少し短めです。

 再び瞼を開けた時には私達は森の中にいた。おそらくは、現代だ。近くに悠里と実の姿もある。

「依頼は完了した。村に行こう」

 村に向かった私達は悠里と実だけを村に入れ、外から状況を見守った。

ーー悠里にある言葉を託して。

「おぉ、悠里に実。おかえり」

杖をつきながら兄妹に声をかけるのは、この村の長老だ。

そんな彼に「ただいま」と返しながら、悠里は実と手を繋いでいった。

「お昼寝してたら怖い夢を見たんだ。村の掟で双子の内の一人が殺されるってすごく怖い夢」

これは、水無瀬暁人が悠里にそう告げるように託した言葉だった。もちろん、事実が変わったかを確かめるために。

それを聞いた長老は目を見開いて驚いた後、すぐに柔らかな笑みを浮かべて悠里の頭を撫でた。

「それは恐ろしい夢を見たね。大丈夫。この村にそんな恐ろしい掟はないから」

それを聞いた悠里と実は瞳に涙を浮かべて頷いた。

「うん……っ」

 それから四日後。悠里と実が命を落とすことはなかった。無事に事実は改変され、呪いのような掟そのものが村から消え失せた。ちなみに、消し去った時間が再び訪れるようなことはないというから驚きだ。神がかった能力だと思うが本人曰く「秩序をねじ曲げ兼ねない能力だから使いどころは考えなきゃならないし、あまりいいもんでもない」とのこと。それは確かにそうだが、今回に関してはなにはともあれ、その能力のおかげで掟はなくなり、兄妹は救われた。全て水無瀬暁人のお手柄だ。

ーーそして。この能力の一端は、この先の未来で暁人の妹

ーー水無瀬千暁に受け継がれることとなる。

※次回更新は明日の予定です。

Copyright(C)2023-音愛

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