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末席魔王。オーリス・ロイスは今日もサボりたい。  作者: 嘘つきな猫
第5章 序列変動 編
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成長より変化を楽しむ

お久しぶりです。

明日からラスト1年、学生を楽しみたいと思います笑

「オーリス。アレを見せてみなさい」

「見せるんですか?」

「どっかの魔王と争った時にほとんどの魔王に見られてるんだから今更出し惜しみする…。まさか、面倒だなって思っているんじゃないでしょうね?」

「そんな訳ある訳ないじゃないですか!そんな事したら私はここで爆死しかねませよ!」

「わかっているなら宜しい。爆死するだけならまだマシな方ですけどね」

「えっ…」

「3秒待ちます。3.2.1…」

「早い早いっ!!3秒どころか1秒もないです!」

「次、口答えしたらお仕置き…」


「来いっ!」


白騎士と黒騎士が空間を割って姿を現した。


「……」

「……」

「あいかわらず無口だな」


「オーリス。これをどの位お前は理解している?」

「理解?それなら全然知りませんけど」

「でしょうね」

「アオスお姉様はなにかしっているのですか?」

「あなたよりは詳しいですよ」

「俺はコイツらが無口な事くらいしか知りませんけど」

「あの子は何も教えてくれなかったのですか?」

「誰のことです?」

「当然あなたの母親であり私の妹から」

「…いえ。特には何も聞かされてはいません。コイツらを渡されてすぐに亡くなったので」

「私があの子から見せてもらった時はその2人は自らの意思を持ち、言葉を話していました。それにそんな物騒な形ではなくある時は白と黒の大きな2羽の鳥を模し、ある時は白い羊と黒い山羊など多種に変化していましたよ」

「そーなんですか?鳥の形は知りませんけど確かに最初は球の形だったよーな。それがいつのまにかこんなゴツゴツな鎧みたいになっていたよーな…」

「2体を出す時何を考えてだしますか?」

「何を?何にも考えませんけど」

「まったくこの子は…」


アオスは額に扇子のさきを当てた。


「貴方にはこれからその力をきちんと使えるようにしてもらう必要があります」

「なぜ?」

「なぜ?とは?私がやれと言っているから。それ以外の理由が必要なのですか?」


オーリスに抱きついていたクリアちゃんが殺気を感じオーリスから離れ上空に飛んだ。


「いえ!それだけの理由で十分です!」

「宜しい。イース共々みっちり仕上げて差し上げます」



オーリスとイースがしごかれていた頃。

多くの人間がいくつかの魔族の国へ攻め混んでいた。


「人間達が壁のすぐ側まで来ております!」


魔王へ報告が入る。


「人間自らとは珍しい。で、数は?」

「およそ7、8万かと」

「たったそれだけか?こちらは30万は兵がいるんだぞ。実力を舐めてるとしか思えん。よほどの阿保が王なのだろう」

「ごもっともです。人間はなぜ仕える相手を選ばないのか疑問でしかないですよ。無能な王ほど無価値な存在だと言うのに、血筋だとか歴史だとかくだらない」

「全くもって同意見です。まだ馬鹿な人間が残っていた事にも驚きですけど、この難攻不落のモンテローザに攻め込んで来るとか頭悪すぎじゃない?ねー、カールス様」

「まぁーいいさ。兵士達も護衛ばかりの仕事で退屈していたところだろ。相手をさせてやれ。指揮は…」

「それなら是非、この魔王様の右腕であるバスモ・ターキンにお任せ下さい」

「いえ!ここは真の魔王様の右腕であるターマック・ハイゼンに是非!」

「これこれ、ここは年長者であり魔王様の信頼の厚い右腕のワルケイ・マードックにお任せ下さい。必ずや期待に応えてみせますぞ」


人間を殲滅するなんて簡単かつ魔王の信頼を得るチャンスに暇を持て余していた血の気の多い者達がこぞって名乗り出た。


「ならここは軍務最高指揮官のヘイゼン・マローに総指揮を任せる。皆の仕事ぶりにも期待しているぞ」

「このヘイゼン、期待にお応えしてみせます」


第39席カールス・モンテローザの城内部も慌ただしくなる。

外ではこれから攻め込もうとしている人間達が大声をあげ士気を高め始めた。


「怯むな!我らには神の使徒様がお力を貸してくださっている!」

「死を恐れるな!神に背を向けることは死よりも恐ろしこと!我々は死してもなお天より再びこの地に舞い戻る事を約束されている!」


モンテローザ領を囲う壁を覆うように武装した人間の兵がゆっくりと進軍する。


「私の加護を受けし人間よ。魔族を打ち倒しこの地を我に捧げよ!道は私が示そう」


神の使徒は壁に向け光の槍を光速でぶん投げ壁は轟音と共に崩れた。


「突撃っ!!!!」


神の使徒と名乗る者が首都モンテロを覆う高き壁の一部を魔法で吹き飛ばしその崩れた箇所から人間達が雪崩れ込んで行った。


「壁が崩されただと!?どこだ!?どこの壁だ!?」

「あちらとあちら、向こう側にも!」

「1箇所じゃないのか!?門には1部隊だけでよい!壁の方へ今すぐ向かうのだ!」

「我々はどちらに!?」

「それなら我らはあっちらへ!」

「それなら私達は向こうだ!急げっ!!」


今までどんな攻めにも耐えてきた壁が何者かの一撃で崩れた事で少なからず魔族側全ての兵に動揺を与えた。


「今、なんと言った!?」

「はっ!壁の一部が崩れそこから人間達が侵入してきております!」

「馬鹿な!」


カールスは椅子から立ち上がり驚きを隠せない。

軍勢最高指揮官のヘイゼンもまさか壁が崩されるとは思わず、兵を壁の上部と入り口に集中させていたため人間達の侵入を簡単に許してしまいあっという間におよそ2万もの人間達が壁の内側に攻め込んできた。


「くそっ!内側に入られた!壁上はもういい!早く降りろ!下だ!下に早く!!うぁっ!!」

「なんだあの光は!?」

「空から矢が!!」


壁上にいた魔族側の兵士に向け光の矢が降り注ぎ次々に無力化していった。

更に内側にに人間達が入り込み門を任せられていた少数の魔族兵を殺し開門させると外で待機していた騎馬兵が一気に雪崩れ込み魔族兵を蹂躙し始めた。


「なんて力だ…」


人間と魔族では身体的能力に歴然の差があるにも関わらず人間1人に魔族兵が5人がかりでも太刀打ちできずにいた。

魔族兵の振り下ろした剣を易々と片手で受け止める。

逆に人間が振り下ろした剣は魔族兵の剣ごと体を真っ二つに切断する。


「これが人間なのか!?ありえない!!」


それでも人間。

無敵になった訳ではない。


剣で腕は切断でき、矢も胸に刺さる。

しかし、その傷は有り得ない早さでふさがり何度倒れても魔族に立ち向かって来る。

魔族達は人間を始めて恐れた。


「進め進め人間ども。我々の為に命を燃やしてな」


そんな人間と魔族の戦いが他の場所でも起こっていた。


ガウス領、ロト領にゴリト領。


ことごとくオーリスが関わった領地へ人間達が同時期に攻め込まれていた。


ガウス領ではオベルが自ら指揮して人間達を葬っていくがやはりここでも倒された人間は復活し何度も立ち向かってきた。

しかし、それに恐れる事なくオベル直轄の精鋭部隊青い鳥籠の面々によって処理されていった。


「燃やせ!跡形もなく消し炭にしてしまえば立ち上がってこれまい」

「皆さーん!ファイトですー!」


外部の映像が壁に投射されているのを玉座に座りながらオベルは声援を送る。


「オベル様!お任せ下さい!ガウス領で人間どもに好き勝手させません!!」

「あー。オーちゃんに会いたいなー。怪我したら心配してくれるかなー。腕とか足に傷つけちゃおーかなー…カチャッ」

「おやめください!オベル様!剣を!剣をお離し下さい!」


オベルは自らの肌を短剣で傷をつけようとしていた。

それを護衛兵が剣の握られた手を必死に抑える。


「そんな事してもオーリス様はお喜びにはなりませんって!どーせなら人間達を殲滅して褒めてもらってはどーでしょうか!!」

「あ…褒められたい。私頑張る!」


オベルが城から飛び出し壁に立つと殲滅級魔法を人間達に向け連発する。


「オーちゃんの撫で撫での為に死ねぇー!死ねぇーー!!死ねぇーーー!!!


モンテロとは違い速やかに都市部へ住民を避難させ魔族側自ら壁の外に出て人間達と戦うことで内側への被害はほとんど無いがその戦いは熾烈を極めた。


その戦いはオーリス不在のロイス領にも降りかかろうとしていた。



間が空いてさしまいすみません。

反省しております。


嘘つきな猫です。


今年はしっかりと国試に向け勉強しながらこちらにもきちんと投稿したいと思います。

感想頂きありがとうございます!

自分で読み直しても誤字脱字が目立ちすぎだと思います、、、。

頑張って修正していきます!

今後とも宜しくお願いします!

感想に評価、ブックマも宜しくー!

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