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末席魔王。オーリス・ロイスは今日もサボりたい。  作者: 嘘つきな猫
間話 ディアの思い、オーリスの変化、たまにファウス  
29/97

末席の魔王オーリス・ロイスは今日もサボりたい 過去編 〜 オーリスとディアとたまーにファウス 〜 中編

遅い投稿になりましたがよければ最後までゆっくりしてってください(^^)/

完結する予定がしませんでした。 ごめんなさい( ;∀;)

「それで俺達はどこに向かっているんだ?」

「いいことをしにだよ」

「お前もやっぱりそういうことに興味あったんだなっ! 今後とも仲良くやっていけそうだなっ」


 ファウスはオーリスの後について猛スピードで大きな森の中を走り抜けてい行く。

 そして森を抜けると手前でオーリスは止まった。


「いでぇっ。 突然止まるなよっ!」

「しぃー・・・。 静かにしてくれ」


 オーリスは無言で目の前を指さした。

 ファウスはオーリスの指をさした場所を見てポカーンとした。


「オーリス。あれってなに?」

「何って、見た通り人間だろ」


「なんでこんな場所に人間が?」

「理由なんて知るわけないだろっ」


「あの人間と、いいことに何の関係があるんだ?」

「小さかったけど声が聞こえたんだ」


「声?! 誰の?」

「さー。そこまでは知らないよ」

「えっ?」

「んっ?」


 ファウスは立ち上がり後ろを向いた。


「おいっ。 どこに行くつもりだよっ」

「帰るよっ!」

「助けてと聞こえたんだ。 だから助けに行かないと」

「知るかそんなことっ! 人間の争いに興味なんてないから。 帰ってお姉さまの谷間をみないと。 それじゃーーーーーーーーっって何すんだっ!」


 帰ろうとしたファウスを引きずって人間達の前にオーリスは歩いて近づいた。



「なんだぁーこいつらぁ」

「子供じゃないかぁ」


「こんな場所に子供だけいるなんて変じゃないか?」

「そーだな・・・・まさか魔族の子かっ!!」


 人間は剣をオーリス達に突然振り下ろした。


 オーリスは剣先を前髪にかすらせはしたが後ろに飛びのき、ファウスはしゃがんで回避した。

 そして再び森の中に逃げ木に隠れた。


「何してんだよ、お前はっ!」

「いやーただの兵クラスなら余裕かなって思ってたんだけど違ったみたい。 すまん」

「すまんじゃねーよっ! 突然首が飛ぶとこだったぞっ!」


 森に隠れて人間達を観察すると、2人だった人間が5人になっていた。


「増えてんじゃねーかよっ!」

「予想外です」

「助けるって言っても誰が何処にいるのかすらわからない、相手の戦力もわからいで突っ込むんじゃねーよっ! 死にたいのかっ!!」


「だから・・・」

「もーいいって。・・・それで、オーリス。 お前はどうしたい?」


「そーだなぁ。 誰かはわからないけど、助けてと聞こえた以上無視はしたくない。 するつもりもない・・・そう約束したから」

「約束? 誰と?」


「・・・とても大切な人と、かな?」

「相手は誰でもいいけど覗き行為をした相手とは思えない、真面目な約束だなぁー」

「それとこれとは別だってっ! だいいち覗きじゃないしっ!」

「はいはい」


 人間達は周りの森を軽く探し、そしてまたもとの位置に戻った。

 1人中に入り、4人が外に残った。



「とりあえず5人以上はいるって事ね」

「多分6人以上かな?」

「なんで?」

「走り抜けていった相手がいなかった。多分まだ中に、それかどこかにいるはず」



「こんばんは。 それって私のことですか?」


 オーリスとファウスは背筋がゾクッと感じ、その瞬間すぐ、その場所から離脱した。


 離脱して振り返ると2人がいた場所にフードを被った相手が2本のナイフを突き刺していた。


「おしいっ。 せっかく一撃で殺してさし上げえようと思ったのですが。 失敗、失敗」


「誰だお前っ!?」

「私ですか? 私は、ただの殺し屋ですよ」


「殺し屋?!」

「今回は殺しというより人攫いです。 怪しい魔族が近くにいると聞いて来てみればまだ子供じゃないですか」


「人攫いが何で人間のいないこんな場所にいるんだっ」

「質問が多いこだねぇー。 正確には人は攫ってませんがね」


「どぉー言うことだ?!」

「あなた達が生きていたら教えて差し上げますよ。 またどこかでお会いできたら嬉しいですけど。 それではさよぉーならぁ~」


 目の前の相手は自分の影に入るように地面の中に消えていった。

 そして再び現れた時には血の海ができていた。


「んっぐぁっっっっ・・・」


 隣の声に反応して横を見ると、ファウスの横腹から銀色に鈍く光るモノが飛び出ていた。


「ファウスっ!」


「あれ? 急所をはずされた? これでも駄目とは。 2回も外すなんて久々ですねぇー。 あぁー。本当に久々だぁぁ」


 フード越しに見たその相手は目の瞳孔を開かせ、口から涎を垂らし体を震わせていた。 


「最高だぁ。 これだから殺しを辞められないぃぃ・・・ おぉぉ。 神よぉぉー。 この出会いに感謝いたしますぅぅ」


 横腹に続いて左脚にもナイフが突き刺さりファウスは前のめりに倒れた。

 それを見てオーリスは相手に殴りかかったがすぐに相手はまた影の中に消えていった。


「大丈夫かぁ?! 血がっ」

「大丈夫に見えるかぁ・・・」

「そんな冗談言ってる場合じゃっ・・・!!」


 オーリスは会話を中断しファウスを担いでその場から逃げた。

 しかし、相手は黙って逃がしてはくれなかった。


「駄目ですよぉー。 もっと私と遊んでくださいぃ」

「ふざけるなっ! 誰がお前のような変質者と遊ぶ必要があるっ!」

「でも、遊んでくれないと、そのお友達死にますよぉ~毒で。 友のために必死に戦ってその友の前で殺される。 なんて興奮する場面でしょうぅぅ。 さぁー。殺りましょぉぉぉ。 さぁー殺されましょぉぉ__ね~」

「そんなもの知るかっ!」


 ファウスを担いでその場からオーリスは全力で逃げた。

 オーリスが必死に逃げる姿を興味をなくしたような顔で相手は黙って見逃してくれた。




「ここまでくればいいだろ」

「お前だけ・・・逃げろよ・・さっき毒と・・・か言って・・たしな」

「それなら問題ない。 今日のことは内緒にって聞こえてないか」

「そぉー・・・___」


 ファウスが気を失うとオーリスは空に円を描いた。

 それからしばらくして。




「おっおぉぉーっ!!」


 ファウスは意識を取り戻した。


「おっ。起きたっ! 手遅れにならなくてよかったぁ・・・」

「起きたよっ! ってあれっ? 俺死ななかったか?」

「いや、まだ生きてるよ」


 ファウスは自分の体を触り、刺された横腹と脚を触るが傷跡が見当たらなかった。


「俺、刺されたよな?」

「俺のせいで刺された。 こんなつもりはなかったけど巻き込んで悪かったと思って反省している」


「 ゴンッ 」


 ファウスはオーリスの頭に拳骨を食らわせた。


「いぃーてぇー・・・」

「これでチャラ。 俺は謝らないし、お前も謝るなよ」

「意外と心が広いな」

「褒めているのかそれ?」

「一応な」

「お前しかいないってことはオーリス、お前が助けてくれたんだろ?」

「まぁー、遠回しにはそーなるかな?」

「ちょっと何言っているかわからないけど、助けてくれてありがとな。 本気で死んだと思ったぁー。 死ぬなら美女の巨乳の谷間に挟まれて死ぬって決めてたから本当に助かったっ!」

「俺はそんな死に方は恥ずかしくてしたくもないけど・・・。 怪我の原因は勝手に飛び出した俺のせいだから、礼はしなくていいよっ」


 一段落するとファウスは大きく息を吸い込んだ。


「すぅー・・・よしっ! 行くかっ」

「どこに?」

「リベンジに決まっているだろ。 やられっぱなしは俺の性格が許さないんだよ」

「あいつにか?」

「お前はいいのか? 大切な人との約束破って?」


「・・・・・・」


「今度は俺も油断しないし、相手の実力も見れた。 次は同じ結果にはならないって。 それにお前も色々実力、隠してるんだろ?」

「・・・・・」

「無言ってことはそーういうことだな。 期待してるぞっ! また死にそうになったら助けてくれよっ!」


「ファウスっ。 お前って変わってるって言われないか?」

「別に? むしろお前も変わってるだろ。 空耳を信じて助けに行くとか変人そのものだろ」

「そーかもなっ」


「それじゃー。行くか」

「おうっ」



 ファウスは右手を差し出した。


「・・・・・ん?」

「ん? じゃねーよっ! 握手っ! わかる?! 握手だよっ!」

「握手はこれが片付いてお互い生きていた時じゃないか?」

「いーねっ! そゆーの好きだわ」


 差し出した右手を握りオーリスに向けた。


「俺そーいうたいぷじゃないんだけど」

「いぃーからっ!」


 オーリスは少し恥ずかしそうに自分の拳をファウスの拳に軽くぶつけた。

 その後、逃げてきた道を戻り2人は戻って来た。


「今度は正面から堂々とはいかずに慎重に1人ずつ潰してく。 それでいいか?」 

「それが妥当だな。 それじゃー気配を消す魔法かけとくわ」

「ファウスは器用だな」

「逃げることに慣れてるから任せろっ!」



 それから周辺に気を配りながらオーリスとファウスは動いた。



「 ガサッ 」

「ん? なんだ?! 誰かいるのかっ!?」


 1人離れて巡回していた相手をまず狙った。


「んぐっっ・・・ゴボッ・・・ばなぜっ・・・だずげぇ・・・」


 水球を人間の頭に取り憑かせると人間は面白いように踊ってから倒れた。


 本来魔族は人間よりも物理的な力、腕力等が数倍、数十倍はある。

 魔力量に関してはそこらの人間とは桁が違う。

 

 しかし、子供の2人の腕力はそうでもないが魔力量だけなら人間の選ばれし勇者とか言われる相手と同程度はすでにあった。

 2人の基本的な能力値は同世代の魔族の中でもずば抜けていた。

 しかし、それは知るのは魔王立学園に入学してからの話である。


 それから順調にそして慎重に1人ずつ残りの3人を片付けていった。 


「これで外にいる人間は片付けたな。 準備はいいか?」

「当然。 あいつにリベンジ早くしたいし、ガンガン行こうぜっ!!」


 2人は顔を見合わせたあと静かに建物の中に侵入していった。

完結できませんでした。

嘘つきな猫です。


書いていったら結局まとまらず中編となり、すみませんでした。

絶対次の後編で完結したいと思いますっ! 絶対っ!


その後には、いつものオーリス達の話に戻りたいと思いますので今後ともよろしくお願いします( ;∀;)

気が向いたらブックマ、評価それにぜひ感想をお願いしまーす(^^)/


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