末席の魔王オーリス・ロイスは今日もサボりたい 過去編 〜 オーリスとディアとたまーにファウス 〜 後編
やっと完成しました( ;∀;)
ちょっとネタバレ要素があるので気にする方は末席脱出編が終わってから見てください( ゜Д゜)
気にしない方はよければ最後までゆっくりしていってくださーい(^^)/
無事に侵入を果たした2人は外の人間から借りた剣を構えて気配を慎重に探る。
しかし、反応があるのは少し離れた部屋にある小さな反応1つだった。
「ファウスはどー思う?」
「フード野郎がいない時点で罠の可能性大だと思うが……たまたまアイツが食事休憩中で、遠くのどこかにご飯を食べに行った可能性もなくはない。 そんなわけないよなー」
「残念ながらそれはなさそうだ……」
オーリスは突然ファウスに向けて剣を振り下ろし突き刺した。
「あぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーっ!!!」
そして悲鳴が静かな森の中に響き渡った。
「悪いけどそう何度も知り合いを刺されるのは困るんだよね。 傷つけるのは簡単だけど治すのは凄く疲れるの知ってるか?」
オーリスがファウスの影に話しかけると、アイツが再び地面から現れた。
「あぁぁぁっ・・・。 なーんてねぇ、驚きました? でもよく見破りましたねぇ。 治したことないのでわかりませんし、死んでしまえば治す必要もないでしょ」
「手応えがまったくなかったからそーだろと思っていたから驚いてないし。それに2度も同じ技が通用すると思うなよ人間。それと的を射た答えありがとう」
「生意気でいいですねぇー。 とてもなぶり殺しのし甲斐がある獲物に出会えて私は神に感謝しなくてはなりませんねぇ」
ファウスの影から飛び出てオーリスに襲いかかる。
「だから無駄だってっ」
オーリスが後ろに跳び、逆にファウスは前に飛び出てきた。
「悪いけど、こいつの相手は俺がさせてもらうぞ。オーリスは奥の他人でも助けて来いよ」
「1人で大丈夫か? さっきは串刺しにされてたのに?」
「大丈夫だよ。 人間ごときに負けてたら魔王にはなれないしな」
「魔王になりたいのか?」
「当たり前だろっ! 魔王になって自分だけのハーレムを作って仕事は下の連中に押し付けて暮らすんだからなっ!」
「それは立派な夢で・・・」
「お話はもーいいかなぁー? 早くお前達の血がまた見たいのだけれど」
「悪い悪い。 オーリスは早く行けよっ」
「わかった。それじゃここは任せたよ」
ファウスが後ろ向きで手を振るのをみて、オーリスは奥に進んだ。
「逃がすわけっ」
「はーい。残念」
オーリスとフードの相手にファウスは割って入った。
「だからお前の相手は俺だって。 それより名前と顔位見せたらどーだ? 見せられないほど醜いわけでもないだろ?」
「そーですね。 殺される相手くらい知る権利はありますからね。 私は殺し屋なので名なんてとっくに捨てました。しいて言えば周りからはリッパー。 そう呼ばれているのでそう呼んでください。 ファウス君」
そう言ってリッパーはフードを脱いだ。
「リッパーね。 せいぜい35点の顔だな。悪い!隠してたほうが雰囲気あったわ。それにご 立派 な名前だなって言われたとあるだろ?」
ファウスはリッパーの名と顔を馬鹿にするように笑って挑発した。
「その冗談言われるのはどーも我慢ならないんですよねぇ。 だからそんなファウス君は特別に止血しながら四肢を少しづつ切り刻んでゆっくりと体が冷たくなっていく感覚を味わってもらいながら死んでいただきましょうかぁ」
リッパーが低い姿勢の攻撃体制に入るのを見て、ファウスは再び小箱を取り出し開けた。
「影に潜ったりしているのだからこれを卑怯なんて言わないでくれよ」
オーリスはファウスをのことを多少気にしつつ奥に進むと、目的の相手がそこに横たわっていた。
「大丈夫か? もしかして死んだ?」
「あぁ・・・だ、れ・・・?」
かすかだが袋から半分顔を出し相手は声を発した。
「た・・・すっけ・・・」
「大丈夫。 怪我も大した事は無さそうだし。一応傷は今すぐ治すよ」
そう言ってオーリスは空中に人差し指で円を描くと、人差し指の軌跡は光り輝き綺麗な輪が浮き出た。
「これは内緒にしてね。 何度も悪い。この傷も治して」
オーリスは光の輪に話しかけた。
「ちょっと俺の使い方荒くないか?」
「そー言わず」
「まぁー、命の恩魔族だし、できる限り協力すると誓ったからやるけどさ」
光の輪は広がり倒れている相手を光で包んだ
「はい、完了。 それじゃーな」
そう言って光は飛散して消えた。
「体はどうだ?」
オーリスは倒れている相手を起こし袋を脱がした。
「えぇっ?! なんで君がいるのっ?」
「あれっ? 傷が・・それに痛みも」
その相手は自分の顔を触り、お腹を擦って自分の体を確かめオーリスをみた。
「えっ?なんであなたがここに・・・まさか私の事を影から覗き続けていたのっ!?」
「違います。むしろなんで、君が?」
「あなたが助けてくれたの?」
「俺だけじゃないけどね。 ファウスって言うのも一緒で今は色々立て込んでいるから後で紹介するな」
「えっ? でもなんでここに? 私は服を選んでいたらいつの間にか捕まってしまったみたいでそれから・・・」
その相手は声を堪えて泣き出した。
オーリスはその子の頭を優しく撫でた。
「もう大丈夫」
「ありがとう。助けてくれて・・・。でもなんでここにいるの?」
「ただ、助けてっ聞こえた気がしてここに来たら、刺されて、逃げて、また来て、任せて、君を助けた」
「説明下手なの? 短文過ぎて理解できない」
「説明は後でするから、とりあえず今はここから脱出しないと。 それにファウスの事も心配だしな」
「そー言えば名前・・・」
「自己紹介したはずだけど?」
「あの時はそれどころじゃなかったから覚えてないの・・・ごめんね」
「まーいいや。 ではもう1度」
オーリスは左手を後ろに回し右腕を腹部に軽くあて、お辞儀して名乗った。
「私は第11席ウル・ロイスの息子。オーリス・ロイスと申します。以後よろしく」
「ウルおじ様の子? 私はアマド・ハイロットの娘 ディア・ハイロットよっ!」
「へー、そっか。 それはいいや」
「それより、なんで正体もわからない相手を助けに来たの?」
「なんとなく助けてって聞こえたから?」
「なんとなく? そんな理由で?」
「面倒だなぁー。 いいから早くファウスを助けて家に帰るよ」
オーリスはディアの手を引っ張りファウスのもとに戻った。
「おぉー。遅かったなオーリス」
ファウスの元にもどるとフードの男は地面に血反吐を吐いて倒れていた。
ファウスも右腕を失い瀕死の状態だった。
「今度は腕を無くしたけど、とりあえず勝ったみたいだな」
「まぁー1人だったら負けてけどな。勝ったといってもギリギリだし」
「勝ちは勝ち。誇ればいいじゃん?」
「で、腕は治してくれるんだよな?」
「なんで?」
「えぇー。治して貰えると思って腕1本かけたのに・・・」
その様子を見てオーリスは笑った。
「笑えねーから」
「嘘嘘、治せるよ」
「ドSかっ! 性格悪すぎんぞっ!」
ディアの怪我を治したように光の輪にファウスの怪我を治させた。
「これが俺の瀕死を救った魔法?か」
「魔法じゃねーよっ! 偉そうにしてるとぶっ殺すぞっ!」
光の輪が不機嫌にファウスに向かって暴言を吐く。
「言葉話せるとか凄っ!」
「当たり前だ俺を誰だと思ってるっ!」
「誰だよ?」
「・・・・・」
光の輪はファウスの治療を終えるとその質問に答えることなく消えた。
「よかったー。腕が1本だと2つ、ある胸を同時に揉まないからな。それでさっきの輪っかは何なんだオーリス?」
「それは言えないんだよね」
「なんで?」
「約束? それとこのことは誰にも話さないでくれよ」
「なんで? あんな変なの見せたら自慢できるだろっ?」
「それは言わないほうがよかったな・・・」
光の輪がふっと現れファウスの頭にすっぽりとはまった。
「いでででででっっっっっっ!!!!!」
光の輪は少し小さくなりファウスの頭を締め上げた。
「悪かったっ!すみませんでした!だから許して下さいっ!」
「次、変なのとか天使の輪とか言ったら首を締め上げてぶち切るからなっ!」
再び光の輪は消えた。
「あーー。 こわっ!!」
「誰かにバラしたら今以上の事されると思って内緒にしてくれよ。 ディアもね」
「約束するよ」
「私、誰にも話さないね」
約束し終わると3人はアマド達が待つディアの家に急いで帰えるため出口に向かおうとすると。
「この・・俺がぁ・・・」
地面から声が聞こえ3人は振り返った。
リッパーは瀕死ではあったが死んではいなかった。
地面でもがき立ち上がろうとするが、さすがにそこまでの力は既になかった。
「まだ、あれで生きているとかお前は本当に人間ですか?」
「そんなあなたに質問があります。なんでこの子を攫った?」
リッパーはその質問に力を振り絞って答える。
「教える・・・わけがないだ・・ろぉ」
「教えてくれたら死なない程度までは回復させてやってもいいけど」
「・・・・俺は殺し屋・・いつころされ」
「ならいいーや。 来世でも会いに来るなよ」
リッパーを背にしてオーリスとファウスは出口に向かう。
「オーリスっ」
ディアがオーリスを呼び止めた。
「この人を助けて欲しいの」
「冗談だろ? お前こいつに攫われたの忘れてないよな?」
「でも、この人可哀そう」
「また攫いに来るかもしれないだろ?それに元気になったらまた人殺しを再開するだろーし、だからこのまま殺しておいた方が世の中のためだって。なーオーリス」
オーリスは2度ほど頷いた。
「私が攫われたその時はまたオーリスが助けてくれるでしょ?」
「毎回は無理だよっ」
オーリスとファウスに反対されても頑なに自分の姿勢を変えないディアを見てオーリスは折れた。
「この人間、オーリスならどうする?」
「殺す」
「だよなぁー」
「オーリスっ!お願い」
「・・・・この子に感謝しなよ」
光の輪を出してリッパーを最低限回復させた。
「もー悪いことをしては駄目だからね」
リッパーにそう言ってディアはオーリスの左手を握った。
「なにっ?この手? あっ。握手ね」
ディアの右手をブンブンと2回振り、放そうとしたがディアは握ったままだった。
「あーあ。俺も頑張ったんだけどな」
「ファウス君もありがとっ!」
「まぁ、子供の相手はオーリスに任せて俺は大人の女性を見て癒されよっと! それと君付けで呼ぶ必要ないから」
「なら、ファウスもありがとっ」
ディアかお礼を言われるとファウスはオーリスに近づく。
「それじゃ、約束の握手な」
ファウスはオーリスに右手を差し出し、オーリスもそれを握った。
「この両手握られている状態ってなに?」
「なんだろな?」
「さー、帰りましょっ!」
リッパーをそのまま放置し、足の遅いディアをオーリスがおぶって3人はアマド達が待つ家に帰った。
その道中。
「オーリス。またお前に貸しができたな」
「別に貸したつもりはないけど」
「お前、魔王になる気はあるか?」
「一応なる予定だけど」
「そーか。なら魔王は譲ってやるよ。それで貸し借りなしな」
「なんで? お前の夢は?」
「お前みたいな変わった奴に魔王になってもらって、その下で楽をしつつ俺は自分のハーレムを作るってのもありだと思って」
「なに、楽しようとしてるんだよっ!」
「誰でも楽はしたいだろ?」
「俺はそー思わないけどな」
そんなやり取りの途中でディアが恥ずかしそうにオーリスに質問した。
「なら・・・オーリスが魔王になった時、私を隣(妻として)に置いてくれる?」
オーリスはおぶっているディアの顔を見て答えた。
「隣? あぁーそれは助かるかもっ!是非(雑務要員)お願いするよ」
「本当っ! 約束だからねっ!」
「その時までに優秀(仕事上)になっていたらね」
「任せてっ(できる奥さんとして)!」
「本当にいーのかオーリス?」
ファウスは2人の会話のズレに気づいてオーリスに忠告する。
「優秀な相手ならいくらでも欲しいからな」
「いくらでもっ? 駄目よっ! 私1人で十分だからねっ!」
「そーなるとかなり優秀になっていてもらわないとな」
そんな話が終わったころには家に到着した。
帰ってみるとディアの姿を探して大勢が動いていた。
「ごめんなさい。 ちょっとお出かけしたくて」
道中で考えた言い訳をして大人達を誤魔化した。
「それならちゃんと言ってから出掛けなさい。 来てくれたみんなさんが心配したんだよ。まぁー無事ならいいかっ。 さー。主役も戻ったことだ、誕生日会の仕切り直しだっ!」
そー言ってアマドはディアを抱きしめ、肩車をして家の中に入っていった。
「オーリス」
「はいっ!!!」
アオスはアマドの後ろについて家の中に入ろうとしたオーリスを呼び止めた。
「ありがとね」
「何のことでしょう? アオスお姉さま」
「それと、ディアの部屋に覗きに入った者がいるらしいのだけどご存知かしら?」
「・・・・んーーー。・・・いえっ」
「今回はいいでしょっ。 でもそういったことはまだあなた達にははやいですよ」
「はいっ! すみませんでしたっ!」
「あらっ?それはなんのお返事で何に謝罪したのかしら?」
「ぁっ・・・・すみませんでした」
「ふふふっ。なんのことかしら?」
アオスはオーリスを撫で、扇子で口元を隠しながら笑って家に入った。
「またなにかアオスさんに言われたのか?」
ウルがオーリスに話しかける。
「別に問題ありません。 僕は本を読んでくるので失礼します」
ウルとの短い会話を済ませるとオーリスはアマドの書斎に向かった。
一方そのころファウスは2階席から1階の女性達のドレスからこぼれそうな谷間に満足していた。
「そんなことがあったの。だからオーリスは私の英雄なのっ」
「そーだったんですね。だからこんなにオシャレをしてオーリス様に会いに行くのですね」
「まーそうね。約束もしたしね。オーリスは魔王になったから私はいつでも行けるようにしておかないと」
「ところで、オーリス様が魔王になってしばらくたちますが・・・もしかして、オーリス様は約束を忘れていらっしゃるのではないでしょうか?」
「そんな事ないわっ! ちゃんと約束したものっ!今日こそは私を迎えに・・・・」
ディアは赤面し、準備が終わるとアマドのもとに急いで向かったのだった。
「行ってらっしゃませ。 ディア様っ!」
ディアが準備を終えたころにはオーリス達も終えていた。
「オーリスっ!何をぼーっとしているんだ? それよりこっちは片付いたぞー」
「そうか。こっちも片付いたから、この子の治療をしていたところだ」
「なんか前にもこんな事なかったか?」
「さー。あったような。なかったような。昔のことは忘れたよ」
「約束もか?」
「誰との?」
「あぁー。それはどーなっても知らないからなぁー」
「だから何?」
「それより今回助けた相手は人間なのね」
「そーみたい。怪我を治したのはいいけどここに置いていくわけにもいかないしな」
「近くのどっか人間がいそうな場所にでも置いていけば?」
治療が終わると少女はまっすぐ立ち上がりスカートを摘まんでお辞儀をした。
「助けていただきありがとうございます。私はエバンス王国 マルボ・エバンス国王の娘 マゼッタ・エバンスと申します。 助けていただきありがとうございま・・・し・・た」
エバンスは最後まで涙をこらえきれずに泣いた。
そんなエバンスの頭をオーリスは撫でた。
「礼儀正しい人間だな」
「俺たちの事怖くて泣いたのかな?」
「違いばずっ!」
エバンスはすぐにファウスの発言を否定した。
エバンスは攫われてからも泣くことなく耐えていたが安心した途端に涙が溢れてきたのだ。
「国王の娘とか言ってたけど本当?」
「本当です」
エバンスは首飾りを見せた。
「ごめん人間の国の事はよくわからないから見せられても・・・」
「そーですよね・・・」
「その国なら知ってるぞ。確か・・・ミーヤってこがいたな。多分」
「お前は幅広いな」
「なら、その国の入り口近くまで送るか? 助けたのにまたこんな事に巻き込まれたら可哀そうだし」
ほんの少しサーシャに似たエバンスをオーリスはほおっておくことができなかった。
「いや、お前は大事な会議が」
「大丈夫だって。どーせそんな会議があっても所詮、俺は末席だから」
エバンスをおぶってオーリスとファウスは家を出るとエバンスをお姫様抱っこをし、飛んだ。
オーリスは王国の方角を聞くとファウスに指示を出し、ファウスを置いて王国に向かった。
ファウスに言われた方角を飛んでいるとしばらくして大きな街が見えてきた。
「ここか?」
「そうです。向こうに見えるお城が私の家です」
オーリスは人気のない場所に静かに降りるとエバンスを降ろした。
「ここからなら大丈夫か?」
「はいっ。・・・あの・・・」
「ん?」
「名前。 お名前を教えてもらえませんか?」
「ただの末席の魔王だから気にするな」
「それならっ!絶対、あなたが困った時は今度は私があなたの力になりますねっ!」
「気にしなくていいのに。 まぁー困った時はよろしくね」
そう言ってオーリスはファウスと別れた場所に戻った。
エバンスは無事警備兵に保護され国王のもとに戻った。
そして名前も知らに末席の魔王に助けられ送られてきたことを父の国王に話した。
その話は一定の者しか知らない秘密とされた。
しかし、秘密とは漏れるもの。
その話がちょっと変わった方法で国民の間で広まったのはもう少し後のお話。
オーリスはファウスと合流し急いで自分の家へと帰った。
「ちゃんとやってきたか?」
「ただボロイ家を吹き飛ばすだけの簡単なお仕事を俺が失敗すると思うのか?」
「人間の生き残りはいないんだよな?」
「燃えつくされて消滅したから、生きていたとしたらそれはもはや人間ではないなにかだろう」
「とりあえず、吹き飛ばしたならいいや」
「本当にお前は小さい子供には甘いな」
「普通だよ」
「あの子人質にして国王でも脅したほうがよっぽど魔王らしいのに」
「それはー・・ないな」
「だよな」
オーリスの家に近づくとファウスは自分はすることがあるといって急いで逃げるように帰っていった。
オーリスも無事に家に着くとフフルが鬼のような形相で空から降りてくるオーリスに怒鳴っていた。
「えー。俺はなにした?」
「オーリス様っ!!!」
「はい・・・」
「あなたっ・・・」
フフルの説教がしばらく続き、それから急いで会議に向かうようせかされ家を追い出された。
「オーリス様っ! まってー」
サーシャだけがオーリスの見送りに来てくれた。
「サーシャだけだよっ!」
「オーリス様。これお土産リストね」
「・・・・・」
オーリスはサーシャからメモ書きされた用紙を受け取った。
「それじゃ気を付けてね。お仕事あるからばいばい」
「・・・・・・」
オーリスは静かにそして半分泣きそうな顔で魔国大都市オルタラに向けて飛び立った。
「よっ!」
「またお前か・・・」
「親父にお前の護衛して来いって言われてさっ!」
「俺って魔王だよな?」
「まー末席だけど多分、魔王なんじゃない?」
「魔王だよっ!」
「いいから早くいこーぜっ! 巨乳が俺を待っているような気がするっ!」
「はぁーーー・・・・。はいはい」
2人はオルタらに向け出発し、ファウスはオルタらに着いた途端にオーリスとは別行動し、オーリスは無事に会議に出席を果たしいつもの末席に着席した。
そして、朝の疲れからかひんやりとしたテーブルに突っ伏し、会議の内容なんて聞くこともなくそのまま寝りについたのだった。
「今日は本気で何もしたくないー・・・zzz」
何度も1話から読み返しながら無事に着陸することができた嘘つきな猫です(^^)/
1度完成させたのですがなんか違うような気がして書き直したため、それと模試なんかがあったりして投稿が遅くなりすみませんでしたっ!
長くなってしまいましたがとりあえずは思い描いた最後になり納得できてはいるのこれで名tt国してください( ;∀;)
気が向いたら下↓にある評価もお願いします(^^)/
あと、感想もできたら一言でも書いてもらえると大変うれしいです( ;∀;)!!
今後は末席脱出編の続きを書きますのでオーリス共々よろしくお願いします。
読んでいただきありがとうございました!( ^^) _旦~~




