オーリスの本気
昨日は投稿できなかった。。。
毎日投稿している先輩方をあらためて尊敬します!
前話の23部をなんかしっくりこなかったので少し変えちゃいました・・・ごめんなさい!
魔王定例会議の数日前___
とある魔王からとある魔王に連絡が入った。
「ウータン殿、お久しぶりです」
「おぉー。これはこれはポトルさんではないですか!お元気にしていましたか?」
「崖っぷちですけどね」
「まぁーあの時は運が悪かっただけですよ。私も人間の侵略で忙しく欠席しましたから。しかし票数が圧倒的に違ったということは相手側の魔王連中が上手いこと動いていたのでしょうし、ポトルさんの実力ではないですよ。そのうちまた序列を上げて連敗回避すればいいだけのことですからそんなに落ち込まないでください。その時は私もお手伝いさせていただきますよ」
「それは心強いお言葉ありがとうございます。その際は是非お力をお借りしたいと思います」
「私なんてまだポトルさんの足元に及ばない若輩者。そのような話し方はやめてください」
「いやいや、魔王に就いてからあっという間に65席まで登ってきた方には敬意を払わないといけませんから。私はあなたこそ・・・次期第1席の座に就くと考えていますしね」
「それはまだまだ先のことですよ」
「ほら、先とは言っても否定はしないでしょ」
「もー、やめてくださいよっー」
魔王はプライドが高いとはいえ、序列が全てと思っているものは少ない。
本来は完全縦社会であった序列も今となっては自分との実力差を察し、序列に関係なく実力のある相手に媚びへつらう者も中には存在する。
今のところオーリスにへつらう相手は残念ながらトトくらいだろう。
魔王と言う地位にはそれだけの価値があるからこそ、その地位を勝ち取った者は誰にも譲ろうとはせず、またその地位を1度失ってしまえばほぼ確実に魔王の地位に返り咲くことができないのを知っているからこそ手放したくないのだ。
そんな雑談を済ませるとポトルが声のトーンを落とし声を小さくし話し始める。
「・・・それでですね。ちょっとウータン殿に耳に入れておきたいことがあるのですが・・・」
「私にですか? どんな事でしょう?」
「実はですね・・・・」
第61席魔王ポトル・ベーコンはオーリス達の動きをウータン・ゴリトに詳しく話し始めた。
なぜ、ポトルが詳しいかというと当然オーリス達の話に乗っているからだ。
オーリス達の話に乗ったうえで、他の魔王達と共に連携をとりオーリスの行動を阻止するため、目立つことなくひっそりと情報収集をしていた。
その行動こそがオーリスへの信頼の無さを表していた。
「と、言うわけなんですよ」
「ほぉー。 あの末席が動いているとは。序列にはまったく興味のないように見えた・・・いや、魔王の地位すら興味を示さないあの男が今頃になってなぜ、序列を上げようとしている?」
「さー。そこまではわかりませんでしたが、ただ、私のように1度負けている崖っぷちの魔王のほとんどに連絡をいれ指名をしないから自分側につけと、そして味方につかない場合はお前を指名すると脅しているようで」
「なるほど。それがなぜ私に関係があると?」
「これは予想ではあるんですけど、全員の崖っぷちの魔王と連携したとして誰を指名すると思いますか?」
「勝てそうな相手・・・71か70席あたりのトト殿あたりが妥当かと」
「それがですねトトはオーリス側に就いているようでして」
「下の下の連中がつるんだ所で何を恐れることはありませんよっ!」
ウータンはポトルの話を鼻で笑った。
「そこで崖っぷちの魔王全員と連携を取っているならその中で最下位の魔王より下を狙うのが当然。狙える序列で1番高いのが64席のした、65席なんですよ」
「俺の序列を取りに来ると?」
「いやいや、そこまで間抜けではないでしょう。多分、最下位の64席とは組まずに64席を狙ってくるとは思うのですが万が一の場合を考慮しておいた方がいいかなと思いまして連絡したのですよ」
「確かに連携を裏切って後で困るのは本人達だしな。さすがにそんな魔王の風上にも置けない馬鹿はしでかすことはないとは思うがポトルさんに言われてみれば警戒しておいた方がいいかもしれませんね」
「また何かあればご報告しますので・・・序列が上がった際には私にも協力を宜しくお願いしますね」
「あー。もちろん。貴重な情報をありがとうございました。それではまた・・・・」
ポトルとの連絡を切りウータンは笑っていた。
「この俺に勝てるとおもっているのか・・・俺よりも先に魔王になっておきながらいまだに末席を死守し続けているあの堕落王が・・・」
ウータンは笑いを堪えるのに必死だった。
そして他の魔王に連絡をとりつつポトルからの情報を聞きオーリスとの勝負に備えた。
最後の仕上げにととある偉い方に連絡をいれ完全に安心しきった。
そのころちょうど約束を破って、どの崖っぷちを指名しようかと間抜けなオーリスとお馬鹿なファウスは相談していたのであった。
そして魔王定例会議当日__
聞いていた話の通りにオーリスは動いた。
そして半信半疑だった65席の座を指名し奪いに来た。
とりあえず演技で驚いて見せたが、ウータンを笑いを堪えることに必死だった。
ウータンは知っていた。
オーリスが序列を上げるために動いていたことを。
そして事前に連絡を入れていた通り、第1席から自分がしたいようにしろと言われさらに笑いがこみ上げてくるのを必死に耐えていた。
「そーですねぇ・・・。受けても構いませんが。ただこちらは何も準備しておらず事前に会議前の正規の手続きすらおこなっていない申し出ですからね。それにあちらは末席の上に崖っぷちでもない。こちらが受ける通りもない。それに何も差し出してはいないじゃないですか」
ウータンの申し出にベルゼが頷く。
当然序列を失うだけのメリットなの無い勝負を魔王達が受けるわけがない。
序列を奪いに来る場合、下位の魔王が負けた時に差し出す何かを提示しなければならないのだ。
ウータンはオーリスを見て遠回しに要求をした。
「それでオーリス。お前は何をウータンに提示するのだ?」
「提示と言われたも特に何も準備指定ないし、金も最近使いまくったからなー。誇りとか名誉とかじゃダメなのか?」
「お前のどこに誇りや名誉をかけて戦う価値があるっていうんだよっ!!」
ウータンは激しくオーリスを罵った。
「わかったわかった。忖度とか俺に期待するなよ。それと面倒な遠回しな要求されてもわからん。それでお前は何が欲しいんだ?」
ウータンは待ってましたとばかりに声を張り上げ望んだ。
「魔王の地位、そしてお前の領地、持ち物全てだ!」
ウータンはオーリスの全てを欲した。
オーリスが全てを失ってでも序列を上げようとはしないと考えての発言。
この話に乗ったら乗ったで勝てばいいだけ。
全てが手に入るのだからそれでもいいとウータンは思った。
なぜなら、相手が末席のオーリスだからだ。
「それはいっくらなんでも欲張りすぎだろっ!」
「なら勝負はあきらめるんだな」
「それもできないんだよな・・・・」
「じゃぁー今回は・・・」
「仕方ないからいーぞ」
「・・・・いい・・・だとっ!? オーリスわかっているのか?すべてを失うんだぞ!?」
「全てってわけでもないし。それより価値があるものを俺は守らないといけないんだよ」
「決まりだな」
オーリスの決断は早かった。
決断の速さよりもオーリスがこの提案を受け入れたことじたい、ウータンには信じられなかった。
オーリスが受け入れると宣言したことを受けてベルゼはこの勝負を認め、他の魔王たちもそれを認めた。
「それでは投票は1時間後、またここに集合してもらう」
毎日投稿しないとガクッとPV数が減るんですね( ;∀;)
目標の日間ランキングはまだまだ遠いですね( ;∀;)
当然ですが!( ゜Д゜)
文章を読んでいただき本当にありがとうございます。
感謝を忘れず投稿を続けたいと思います(^^)/
今回はファウスや、ロハスの登場もなくオーリスも少なめだったのですが次回はグッと色々進めていきたいと思いますので今後ともオーリス共々宜しくお願いいたします!
ブックマ、感想に評価もよければ宜しくお願いいたします( *´艸`)




