末席脱出計画
今日も何とか投稿できよかったです( ;∀;)
新しい章に入りますがまだ章の名前が思いつかないのでしばらくしてから付けたいと思います。
ブルギャンから帰ってからいつものようにオーリスは仕事から逃げていた。
「オーリス様っ!いい加減仕事をして下さい! そろそろ次の定例会議の準備もしないといけないと言うのに! オーリス様は前回の定例会議後から今だに何も功績をあげていないではないですか! 今後どうするおつもりですか!」
「俺も色々考えてはいるんだけどさ・・・」
「考えているんですか?!」
「それはもー・・もー・・もー・・・」
「もーもーもーもー。あなたは牛ですかぁ!」
「いや、もーは3回しか言ってないけど?」
「そー言う問題ではありません! ご自身の立場をわかっているのですかぁ! ほかの貴族は虎視眈々とあなたの魔王の座を狙っているかもしれないと言うのに・・・フフルは・・・」
「泣かないでくださいよ・・・」
「もー泣く涙も枯れましたぁ! 次でもし順位が末席のままだったら、私はここから出ていきます!」」
「そこまで言わな・・・・」
「出ていきますぅ!!!」
「 バッタンッ!! 」
フフルはドアを閉め出ていった。
その夜、とある部屋でとある人物達が集められた。
「集まってくれてご苦労。 これから緊急会議を始めたいと思う」
いつもになくオーリスは真剣な顔だった。
呼び出されたのはファウス、ロハス、そしてたまたま遊びに来ていたディア・・・以上。
「お前に呼び出されるとはな。 何があった?」
「こっちはまだ仕事が片付いてないんだからね」
「なになに? 何の話?」
「実は・・・フフルさんが出ていく」
「そーなのか?! フフルさんほどロイス家に仕えてきた人物はいないだろ?! それがなんでいまさら?」
「そーなの?!」
「正確には出て行きそうだな。俺が次の魔王定例会議で末席を脱しない場合は出ていくと言われてしまった・・・。原因として考えられるのは多分、俺が何もしなさ過ぎたことが原因の1つだと思う」
「いや、それ以外の原因はないと思うぞ」
「なに? オーリスは魔王を剥奪されるの?」
「そこでだロハス・・・なにかこー。どんな手段でもいいから、この問題を1発で解決できる案はないか?」
ロハスは答える。
「うん。ないよ。そんな都合にいい話があるわけない。そんなのがあったらオーリス、君は今頃第1席の大魔王様になっていると言っておこう」
「だよなぁー。ロハスが無理って言うならもー無理だ。万策尽きたわー・・・・」
「諦めるのはえーよ!まだ定例会議には少しは時間があるだろ?」
「実は・・・なんか色々あったようで来月には開かれるみたいなんだよねー」
「はやっ! なんで?! それに時間なさすぎ!」
男二人は絶望した。
「大丈夫。私も協力するからがんばろっ!オーリスはやればできる子なんだから!それにお父様にも頼んであげる!」
ディアはオーリスは励ましたが効果はいまひとつだった。
「ところでディアはなんでここにいるんだ?」
「え?だって秘密の話があるって聞こえたから当然私も参加するとものだと思って。それに三人寄れば文殊のナントカって言うでしょ?」
「1、2、3、・・・・4人だぞ」
「3より4のほうがいいでしょ?」
「魔王として考えれば席順的には3席のほうが上だけどな」
「そーやってオーリスはいつも上げ足をとるんだから!」
オーリスとディアが言い合っていると、そこに突然救いの神が舞い降りる。すでに神はいないが。
「1発ではないけれど・・・・方法がないこともない」
「「「本当かぁ!!!」」」
オーリスとファウスは腕を組んで踊りだし、ディアもオーリスに抱き着く。
「いや、まだ末席を脱出できたわけでもないからそー言うの辞めて」
「「「はいっ・・・」」」
「それでロハス。どうしたらいいんだ?」
「簡単よ。功績を挙げて・・この際功績はどーでもいいや。とりあえず周りからオーリス自身を認めさせればいいのよ」
「そんな事は昔っからわかっている。今さら周りから認められるためにはそれなりの功績か何かを挙げないと。それに俺の信用の無さを舐めてもらっては困る」
「そこ威張るとこじゃないぞ、オーリス」
「冗談はさておき、それでどうやって功績か何かを挙げろと?」
ロハスから色々難しい話をされ途中から理解不能にオーリスとファウスは陥り、ディアだけは真剣にその話を理解しようと必死になっていた。
「はぁーまだ仕事が残っているのに。本当にここの魔王は・・・。とりあえず序列のあげ方は知っているでしょ?」
「いや、知らないけど。自慢じゃないが俺はずっと魔王になってからは末席を守り続けているしな。で、どうやったら上がるんだ?」
「そんなもの守る価値ないから! そんなことも知らないでお前は俺たちを呼んだのか?! 本当よくそれで魔王をやっていられるな!」
「これも全て優秀過ぎる仲間たちのおかげだと自負している」
「そーゆー自覚は一応あるのね」
「それに普通そんな事知らないだろ。だつて教えられた記憶がないんだからな」
「オーリスはいつも寝ていて会議の話を聞いていないから知らないんでしょ!魔王でもない私達でも知ってるって言うのに!」
「お前、会議でもさぼっているのかよ・・・逆にその精神力の強さを尊敬するは。さすがの俺でも周りに上位の魔王がいたら緊張して寝れないって」
「机がヒンヤリしてて気持ちいいのが悪い。特に暑い日なんか快適でさ」
「今はそんな話ししなくていーから。まずそこを最低でも理解していないと作戦も何もないんだから」
そう言ってロハスはオーリスに席順についてわかりやすく説明してくれた。
1、魔王定例会議の場で序列上げる意思を示し、自分が望む序列の魔王を1名を指名する。
2、指名された魔王と序列をかけて魔王72名の投票で争う。
・投票を勝ち取る基準としては指名した魔王よりも実力や実績、功績などをあげ他の魔王に認められその序列順位に相応しいと認められるなど。
・投票する相手は自由に選ぶことができ、両方に投票しないこともできる。
3、指名された魔王よりも多く票が入れば、臨んだ序列順位に就くことがでる。
・負けた魔王は席順が1つ下になる。その下の魔王もみな1つ下がる。
4、投票で3回連続で負けた場合は魔王の称号を剥奪される。
・剥奪された席は空白となり、誰でも指名して就くことができるが2名以上その席を指名した場合も魔王72名による投票によって相応しい相手が決められる。
「こんなものかしら?」
「簡単という割には奥が深いな」
「貴族間にもある派閥とか協定と裏で色々動く必要があるんだろーな」
「ファウスもそんな事しているのか?」
「俺はしていないが、親父は色々してるとおもうぞ」
「ふーん。大変なんだな」
「そーだなー。まっ俺はまだまだ親の七光りを浴びて過ごす気だけだな」
「そこの2人はちゃんと聞いているのかなぁーーーー???」
オーリスとファウスにロハスとディアが怖い顔で詰め寄った。
「すみません。きちんと聞きますので続けてください・・・」
「よろしい。・・・で、それを踏まえての案ね」
誰にでも解る手っ取り早い序列を上げる方法 byロハス
1、他の魔王を味方につける。(どんな方法でも票を入れてもらえればいい)
2、反対の票より票を集める。(どんな方法でも相手に票を入れさせなければいい)
「これで解決! 以上!」
ロハスはそう言って
「以上って・・・」
「確かに方法としてはこれしかないな。それでオーリスの味方になってくれそうな魔王って何人くらいいるの?」
オーリスは両手を広げて指を折りながら数える。
1、第14席 アマド・ハイロット
2、第49席 オベル・ガウス
3、第70席 トト・ロト
4、第72席 オーリス・ロイス
5・・・・・・・
「片手で足りてしまった」
「自分を含めるなよ・・・。とりあえず過半数の36名は無理でも20名くらいは集めたいところだから、残り16名か・・・結構と言うより思っていた以上にかなり厳しいぞこれ」
「オーリス、あんたって本当に・・・・でも私はオーリスのこ・・・なんでもない・・・」
ディアは言葉をしりすぼみに小さくし、そして顔を赤く染めた。
「それでオーリス、次はどうするんだ・・・・って・・・・」
Zzzzz・・・・Zzzzz・・・・
「寝てるわ・・・」
「俺にもそう見える・・・・」
ディアはオーリスの首元を掴まみ激しく揺らし続けた。
「オーリス! 起きなさいよぉー!!」
今回の章からまた新たな人物を何名か追加していきたいと思います。
その設定が後々破綻しないようにしようと思いますがどーなることやら・・・・。
今まで通り書きたいように書くので不安で仕方ない・・・。
今までの登場人物もちょこちょこ出しながら話を書けたらと思いいますので、今後もよろしくお願いします( *´艸`)
少しでも面白い話になるよう、それと投稿も早めにできるよう頑張りたいと思います( ;∀;)
ブックマークや評価、感想なんかもよければよろしくお願いいたしまーす( *´艸`)




