表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
末席魔王。オーリス・ロイスは今日もサボりたい。  作者: 嘘つきな猫
第3章 末席脱出 編
19/97

暗躍する仲間たち

時間ができたので早めに投稿できましたー( *´艸`)

今回は会話が多めになってしまったので読みにくかったらすみません( ;∀;)


☆ファウスの暗躍、始動


 ファウスはオーリスの部屋に泊まり、起きてすぐに連絡をした。


「サキちゃん? 久しぶりー」

「あれから連絡一つなかったんんだけど」

「いやー、めっちゃ忙しくてさ」


 ファウスはいつも通り女に連絡していたが今回は様子が違った。


「また癒しが欲しいのー? 本当にそーゆー時だけ都合よく連絡してくるんだから!」

「それも欲しいんだけどさ」

「えっ?違うの?どうしたのファウス?」


「ちょっと友達が困ってて助けたいんだ。だから俺に協力してくれないか?」

「いつもと違うなぁー。いつもみたいに命令したらいいのに。俺のために協力しろって!」

「自分の欲望のためならそうするさ。でも今回は俺の友達のためだしサキちゃんと友達は関係ないだろ?」

「本当、そーいうの上手いんだからぁー。そんなこと言われたら断りにくいじゃない。 で、何したらいいの?」

「他の領地の魔王や貴族の情報が欲しいんだよね」

「そんな事? こう見えて私売れっ子なんだけどぉー。 色んな相手と話す機会があるから裏の情報やイヤらしい情報まであるわよ。もちろんあなたの情報が1番詳しいけどね。明日は休みだからいつでも会いに来ていいよ♡」


「マジでぇーー。今すぐ行く・・・って言いたいけど他にも連絡する場所あるから」

「あーーー。他の女にも手伝ってもらう気でしょ?」

「違うってぇ! 俺の1番はお前だよ」

「1番ってことは、2番は?」

「謎の美女?」

「また他の女に手を出してぇー。刺されて死んでしまえっ!」

「刺されるより、刺したい側の男子です」

「変態っ!」

「連絡するのは男だよ。頼みを聞いてくれるかはわからないけど。そっちが片付いたら即行だからベッド暖めといてぇー」

「はいはい。ハート」


 女との会話を終えると少し緊張した様子でファウスは次の相手に連絡する。


「もしもし、俺だけど」

「ファウスかぁー!!よくも大事に育ていたピーちゃんを殺してくれたな!」

「ワザとじゃないってぇー!近くに置いてあったから餌だと思ってさ。むしろあんな所に毒薬置いておく方が悪いだろ!」

「あれは庭の雑草を枯らすための薬だったんだよ!」

「ごめんって!殺したのは悪かったと思っているから。それよりこっちの話を聞いてくれ」

「なんだ話って?」

「親父にちょっと頼みごとがあるんだけど・・・・」

「なんだ唐突に。 いつも問題ごとを起こしては逃げ回っているお前が頼み事なんて。そう言えばお前に最後に頼み事されたのなんていつだったかな?」

「頼み事なんて1度もしたことねーよ、一生するつもりもなかったけど・・・」

「なんだ気持ち悪い。 時間が惜しいさっさと要件を言え」

「いいの?俺の頼みなんか断ると思ってた」

「はぁー。父親を見くびるな。 大事な息子の初めての頼み事くらい聞いてやるさ」

「ありがとう親父。 オーリスの件でさ」

「なにぃ?! お前またオーリス様に迷惑かけたのか?!!!」

「違うって!」

「お前って奴はぁーーーーっ!」

「いいからとりあえず聞けよ!」

「なんだその口の利き方はぁ! それが親に向かって話す言葉かぁー!!!! お前の親の顔が見てみたわっ!」

「親はお前だろっ!」

「おっ。・・・そーだったな」


 そんなファウスとファウスの父親との口喧嘩でオーリスはようやく目を覚ました。


「朝から元気だな」

「前のせいだ!!」

「俺?!」


「もーそっち行くから家で待っててくれ。 直接話した方が早く済みそうだ。まだまだ予定が詰まっているのに!」

「これから知り合いの所に出向かないといかんからそれは無理だ」

「そんなのキャンセルしろよ! こっちはロイス領に関わる重大案件だ!」

「・・・・・」

「すぐ行くから。頼むから待っててくれよ」

「うむ。 そーまでお前が言うなら待つとしよう」


 寝起きのオーリスを蹴り飛ばすとファウスはいつものように窓から消えた。


「朝からなんなんだよ・・・俺が何をした?」


 いや、お前が色々やらな過ぎたおかげでこんなことになっているんだぞ・・・。


「ん?? 誰か?何か?言った?」


 ファウスは父親に事情を話し、自分の情報網から目星のつけた他の領地の中に信頼できる貴族がいないか聞き、その相手を紹介するように頼んでいた。



 ☆ファウスの暗躍・・・・とりあえず継続





 $ロハスの暗躍、始動


「もしもし、私」

「ロハスさん?! こんなに早く連絡をもらえるなんて嬉しなぁー!あっ言われた通り賭博は禁止して、今は美容関係の研究施設をどんどん増やしている最中なんでもう少しすれば商品化も可能となる予定です」

「それはよかった。大量生産が可能になったら教えて。もう売り場所も確保してあるから。それよりオーリスの件で手伝ってもらうから」

「手伝うことは決定してあるんだ・・・で、何をすればいいの?」

「あんた信頼できる魔王はどのくらいいる?」

「どうーだろ。信頼できる相手となるといないかな?繋がっている連中とはほとんどが利害関係だけの付き合いだったからな。賭博を禁止してから交流のある魔王は2、3人くらいかな?その相手も信頼できるとは言えないけど」

「つながってさえいたら私が何とかするから問題ないわ」

「あのオーリスが何したんだ?」

「何もしていない。だから事件になっているのよ、まったく」

「逆に何もしないのに事件を起こせるなんて、もはや才能だな」

「そーね・・・とりあえず交流のある魔王の周りや近況を調べてきて。あと弱みも忘れずに探してきてね」


「今から?」


「いつ行くの?」


「今でしょ?」


「わかってるじゃない。早急に調べて私に連絡して」

「あー、わかった。どんな弱みでもいいんだな?」

「どんな些細な情報でもいいわ。どんな情報も利用次第で大物が釣れるかもしれないし。それじゃよろしくね」


 トトへの連絡をさっさと切り上げてロハスは至るところに連絡をしていた。


「こんにちはリザドさん。ロハスです。げんきしてました?」

「おー、懐かしい。ロハスさんか。わしは至って健康そのもの。腕も快調じゃよ!」

「懐かしいと言えるほど時間は経ってはいないけどね」

「わしになんか用でもあったか?」

「実は・・・・」


 トトとは違いリザドにはオーリスの事情を詳しく説明し協力をお願いした。


「なんと?!そんな事になっているとは! もちろん手伝うぞ。腕のお礼もそうだが何しろ神樹が手に入ったのもオーリスのおかげだしな。そのおかげで助かる命が2つもあるとなると手伝わないわけにはいかない」

「そー言ってもらえると助かるは」

「任せなさい。わしらの領主。コドラ魔王にも会って協力をしてもらおうか。あいつとは昔からの長い付き合いだ手を貸してくれるだろ。それに他の貴族や刀剣仲間の知り合いにもいくつか当たってみるかの」

「私も他のことで手一杯になるからそっちは任せても大丈夫?」

「任せなさい」

「あとはよろしく、何かあったら私に連絡して」

「オーリスでは駄目なのか?」

「駄目。あいつに連絡したらそんな面倒なことしなくていいって言うにきまってるから」

「それもそうだな。しかし、ロハスが動いているとなるとファウスや色々な相手がオーリスのために動いていそうだな」

「なんであいつのためにこんなに頑張ってるのか不思議だけどね」

「ほっほっほー。オーリスには不思議と相手をその気にさせるオーラをまとっているからな」

「そのまとっている本人がその気にならないんだけどね・・・・」

「おぬしも苦労しとるのぉー」

「それじゃ、また」



 $ロハスの暗躍・・・順調に継続





 ♡ディアの暗躍、始動


「お父様! お母様! ディアが帰りました! どこにいらっしゃいますか??」

「おー、ディアか。 オーリスとは仲良くしてきたか?」

「えぇ、もちろん!それより話しを聞いて・・・」

「そーかそーか。ならもうすぐ孫だなぁー」

「お父様さすがに話が早すぎます。 オーリスとはしばらく子供抜きで2人の時間を過ごしたいって、そーじゃなくて!」

「そーだな。子供が出来たらなかなか2人でってわけにもいかないからな」

「ディア。 このドレスなんて似合うんじゃないかしら?」


 部屋の奥からアオスが奇麗に輝く純白のドレスを持って現れた。


「お母様! それ凄く奇麗・・・・」


 ドレスを見てディアはうっとりとした。


「ありがとうお母様! とても気に入りましたっ!」

「そう。 あなたのセンスはまだまだ大丈夫なようね」

「これはお父様が選んでくれたの?!」

「アオスと相談してだけどな」


「私達が結婚する時も私のドレスはお父さんが選んでくれたのよ」

「へぇーそうだったんだ!」

「色々な女に貢いで身に着けた才能ですけどね・・・」


 アオスの冷ややかな視線がアマドを襲った。


「違うって。今更その話を持ち出さないでくれよぉ・・・・」

「違うのかしら? 私のこと愛しています?」

「もちろん。誰よりお前のことを愛しているよ」


 アマドがアオスの手を握ろうとする。

「 パッチンッ! 」


 その手はアオスに払いのけられた。

「ふふふっ」


 ただアオスの口元は扇子で隠されていたが目元は柔らかく満足げだった。


「違う違う! 今はそんな両親の惚気姿を見ている場合じゃなかったわ。お父様、お母様お願いがあります!」


「わかった。結婚を認めよう・・・・幸せになるんだぞ」

「あの子なら他に女を作ることもないだろうし。後はやる気さえ出させたら文句なしね。しっかりお尻を叩いてあげなさい。男を育てるのは女の役目なんて言われるけどそんな言葉は無視しなさい。生かさず殺さずコレが秘訣。わかったディア?」

「はいっ・・・・だから。違うの。 オーリスが魔王辞めちゃうの・・・・」

「辞める? 末席とはいえ魔王の称号を捨てるとは。 大胆なことするな」


 その言葉を聞くとアオスの目が鋭く、細く、そして力強く怒りの炎をメラメラと燃やした。


「昔からあの子は甘やかすとすぐこーなるんだから・・・」

「どうしたら・・・・」

「安心なさいディア。私が叩き直してあげるから任せなさい・・・・・」


 ディアの話し方がまずかったのか、アオスが違う方向に動き出し始めた。

 アマドはそれをなだめてはいるがアオスの勢いは全く衰える様子を見せなかった。


「大丈夫。私がついてるよオーリス」


「覚悟なさい。オーリス___」


「健闘を祈る!」


 そこには三者三様の思いが交錯していた。



 ♡ディアの暗躍・・・・オーリスますますピンチになり、違う方向で継続!




「さーて俺もそろそろ動くとするかぁー。さすがにフフルさんが居なくなるのは嫌だからな」

 

 やる気を最後まで見せなかったオーリスがようやく重い腰をあげ立ち上がった。

朝食を取りに。

ゆっくりと部屋を出て1階へと下がっていく。


「眠いなー。食事が済んだらみんないないし。とりあえずもうひと眠りでもしよーかなぁー」


オーリスが無事に魔王継続となるか、それともならないのか色々な方向を考えながら書けたらと思います( *´艸`)

文章がまだまだで評価されるほどでもないみたいなのでもう少し読みやすく楽しんでもらえるような文章を考えながら書きたいことを書けるように頑張りたいと思いまーす(*^-^*)

今後ともファウス、ディア、ロハス達をよろしくお願いしまーす!

ブックマ、評価に感想もお願いします(^^)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ