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勇者パーティーが裏切りそう

作者:三阪
人類が魔族に追い詰められる中、突如として現れた希望の光。それこそが、勇者であった。

各地で発生している問題を解決して回り、それと同時に魔王を討伐すべく力をつけていく。いつも人にやさしく、決して折れない心を持つまさしく人類の希望としてふさわしい人格と能力を持つ勇者。
しかしそんな彼には、1つ大きな悩みがあった。それが、

「俺のパーティーメンバー、全員人類を裏切りそうなんだが!?」

ということ。
全員すこぶる人類を嫌っており、人の目がなければ人類への悪口は言いたい放題嫌がらせはし放題。本当にそんな仲間たちで魔王を倒すことができるのか不安になってしまうことも仕方のない面子となっていた。
しかし厄介なことに、その力は勇者の仲間としてふさわしい物であることも間違いない。皆個性のある特出した力を持っており、替えは効かないのだから。
それならば仕方がないと割り切って逆に人類への嫌悪感が少しでも和らいでくれるよう祈る勇者であったが、人類は自分で自分の首を絞めていく。魔族に追い詰められていくごとにそのベールははがれていき、人類らしい醜い部分が次々と顔をのぞかせ始める。
果たして勇者はパーティーメンバーを裏切らせず、魔王を討伐することができるのだろうか。そして、醜い部分を見過ぎた影響で自身も闇落ちしてしまうことを回避できるのだろうか。


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