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白堊に想到する者達はいつも目をひらいていた  作者: 孝の字
第1章 西の荒野の街『ブブゼラ』
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第四話 「幼女と蜥蜴」

―ミオ 東の街


「シルペックに祝福あれ」

幼女がオオトカゲを抱えている。

「仲間たちは皆元気です」

と短く艶やかな黒髪を靡かせ、ベンチに座り、空を仰いでいる。

幼いながらにも知性の感じられる眼を潤しながら。


夕映えが家々の窓を茜に染める。

街と黒い大通りの間にある崖の中腹の小さな段丘面。

街への上り階段と大通りへの下り階段の中間にぶら下がっているような場所。

東の街に背を向け、大通りの方につきだし、ぼんやりとした光の這う港に臨む。

白く開けたこの場所には今、二つのベンチ、花の敷き詰められた黒い台がある。




西の街から幾星霜、中心部で見た求人の中でも俺にあってるヤツを探した…


まずは、そこから話そうか、中心部で見た大魔法使いの話しをしよう。

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