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鍵られた僕  作者: KAiTO
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プロローグ

今日はいい天気だ。

ユウトは夏の晴れた空を見上げながらそう思った。

夏は好きだ。こんなにいい日差しのしたを歩けるだけでも気持ちいい。

ユウトは夏休みの宿題を終わらせるために市内の図書館へと向かっていた。自転車で向かった方が早いがこんなに天気がいいのは久しぶりだから歩きながらのんびり行こうと思ったのだ。



ふと、ユウトが近くの電線を見上げると、この辺では見かけないような、綺麗な羽を持った鳥が一羽停まっていた。

ユウトはその鳥を見ながら足を止めた。

あまりにもその鳥が綺麗だったからという理由もあったが、その鳥が確実にこっちを見ていたから、つい足を止めてしまった。

「なんだオマエ・・・?」

ユウトはつぶやいた。

その後数秒ほどにらみ合うと、鳥は喉を「グルルル・・・」と鳴らし、翼を広げ、どこか遠くの方へと飛んでいってしまった。

ユウトは鳥が見えなくなるまで飛んでいった方角を見つめていた。

見えなくなるとユウトは図書館へ行く途中だったというの思い出し、道を急いだ。






「くそ・・・こんなんだったら傘持ってくるんだった・・・」

図書館から家へと帰るとき、急に夕立が降り出した。かなりの勢いだ。

ユウトは途中にある大きな木の下で、雨宿りすることにした。


雨宿りしてから数分、未だに雨が止む気配はない。

「仕方ねぇ・・・ずぶ濡れで帰るか・・・」

ユウトはそういい、帰ろうとした瞬間、「待って」と誰かがユウトを呼んだ。

ユウトはいきなり呼ばれたことに驚きつつも、声のした方向を振り返った。

「やっと見つけた・・・」

そこには黒い服に身を包んだ同い年ぐらいの少女が立っていた。


今回から投稿を始めました、KAiTOというものです。これからユウトを主人公とした小説を投稿していきたいと思うので、よろしくお願いします。

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