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第2章/43話:<神の住まう都>

 そして、二週間が経った金木犀(きんもくせい)の匂いが目立つようになった10月のある日俺たちは、神都(しんと)と呼ばれている地域に来ていた

この地域には、世界及び俺たちの国である皇国(こうこく)の神社の総本山(そうほんざん)がたくさんある

いってしまえば神の都だった

 そんな、街に何をしに来たというと杏夢(きょうむ)の仲間で俺にピッタリの剣術を使っている百狐(びゃっこ)という人のところを訪ねるために休みを使って来た


瑠人(るひと):「なんか、思いのほか駅の周りに神社があるとかでは、ないんだな、、」


杏夢:「まあ、そうだな神都といえど人が住んでいる比較的大型の街だからな」


 今回は、杏夢を顕現(けんげん)させて案内をしてもらうことにした

それにしても、剣術訓練のために杏夢を顕現することが多かったせいか能力の練度(れんど)持続時間(じぞくじかん)が長くなっているように感じる

 それこそ、前までだったら能力、ましては『顕現(けんげん)』を発動させた状態では1時間持てばよかったぐらいだったが今では、12時間なんなら頑張れば一日中顕現していても大丈夫なぐらいにまでなっていた

そんな事したら、一日近く寝たっきりになってしまうが、、


 そういったことを考えながら駅を出て適当に歩きながら杏夢に質問した


瑠人:「ん、百狐ってやつがいるのはこっちなのか?」


杏夢:「いや、こっちの方じゃないぞ」


杏夢:「何なら、こっちは真反対だな」


瑠人:「なんで、こっちに来てるのか?」


杏夢:「いやーなんか瑠人がこっちに来てたからなにか気になるものでもあるのかと思って」


杏夢:「まぁ何もないなら行くか百狐のとこへ」


 そうして俺たちは、杏夢の案内でその百狐がいるという神社を目指した

その神社は、杏夢の言うには神都の南側に位置しているらしい

 そうして、約20分ほどゆったりと歩いていると遠くに見えていた山が近くに見えてきた


雷榎(らいか):【にしても、百狐ちゃんなつかしー】


瑠人:「やっぱり、杏夢だけじゃなくて雷榎たちも面識あるのか」


杏夢:「そうだな」


杏夢:「僕の友人、仲間は、大体が雷榎ちゃんと面識あるだろうし」


雷榎:【そうだっけ?】


杏夢:「そだよー」


 そんな、話をしていたら先ほどまでの舗装された道とは違う石畳(いしだたみ)と大きく赤い鳥居(とりい)が見えた


杏夢:「ここだな、、」


杏夢:「じゃあ、いったん本殿(ほんでん)の方に行ってみるか」


 そうして、俺たちは鳥居を抜け(きつね)の像が両端に鎮座(ちんざ)している門のようなところを通り本殿の本坪鈴(ほんつぼすず)の下へ立ち手を合わせた

そこで同じように手を合わせて何かを祈る杏夢


杏夢:「じゃあ、出るか」


瑠人:「えっ!?」


瑠人:「百狐って人と会うんじゃないの?」


杏夢:「だから、会うために出るんじゃないか」


杏夢:「ま、だまされたと思ってついてきな」


 そのまま、入るときに通った門を通ると先ほどの晴れた空ではなく少し(くも)った空と季節違いの(うめ)の花が咲いた場所にいた

そして、目の先にはたくさんの少し(ふる)びて赤がくすんだ鳥居があった


杏夢:「じゃあ、行くか」


 そうして、杏夢に連れられて鳥居をくぐりながら進んでいった

すると、気付いた時には目の前に小さな神社のようなものが建っていた

まるで狐に(ほお)をつねられているような気持ちになっていた

どうも、RaikaHukaです。

今回出てきた神都ですがお気づきの方もいるかもしれませんが京都をイメージしながら作りました。

そして、今のところは結構和風テイストで作ろうかと思いながら試行錯誤しています。

自分の納得できるものを作れるように頑張りたいと思っている今日この頃、、

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