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俺の異世界転生はいつも記憶喪失から始まる   作者: 天野川 工太朗
第七章 ~神界最強闘技伝~
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第二話 ~約束の勝利へ~

第二話 ~約束の勝利へ~


「はあ~ここまま、次の二回戦とはつらいなあ~」俺はこの長い廊下で短いため息を付くとルルは肩を“トントン”っと叩いてマッサージをしてくれる。

「まあ、そんなこと仰らないでください。私は応援してますよ。」と励ましのエールを送られる。

「優しいな、ルルは。」ルルの頭を撫でる、ルルは下を向き恥ずかしながら“モジモジ”する。

「ねえ、君はシン・カミト君だよね!」とこちらに指を刺し“ニヒ”と嬉しそうに笑う。

その少女は学生服を着ていてツインテールの灰色の髪と赤い瞳。

その面影は少し前の俺に似ている。

何か冒険にでるような顔立ち。

「誰だ、お前は。」俺はツイテに問いかける。

「私?私は田中ユア<タナカ・ユア>だよ!第4ブロックのFの一回戦みてくれた?」

とこちらに顔にもの凄い行きよいで近づいて来る。

俺はあまりにも近いので一歩後ろへと下がってしまう。

「ご、ごめん。見てないや!」と後頭部に手を置き目を逸らしながら“あははは”と笑う。

「見てくれてないんだ。ユアがん・・・クス・・頑張ったのに」と泣き始める。

俺は女の子を泣かせるのは少し経験が足りず如何したらいいかわからない。

「あ~あ、カミト様が女の子を泣かせた。」と言いルルはユアにくっ付いてこちらをからかうような目をする。

「あの~どうすれば良いですかね~」と俺は逃げ出したい気持ちになる。

「でもね。カミトお兄ちゃんとは決勝で会えるね。」と泣き顔から立ち直り素敵な笑顔を見せる。

「ああ、そうだな。共に頑張ろう」と手を取り握手をした。

そこを後に控え室に向かうとルルは選手ではないので控え室には入ることは出来ない。

「じゃあ、次の試合も見ててくれルル。」と俺は曲がり角でルルにグッドサインを送る。

「はい!」と笑顔で答えてくれてその後、手を振り分かれの合図をする。

控え室に着くと俺は椅子に転がり少し眠る。

・・・・・・・・・・・・・・・。

お前は・・・・・・きっと・・・・やつの力に怯えるだろう・・・。

「ハッ」と目は何か嫌な夢を見たようだ。

控え室にかかっている時計はもう16時を刺していた。

二回戦は16時15分からだ。

俺はまたもや急いで会場へと走る。

大会委員は外への扉の前で立っている。

今日のところは最後の戦いになっている。

「次の方ですか?」と大会委員に話かけられる。

「はい!そうです。」と元気の良い返事をすると大会委員は誘導をし始める。

控え席では何ブロックにも渡る選手がいた、計算する約50人くらいだろう。

隣には先程見た、ダニエル・ルージュの姿があった。

金髪の髪に青い瞳、そしてイケメン。ムカつく男だぜ!!

と軽く眼を飛ばす俺は次試合のために会場へでる。

「うおおおおおお、あいつはさっきのカミトってやつじゃねえか。」と俺の人気度は高鳴っているようだ。

「さあ、24ブロック二回戦、青コーナー、シン・カミト!!」と先程とはやっぱり違うらしい。

観客の熱気は俺に向いている。少しやる気が出てきたぜ。

「赤コーナー、ザラ・ヘンデル!!」だが、相手も相手だ。

シードだけであって観客も盛り上がっている。

やつは何も持ってない、まさか・・・・素手で戦うってのか。

でも本で読んだ中でも素手で戦う英雄もいたっけか。

「さあ、来い。」俺は鞘から剣を出し前に構える。

やつは素手を前に構えジョブをする。

審判は間に入り旗を上げる。会場の空気はどうやら何かが可笑しい。

先程の空気とは違う、観客は何を待つような顔をする。

審判は旗を下げる、俺は少しの殺気を感じたから後ろに大きくジャンプする。

「よく、気づいたなあ。この俺の拳を・・・。」とやつの拳は間接的に当たってはいないが、俺の顔のギリギリを一つの風が通る。

後ろ見れば観客席を保護する壁は拳の跡が付き砕けていた。

こういうことかと俺は思い、後ろにバク転をして体制を整える。

あいつの攻撃を一度でも当たってしまうと、俺は確実に場外へ出てしまう。

だが、勝つ方法はある・・・。

俺はエレベスタールを鞘にしまう。

「どうした、もう諦めたか。」とやつも構えを止める。

会場はブーイング嵐だ。

「カミトさん如何したのでしょう?」とルルは不思議そうな顔で観戦をするが周りの声に少し応援していた身としては少し悲しい気持ちである。

こんな、ドキドキした一戦は会場の静まり返った温度に俺は少しの緊張はしない。

やつは再び前に拳を構える。やつの殺気はどこかの奥義なのかもしれない。

「ヘンデル奥伝!アルマ・グランツ!!」とザラは言い、気を拳に貯める。

その後、目の前から消え物凄い行きよいで近づく。

「これを間っていたんだ。」と言い柄を持ち何かをしようとする。

「な、何!!」と驚いた顔をするザラは拳を止める術をもっていない。

だが、やつは止まる事を考えず、倒す事だけに集中する。

「響け!エレベスタール!!」と言い中腰になって鞘から剣を抜き斜めの線を描く。

ザラの行きよいは斜めにずれ、また戻る。

血が少し吹き出てしまったがこれは規定上問題ない。

俺はザラを切った後、鞘に剣を治める。

ザラは俺の横に倒れて何かを言うがその言葉は俺には届かない。

「えっと~。何が起きたんでしょうか。」と会場中は何が起きたか分からない状態である。

「え、ザラのやろう、負けやがった。でもあいつ奥義を喰らっているはずだろ。」

と観客の何が起こったかも分からない速さで切り刻んだらしい。

「すまない・・俺はお前程度の人間に負けるわけにはいかないんだ。」

とカミトがそこを後にした後、ザラの体から無数の切れ傷が“パスゥー”と噴出した。

大事には至らないが・・・救急隊員が駆けつけるほどである。

俺はあと2回勝てば、決勝リーグに行くことが出来る。

あと少しだ皆間っていてくれ・・・・俺は神になる。

―セーブ―

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