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第一話 初めてのおつかい(クローン使用可)

『ダンジョン独占企業』のヒトシが

王都で冒険者登録してから一か月後の旅立ちまでの物語です。

別タイトルで書くことにしました。

後書きで書くと、事実関係がこんがらがるので。

すでにこんがらがってます?


俺は、今日の朝イチでギルドに向かい、薬草採集の依頼を受けていた。

俺のギルド初仕事だ。

薬草は西の森に生えているということで西の森に来た…。

…振りをして、東の森に移転してきた。

そう、東の森はクローン達によって調べつくされている。

もちろんどこにどんな薬草が生えているのかも。


そしてクローンは、ジョブ森人、スキル採取・鑑定・探索・森の目そしてパートナーは、

スライム、スキルは、保存。これで薬草の鮮度を落とさず、採取して買い取りに出せる。


新鮮な時に調合するほど効果の高い薬ができるということで、

スライムに保存できれば便利かなと思って考えた。


森人は、森の住人(設定)薬草採取は得意なのだ。そこにスキルを付ければもう大変。

一時間と経たずに薬草は山盛りになってしまった。


うん。確かに、取ってきた数だけ買い取るって依頼だったけど。

この量はどうだろう…。

いや、これでいい…。


ギルドから出発して2時間。大量の薬草を無限収納にしまい、

少し量が多いと告げ、

シェロルさんとギルドの奥の部屋へ移動する。

無限収納から薬草を全部取出し、シェロルさんの方に視線を向ける。


言葉を失い、これでもかと目を見開く美人さんがいらっしゃいました。


頂きました。ありがとうございます。その顔、好きですよ。


「そちらの、瞳の大きな美人さん、買い取りお願いしますよ。」


からかい半分でお願いしてみた。


「美、美、あ、すいません…。」


いそいそと薬草を数え始めるシェロルさん。耳まで真っ赤ですよ。

しかもこの数。一人じゃ絶対終わらない。一晩掛かりますよ。


「手伝いましょうか?」


「あ、は、ハイ…。いえ、他の職員も呼んできます…。」


シェロルさんはうつむきながら部屋の外に向かった。そして。


ごんっ!


あ、扉に頭をぶつけて、よしよしこすっている。かわいいですな。


頑張って薬草取ってきてよかった(クローンが)。ふふふ、狙い通りですぞ。

冷静なシェロルさんを、驚かせるのが楽しみになりつつある私です。


初めてのおつかい大成功!


ちなみに買取しきれないので、後日、商人ギルドと

錬金ギルドに相談して買い取り額を決めることになった。


ご迷惑おかけします。

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