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第23話 Red Night ②

(エリクサー)「名乗ったけど、君は名乗らないの?」


(赤マント)「余の名は、怪人赤マントである!」


(エリクサー)「…そう。そんな事より早くロープを解いてあげろ。解かないのなら魔術で君を倒す。」


(赤マント)「…1つだけ質問をしよう。」


(エリクサー)「何?」


(赤マント)「何故、余達がこの横浜アリーナにいると分かった?余はトラップを準備していたのだぞ。」


(エリクサー)「…テケテケの事を言っているの?」


(赤マント)「そうだ!余は前もってテケテケを2体も具現化させたのだぞ!」


(エリクサー)「その事なら2体共空想に送り返したよ。」


(赤マント)「な、何だとー⁉」


            *


時は遡り昨日、


「都市伝説の反応が3つある。」


とエリクサーは時間が掛かりながらも反応を感じた。


「…しょうがない、近い所からいくか。」


と言ってエリクサーは1つ1つを巡る事にしたのだった。


            *


一夜明けて午前8時頃、


エリクサーは1つ目の都市伝説の反応のする場所に到着した。


その反応のする場所にいたのは、


下半身が無い都市伝説であるテケテケだった。


テケテケはエリクサーを襲おうとしたが、


「震え凍る水星魔術《シィヴァフローズンマーキュリー》‼」


とエリクサーが言った途端にテケテケは凍ってしまい、


そのままエリクサーによって空想に送り返されてしまった。


「…ここは違った。」


と言ってエリクサーは2つ目の都市伝説の反応のする場所に向かった。


            *


午後13時頃、


エリクサーは2つ目の都市伝説の反応のする場所に到着した。


その反応のする場所にいたのは、


またしてもテケテケだった。


そのテケテケもエリクサーを襲おうとしたが、


「震え凍る水星魔術《シィヴァフローズンマーキュリー》‼」


とまたエリクサーが言った途端にそのテケテケも凍ってしまい、


そのままエリクサーによって空想に送り返されてしまった。


「…また違った。」


と言ってエリクサーは最後の都市伝説の反応のする場所に向かった。


            *


午後16時30分頃、


エリクサーは最後の都市伝説の反応のする場所に向かっている途中だったが、


2人の若い女性会社員の会話が気になり、


エリクサーは立ち止まった。


(Aさん)「ねぇねぇ、先日くらいからなんだけどさ。」


(Bさん)「なぁに?」


(Aさん)「いつも帰り道に横浜アリーナの近くを通っているんだけど、何故かそこを通りたく無いのよ。」


(Bさん)「どうして?」


(Aさん)「分かんないけど、何だか不気味な感じがして…」


と2人の会話を聞いた後、


最後の反応の都市伝説のする場所に向かう為、


再び歩き出した。


               *


午後22時頃、


エリクサーは最後の都市伝説の反応のする場所に到着した。


そう、


そこは2人の若い女性が言っていた横浜アリーナだった。


しかも、


そこからはとても不気味な感じがして、


他の2つの都市伝説の反応よりもとても強力な都市伝説の気配がした。


エリクサーがその建物の中に入ると、


従業員などの人っ子は誰1人としていなかった。


そして、


エリクサーは広い建物の中から想子《そうこ》と赤マントを見つけ出し、


間一髪の所で想子を窮地から救ったのだった。


               *


(エリクサー)「…と言う訳だけど。」


(赤マント)「…そうか、理解した!だぁが、ロープを解いてはやらん!」


(エリクサー)「どうして?」


(赤マント)「それはだなぁ、貴様は余の楽しみを邪魔したからなぁー。」


(エリクサー)「…そう。なら、僕がロープを解くよ。だから、君はさっさと空想に送り返されて呉れる?」


(赤マント)「断るぅー!貴様がその気なら、本気で遊んでやろうではないか。」


(エリクサー)「そう。」


(赤マント)「貴様は余の好みのタイプでは無いが、貴様を記念すべき50人目にしてやろうではないか。さぁ、喜べぇー!」


(エリクサー)「…残念だけど僕はとある出来事で不老不死の人では無い物だから50人目にはなれ無いよ。でも、話が早くて助かるよ。」


(赤マント)「そうか、そうか。貴様も余と同じ方にいるのか。」


(エリクサー)「…」


(赤マント)「さぁ、貴様にも見せてやろう。余の恐怖の暴行《レッドナイト》をなぁー!」


というと赤マントは何処からともなく大量のナイフを出した。


一方、


エリクサーは魔導書を開き、


「地球入れ替え魔術《フェイクアース》!!」


と言った。


(赤マント)「さぁ、今夜もとても楽しい暴行《レッドナイト》の始まりだぁー!」


(エリクサー)「僕がお前のとても楽しい暴行《レッドナイト》を今夜で終わらせる!」

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