スキルの使い方
どうやらスキルとは、使えば使うほどパワーアップするらしい。
まずは、出せる量が多くなる。今は、毎日売れるくらいの木の棒が出せるようになったように。
また、この国には正式に「レベル」システムは無いようだ。
代わりに、『開放』と呼ばれるものがあり、1回の開放があると、スキルで出せるものが大きくなったり、数が増えたりするそうだ。
ぐ〜、僕にはまだ開放システムが来ていない。
小さい頃からこんなに練習しているんだから、そろそろ開放システムがきて欲しい所。
本当に木の棒しか出せないスキルなんて格好悪すぎて、恥ずかしい〜〜。
だが、最近使い所が出てきた。ランダムで出てくる木の棒に、少ししなやかで長いものは、角ウサギなどの小動物の罠に使える。
木の棒だけだけど、お陰で毎日山の中を歩き回らずにすむ。
また、季節に天候も関係が無い。
そこはありがたい。速やかに罠の再設置に出かけられる。
おかげで、角ウサギなどの肉や毛皮も売ることが出来た。
また、分かった事がある。
この能力は、木の棒を召喚するのに近い。
なので、木に手を当てながらスキルを使うと木の棒が刺さって召喚される。
他にも、残酷かもだが、岩イノシシの近くでスキルを使うと、一発でトドメを指す事が出来る。要は使いようなのだ。
もしも、この木の棒の召喚地点が伸び、自由に距離を選べる開放があれば、僕は魔獣のお腹や眉間目掛けて木の棒を召喚すれば攻撃としても使える。
やっぱり、使いようなのだ。
あれ、もしも、木の棒に「硬化」と「回転」と「発射」の魔法を重ねがけすれば、ロックスピアやアイススピア系になりもしそうだ。やはり、考えようには最強のスキルになるかもしれない。




