表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
劣等生の非日常  作者: 大和小雪
第1章
9/26

〜第六話〜しるかっ!(下編)

かれこれいつもの如く遅くなってすいません...

ともあれ第六話の下編どうぞ!

ファミレスについたオレたちはウェイトレスさんに案内され席についてメニューとにらめっこしていた。


「なぁ楓、俺ハンバーグとカレー頼むからカレー半分食ってくれ。どうせお前一つ食いきれないし。」


すると誠がメニューで悩んでいたオレに好条件の案を出して来た。正直デザートとカレーで悩んでいたオレはこれに乗る以外はなかった。


「お、それで行こうちょうど迷ってたから。」


そして誠はハンバーグとカレーを、オレはチョコレートパフェを注文して料理が来るのを行き先を話し合いながら待つことにした。


「それでこの後どこに行く?今日は夕方から雨らしいからそんな遠出はできないだろうけど。」


「んーそうだな、ここら辺となるとゲーセンとかカラオケ...になるのかな?」


「お、それだ!昔良く行ったしカラオケ行こう!」


オレがまだ男だった頃よく二人でカラオケに行ったものだ。


「よし、じゃあパパッと食べていつもの店行くか。」


「おう!」


その後は二人でゆったりと雑談していたらオーダーしたものが運ばれて来たのでささっと食べることにした。


ーーーーー


「さて、何入れようかねぇ」


「あぁ〜お前に任せるぞ、その体になってどんだけ変わったか聞いてみたいしな」


オレ達はファミレスを出た後近くにあるカラオケ店に来た。


「んー...じゃあいつものでウォーミングアップするから誠も付き合えよ?」


「お?あぁいいぜ、久々だしな」


そう言ってオレは毎回カラオケに来た時に歌うロシア民謡のカチューシャを入れた。


ー数時間後ー


結果から言うとこの体になったことで高音域が出せるようになったのでオレの好きな女性ボーカルの歌などが歌いやすくなった。これは不幸中の幸いってことでいいんじゃないか?


「今日は楽しかったな」


「あぁ、また行こうぜ」


「そうだな....」


すると誠はオレの頭を撫でた


「っ....なんだよいきなり」


「ちょうどいいとこに頭があったからついな」


「ハァ?なんだよそれこっちは身長気にしてるっつのに...とりゃ!」


「ふっ、遅い!」


誠の頭を撫で返そうとしたが余裕で避けられそんなことを延々としながら帰るのだった。

「縮めぇ...縮めぇ...」

「な、なんだよさっきっから...」

「前のオレくらいまで身長縮めぇ...」

「あーもう上から押さえつけんな!」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ