修行再開
「ハーベル、天界で聞いてきたんだけど、今度の悪魔は、ものすごい魔力なんだって」
「ああ、リーフィア、今さっきレオンから聞いたよ。魔界の王子らしい」
「え、レオンさんが?」
「それと、召喚門の近くにある、村や町の住人が一夜にして消えてしまったらしいの」
「ことは一刻を争うな!」
「リーフ、他のソーサリーエレメントたちは、どうしてるか分かるか?」
「私みたいに復活していると思うよ」
「すぐに集めて、みんなを天界に来るように伝えてくれ!」
「俺は、レオンに知らせる!」
「分かったわ、任せて!」
俺は、早速テルミットでレオンに知らせることにした。
「レオン、早速だが問題が起こった!」
「早いな!」
「ダリアンが、住人を大量に拉致して生け贄にしようとしているらしい」
「やりそうだ!」
「他のソーサリーエレメントにも集まってもらって、天界で修行してもらう。お前も来てくれ!」
「いや、僕は遠慮しておくよ」
「なぜ?」
「あくまでも僕たちは、裏の住人だ、表の世界の人たちとは関わらない方がいい、それに、ルナシェイドとはもう関わりたくない。僕たちのできることをするよ」
「分かった、じゃあまた連絡してくれ!」
「了解」
リーフィアと一緒に天界へ行ってみんなを待つことにした。
「バール様、お久しぶりです」
「おお、ハーベルかよく来たな!また、修行でもするか?」
「はい、と言いたいところですが、実はお願いがあります」
「なんだ、水くさいな、言ってみろ!」
「これから、以前悪魔を一緒に倒した仲間たちが天界へやってきます。その者たちの修行をお願いしたいのです」
「そんなことか、そ奴らは強いのか?」
「もちろん、私と同等と思ってもらっていいかと」
「それは、また楽しみが増えたの!」
「ただ、あまり時間がないのです。そこのところを何とか•••」
「なるほど、あい分かった」
俺は、他の神様たちにもお願いして回った。皆様、快く受けていただくことができた。
その間に、リーフィアと協力して、大門周辺の被害をこれ以上拡げないよう手を打つことになった。
「ハーベル、ここが?」
「おお、ホムラとリヴァイア。よく来てくれた!天界だよ」
「我輩もいるでござるよ!」
「フウマ!」
「タオも連れてきたでござる」
「みんな、急に集まってもらってすまない」
「いや、世界の異変には気付いていたし、ソーサリーエレメントのことも気になっていたしね」
「そうでござる」
「みんなに天界で修行を受けて欲しいんだ!」
「それは、願ったり叶ったりだ。俺たちも、もっと強くなれないかと努力はしていたが、人間界では限界を感じていたんだ!」
「早速、神様たちにあいさつにいくぞ!」
みんなそれぞれ、得意な分野を中心に修行を始めた。
「リーフィア、人間界の方はどう?」
「今は、落ち着いているみたい。なにかあったらすぐに知らせるね!」
「頼んだ!」
俺は、みんなの修行の相手をしたり、召喚門付近の村の警護をしたりしていた。
次回 【召喚門へ】




