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ソーサリーエレメント2  作者: 吾妻 八雲


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召喚門へ

レオンたちも、周辺の町や村を重点的に調査していた。


村人たちが噂をしている。

「おい、聞いたか?」

「どうも、カニエ村の者はみんなさらわれて、逃げてきた者の話によると、悪魔が来て生け贄にすると言われたらしいぞ!」


「恐ろしいな、この村は大丈夫なのか?」

「分からね、逃げた方がいいかもな」


「やはり、召喚門を開くための生け贄に使うつもりか!」

でも、生け贄ってことは、どこかで生かされているはず。そこを叩けば、村人も助けられるし、召喚門も開けられないのでは?


「ハーベル、ハーベル」

「おお、レオンどうだった?」


「やはり、生け贄にするつもりらしい」

「そうか、何かいい作戦はあるか?」

「ミリアが、怪しいところを見つけた、その付近を捜索してみてくれ!」

「分かった」


「生け贄にされる前に村人たちがいるところを襲撃して、助け出すことができれば、ひとまず召喚門を開くことはできないはずだろ」


「なるほど、みんなと相談してみるよ。ありがとう」

「気にするな!」

早速、みんなに相談を持ちかけた。


「全員で行くのはリスクが大きすぎるでござる」

「ここは、フウマ、リヴァイア、俺の3人で行くことにしよう」

「分かったでござるよ、ホムラ!」


「ハーベルは、ここでみんなの面倒といざというときの保険に残ってくれよ」

「了解、無理するなよ!」


「もう、神法も身に付けたし、ハーベルに教えてもらった。転移もマスターしたからな!」

「転移は、阻害されることがあるから注意してな!」


「ちょっと待って!」

「どうしたの?リーフィア」

「未来予知で、嫌な予感がする」

「どういうこと?」


「このまま三人で行かせると死んじゃう」

「うう、マジか」

「そうみたい!」


「ここは、リーフィアを信じて全員で行った方がいいかもな•••」

「ありがとう、リーフィア」

俺たちは、作戦を変えて、召喚門へ五人で向かった。


「ハーベル、ミリアの情報ではこの辺りだったよな?」

「ああ、たくさんの人の気配はするんだけどな?」

「ここは、私に任せて!」

「タオ、どうするんだ?」

「いいから、いいから」


タオは、なにやら呪文を唱え始めた。

すると、無数のゴーレムたちが現れ、命令を下した。


「シラミ潰しか•••」

「いや、これだけの数ならかえって早いかも!」

「見つけたよ!」

「はや!」


「洞窟の奥に結界があるみたい、これは近くまで行かないと気付けないやつだね」

「タオ、お手柄!」


洞窟の奥へ進んでいくと、結界の向こうに多くの人が捕まっていた。


「まずは、結界を解除しよう!」

「ここは、自分の出番でござるな、風神法の新技、広域結果破壊術、解!」


「これだけの人数どうすれば?」

「俺が、広域転移で一度に移動させるよ!」

「ハーベル、そんなこと可能なの?」

「任せとけって!」


召喚門からはだいぶ離れた場所へ移動した。さらに、転移門を設置して、みんなに自分の家を思い浮かべながら通るように説明した。


人々は、順番に門を通り抜けるとその先は、自分の家に通じていた。

次回 【死刑確定!】

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