表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ソーサリーエレメント2  作者: 吾妻 八雲


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

23/32

我慢の限界

かれこれ1ヶ月ほど経った頃、すっかり暮らしにもなれて工房仲間とも上手くやっていた。


「おい、ハベル食事行こうぜ!」

「はい」

「ところで、山の向こうにあるでかい門ってなんなんですか?」


「あれか?ダリアン王子が人間界へ行くために作ったてヤツだろ?」

「こちらから行けるんですか?」

「よくは知らないけど、人間界側からしか開けられないらしいぜ」

「そうなんですか···」


「ハベル、人間食わないよな?」

「あまり好きじゃないので···」

「うまいのに···」

「今日は、ごちそうさまでした。もう戻って寝ます」


「おお、おやすみ」

「ハベルっていいヤツなんだけど、何か変わっているよな?」

「まあいろいろあるんだろ、詮索はやめようぜ」


「そうだな、仕事もしっかりこなしてくれるし、取引先からも評判いいみたいだぜ」


このまま居てもしょうがない、何とか門を抜ける手を考えなければ···

「リーフィア心配してるかな?」


その頃、人間界では···

レオンたちは、ハーベルが調査に向かってすぐ、リーフィアたちにお礼を言って、「ソーサリーエレメント」のアジトに戻っていた。


「ハーベル、人間やめちゃってたな」

「やめちゃったって•••」

「だって神様だって•••」


「そう言えば、神様が持ってる宝の話があったじゃない?」

「あれ、リーフィアさんがはめてた指輪のことらしいよ」

「ああ、天界の指輪だっけ?」


「うん、未来予知ができるって言ってたな」

「確かにお宝だけど、リーフィアさんから盗むなんてできないよな」

「当たり前でしょ、命の恩人よ」


レオンたちは、まだハーベルの身に起こっていることに気がついていなかった。


「リーフ、ハーベルがどこに行ったか分からないの?」

「あれから1ヶ月も経つのに何の連絡もないなんて···」

「テルミットも全く反応しないし···」


「やっぱり、悪魔に捕まってるんじゃ?」

「だったらもう···」

「リーフ、縁起でもないこと言わないで!」

「ごめんなさい」


「もう我慢の限界、天界へ行きましょう、シリエル様に相談してみる」

「そうね、分かったわ」

リーフィアは、早速天界へ向かいシリエルに事情を話した。


「リーフィア、今分かっていることはハーベルが人間界にも天界にも居ないことだけだ」

「じゃあ、生きてるってことですよね」

「まあそうなるな、ということは、魔界に居るとしか考えられない」


「やっぱり、でもどうやって魔界に?」

「あの門を通ったとしか思えん」


「魔界でも元気にしているのかしら、心配で心配で···」

「助けに行くことはできないですよね?」

「そうだね、魔界へは干渉できないからな」

「ただ、人間界からなら一つ干渉する方法はある」

「召喚ですね」


「そうだ、ただ召喚するにしても悪魔ではないしどうしたものか···」

「人間を召喚する方法はあるのでしょうか?」

「聞いたこともない。何か方法はあるかもしれんが···」


「天使様でも分からないことをどうしたらいいのか?」

「知恵の神であるアルテミス様にお願いしてみるか···」

「よろしくお願いします」

次回 【人間召喚?】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ