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プロローグ

「帰ろう」


「…」


「? …起きろ」


少年は寝ている少年を起こそうとする


「…後、5分……」


しかし少年は定番の言葉を口にしてまた寝ようとする

当然起こそうとしている少年がそれを許すはずが無く…


「起きろって!!」


と大きな声を出す少年


「…すー」


しかし寝ている少年は起きなかった

それを見た少年は寝ている少年を椅子から落とす


「!?…ショウ、痛い」


と椅子から落とされた少年はショウと少年を睨みながら言う


「起きなかったお前が悪い」


そう言われた少年は言い返すことができなかった


「じゃあ、帰ろうぜ」


と笑いながら言うショウに少年は


「…」


無言で頷く


*****


「…でさ~隣のクラスの〇〇さんがさ~……」


とショウが少年に話しかける


「…そう」


少年は淡々と返す

それにムッとなったショウは


「ハクリュウ、俺の話し聞いてたか?」


と少年、いやハクリュウに問う


「…聞いてた」


また淡々と返すハクリュウ


「…はあ、まあいい」


ショウが先に折れる

ショウはこんな風にいつもハクリュウに対して根負けしていた

ハクリュウは淡々と返すが話はいつもしっかり聞いていたのでショウがいつもそうすることが分からなかった


二人はそんな雑談をしながら帰っていた

しかし今日はいつもとは違っていた


「!そこの中学生、早く逃げなさい!!」


とおば…いやお姉さんが二人に言う

それにショウはお姉さんの方を向き、ハクリュウは周りの人が上を見ているのに気付き上を見上げる

そこには自分達へと空から降ってくる赤い、鉄骨があった

ハクリュウは隣にいるショウを見る

ショウはお姉さんが逃げろと言ってくる理由が分からないようでお姉さんをじっと見ている

ハクリュウはショウの背中を強く押した…

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