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第9話 天魔族の少女
お久し振りです
これからも頑張ります
シンリはパチンと指を鳴らす
すると、白と黒の一対の翼を持つ一人の少女が現れた
「…お呼びでしょうか、シンリ様」
少女は頭を下げながらシンリへと言う
「ああ、そこの竜人の少年をリファインまで送って来てくれないか?」
リファインとは、竜、竜人、竜の血を持っているものたちが住む竜のためだけにある国である
「フィスとツヴァイのもとへですか?」
少女は嫌そうな顔をしながら聞く
「ミア、頼んだよ」
少女、ミアの言葉は聞かず自分の言葉だけシンリは伝える
ミアは一瞬黙ったが
「承知致しました」
と返事をする
話を聞いていたハクリュウはミアの服の裾を引っ張りながら聞く
「…君は、おじ様たちのことを…知ってるの?」
ハクリュウの顔を見たミアは嬉しそうな、悲しそうな顔をしながら微笑むと
「もちろん知っておりますよ、ハクリュウ様。昔、同じ主に使えておりましたから」
と答えた
もう1つの話は、私の友達に投稿して貰っています