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2 洞窟に入るのは人のさが
深夜の洗足池の欄干から落ちたはずの俺は、気がついたらうつ伏せ状態で寝っ転がっていた。
どう考えても池の中ではない。死んで天国にでも行ったのか?
地面はある、、、んっ?これは地面なのか?
なんか若干光沢があって、土なのか石なのか人工物なのかよくわからない。感触は柔らかいのに、掘ろうとするとやけに固い。訳がわからない。走りやすそうではある。
地面を見れるということは光があるということだ。光源は見当たらないが、間接照明がある部屋くらいには見渡せるルクスだ。
起き上がって前を見ると壁一面で、真ん中付近に歪んだ空間が見える。ここに飛び込めば戻ることができるんだろうか?はたまた別のところに行かされるのか、体がちぎれ飛ぶのか。
後ろに振り向くと、通路っぽい風景があり、奥に進んで行けそうだ。
「これは、、、行ってみるしかないのか」
意味もなくひとりごちた俺は、発せられた声に一応は鼓舞されて、前に進んでみることにした。
そうしたら、変な歩くキノコに出会ったのだ。




