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★「クスリ」★という不思議なアイテム⑤ 王子の表 → 裏 (ケアレスミスが0)、ママリの判断 ※薬を、おすすめします。

《2023年2月26日 王子、小2、7歳》






ママリは、以前、精神に作用する薬に関して、「試すのも、試さないのも、その家族で決めたらいい。」と、書きました。



でも今、王子が実際に、注意欠如多動症に効く、コンサータ等を試して、思うことがあります。





それは、注意欠如多動症のみなさん、ご家族、ぜひ、



『一度、薬を、試してみてください。』





宝箱に入っていた薬の中には、『可能性』(ポテンシャル) が、入っていました☆



王子の可能性が、レベルアップしましたー☆








王子は、



一つの物に集中することが苦手で、雑で、力の入れ加減を間違えて物を壊しまくり、鉛筆を舐め、食事中に立ってしまうこと等が、あります。





これは、



性格ですか?


特徴ですか?


なおりますか?


なおすべきですか?


無理やり、なおしますか?






王子の行動や態度は、良いものでは、ありません。


当然、怒られるし、誤解されるし、受け入れられないかもしれません。





でも、これらは、全く、王子本人の、意思ではないし、王子本人が、根性でなおすことができない、内容です。



王子の脳が、そうやって、作られているからです。





でも、


だから、



だからこそ、




薬を飲むと、なおるんです。



普通の脳に、ジョブチェンジした王子の脳は、一つの物に集中し、雑ではなくなり、物を壊さず、鉛筆も舐めず、食事中も、立ちません。




ということは、やっぱり、王子の努力や根性では、なおせない内容なんですね。




「気合で、インフルエンザ治せよ!」と言っていた時代は、もうとうの昔に過ぎ去りました。


今の時代は、「薬飲んで、ゆっくり休みなよ。」です。




今の時代、気合よりも、素敵で良い薬が、あります。


昔は、多分、良い薬が、なかったんだと思います。


だから、ママリが子供の頃は、王子のような子供達の可能性は、見つけられなかったのかなと、思います。







王子は、かなり、色々なところを見ていて、一度見だすと、そこに集中します。



注意力が散漫な、注意欠如の特徴と、一つの物を過度に見る、発達障害の過集中が、同時に起きているのだと思います。



そして、多動の影響で、ジッとしていられず、いつも頭の中で、『座らなきゃ』と、呪文を唱えています。



こういう子供の場合、ケアレスミスは、どうなると思いますか?



ない?


ある?




ありますよ。


めっちゃ、あります。





計算間違い。


足し算の問題だったのに、かけ算で計算しちゃった。


文章を、読み間違えた。


最後の問題を、やり忘れた。




誰にでもある、人間につきものの、ケアレスミスです。





王子の場合、この間は、相当気合を入れて行った、算数のテストで、150点満点中、5問、25点分、やらかしてきました。



150点中、5問、25点、明らかに、できる問題を、落としてきました。







では、コンサータを飲んで、毎回、受けている、サピックスのテストでは、どうだと思いますか?




3問くらいに減ると、思いますか?




2問?









なんと、ケアレスミス…






です。






王子は、サピックスの算数のテストでも、間違えてきますよ。




でも、できなくて、もしくは、ひっかけられて、間違えてきます。


王子が今持っている力の、最良の結果を、出してきます。






計算ミス、勘違い、読み間違い、やり忘れ、これらが、ないんです。



1年間、5回のテストで、






ケアレスミスが、ないんです。





衝撃的でした。



改めて考えてみると、涙が出てきますね●●●


衝撃的過ぎて。




注意欠如多動の脳は、いったい、どれだけ、王子の邪魔をすれば、気が済むんだと、悔しいし、悲しい気持ちになります。



はぁ。です。



はぁ。






王子は、注意欠如多動症、自閉スペクトラム症の影響で、得意な算数の分野でも、ハンデを負っています。







王子が、もし、薬を試していなかったら、王子は、例えばテストで、ケアレスミスを連発していたでしょう。



ママリも、パパ虫も、学校の先生達も、病院の先生達も、それが、『王子の実力』だと、判断していたでしょう。





はっきり言います。



『王子は、算数には、特に、向いていない。』



ママリ達が、このような結論に、辿りついていたとしても、不思議ではありません。




実際、王子が取ってくる点数は、平均よりちょい上レベル、だからです。







でも、ママリは、王子が、王子家で見せる、王子の本気を知っていたので、



『これは、絶対に、ケアレスミスだ。』



『王子が、算数を、できないわけではないんだ。』



と、本当は、多分、きっと、もっと、王子ができるはずだと、信じてきました。







でも、これも、実は、とてつもなく微妙で、



『じゃあ、なんで、分ってるのに、間違えるんだよっ?』



という、どうしようもなく、モンモンとした気持ちも、わいてくるんですね。





もし、ママリやパパ虫に、発達障害に関する知識がなかったら、間違えてくる王子を、責めて、叱っていたかもしれません。




数字は好きでも、算数で結果を出せない王子。



そんな王子を、最初は、ママリも、応援したことでしょう。



でも、そのうち、イライラしてきて、怒りだして、王子を、責めていたでしょう。




そして、最終的には、


ママリとパパ虫は、王子のことを諦めて、もう、応援しなくなったかもしれません。








そして、何よりも、誰よりも。





分かっている問題を、バンバン間違えてしまい、良い点が取れない。



なんで、簡単な問題を間違えてしまうのか、自分でも、分からない。



いくら、がんばっても、どうしても、間違えてしまう。



なおしようがないのに、いつも、怒られる。






そんな王子は、王子自身のことを、どう、思うでしょう?




『やっぱり、僕は、バカなんだ。』



『なんで、いつも、間違えちゃうんだろう。』



『もう、勉強するの、嫌だ。楽しくない。』



『僕は、なんて、ダメな人間なんだろう。』


↑ 

※ これは、ママリの想像上の、発達障害に気づかれることなく、育った王子像です。







注意欠如多動症は、その子供の力を、見えづらくします。





ママリは、叫びたいと思います。



『ケアレスミス、注意力が散漫なのは、本人の責任ではありません。どうか、その子の可能性を信じて、やらせてあげてください。』



土下座します。





ただ、これは、王子の、算数に関してです。



国語は、ケアレスミス、クスリを飲んでも、飲まなくても、あります。



どちらが良いか、判断できるくらいの差は、実は、ありません。


このように、国語だと、あまり差が出ないので、また、薬を飲むか飲まないかが、難しい問題になってきます。


さらに、王子自身が、クスリを飲むことが嫌なので、さらに、難しくなってきます。




本当に、難しいんです。







でも、王子は、コンサータを飲んで、自分がこれくらい、できるんだ、という事実を知ることができたんですね。




多分、ケアレスミスが多い子は、最後の5分に、見直しをするように、言われるのではないかと思います。



でも、例えば王子の場合、一生懸命解いた問題を、最後の見直しで、計算を間違えていたと勘違いして、答えを変えてしまってバツ、最初の答えが合っていた、ということもあります。


注意欠如多動の子共にとって、『見直し』は、実は、さらなる、ケアレスミスを生む機会の可能性ですら、あるんです。



ケアレスミスの、大連鎖です。


大量の妨害用のブロックも、さらに、落ちてきますよ、気をつけて。




だから、逆に、見直さない方がいい子供も、いるかもしれません。






だから、5分前の見直しは、その子の、ケアレスミスの対策に、本当に、なっていますか?





王子は、今、冷静に、対策を練っています。



例えば、


「このテストは、クスリなしでいい。こっちは、(僕の人生の中で) 大事だから、クスリを飲む。」



というように、対策が、たてられるんですね。



これは、とても、ありがたいことです。





の、内容を読んだ方は、やっぱり、発達障害って、無い方がいいんだな、と思ったかもしれません。




ママリも、さっき、「注意欠如の脳め、王子の邪魔をしやがって、きぃーーー。」と書きましたが、ごめんなさい。


それは、書きすぎです。






なんと説明すればいいのか、分かりませんが、なんか、ちょっと、違うんです。






確かに、



みんなと、同じであることを求められる社会の中では、王子は、輝けないかもしれません。


発達障害は、障害であって、個性には、なりえません。





でも、



みんなと、同じであることを求められない社会だと、個性に、なりえます。


違うことが、求められるなら、王子が見ているものは、普通の人間とは、根本的に、違うからです。





これは、一概に、日本は…、欧米は…、とかの話ではありません。



例えば、


日本の進学校には、猫のようにデロンデロンに伸びながら、数式を永遠と書いている子供達が、何人もいるそうです。


専門家で、会話が苦手だから、モールス信号で会話をする方が、いるそうです。




そういう環境なら、王子は、全く、問題がないと、精神先生Ⅱに言われました。





でもね、そういう環境は、そこらへんに、ゴロゴロと、転がってはいないんです。



進学校も、専門職も、本人が努力して、勝ちとった場所、ですよね?


戦ってきたんですね。





もし、戦わなければ手に入らない宝が欲しいなら、王子が、発達障害だろうが、高IQだろうが、王子なりに戦って、勝たなければいけません。



勝たないと、いけないんですね。





人生には、戦わなきゃいけない時がある、そう考えると、



注意欠如多動症の子共にとって、薬、は、『武器』です。


強い武器に、なりうるかもしれない、貴重な物です。






でも、王子が、三種類を試して、二つはダメ、そして、コンサータも、とてつもなく嫌だ、というように、明らかに、扱いづらい、諸刃の剣でもあります。



実際に、副作用も、色々と、あります。




だからこそ、この剣を、勉強が難しくなった四年生、五年生で、試していたら、色々なことが、うまくいかなかっただろうなと思います。




王子が、薬をはじめて試したのは、小学一年生の秋です。


そこから、この薬はだめ、これは使ってたら嫌になった、こっちもダメ、じゃあ、これで覚悟を決めようと、一年と少し、悩んできました。


一度決めても、やっぱり嫌だったり、また一から話し合って相談したり、そういうことを、何度か、繰り返してきました。



王子本人が、納得して、どの薬を、いつ使うかを決めるまでに、長い時間が、かかりました。





これを、これをですよ、慌ただしい高学年でやる余裕は、ないと思います。


ただでさえ勉強が大変なのに、薬は、精神的にも、体力的にも、日々の生活にも、影響してきます。



だから、忙しくなる前に、王子が実際に、じっくりとゆっくりと、試せて良かったなぁと、ママリは考えています。






精神の薬、不安があると思います。


でも、試したことで、見えてきた、王子の可能性も、ありました☆







でもね、でもね、



『注意欠如多動症の特徴を、クスリで改善して、戦いに準備しよう♥』



と、ママリは言いつつ、



『発達障害がある王子には、消えてもらうぜ、げへへ。』



とは、全く、思わないんです。







やっぱり、王子は、



発達障害で、


高IQで、


口唇裂で、


3月生まれで、


一人っ子で、


男子だからこそ、王子なんです。







そんな王子が大好きな、ママリと、パパ虫なのでありました♥









※ クスリの効果は、あくまでも、王子の場合です。参考程度に読んでください。


※ ママリは、王子との経験から、薬を一度試すことをおすすめしますが、責任は、負えません。薬の使用は、熟考の上で、医師と相談しながら、お願いします。


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