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プロポーズ……………脈絡は?

データが消えましたm(__)m

”二度あることは三度ある”ですね( ゜∀゜)


エミィはSに目覚めたのでしょうか…?

そもそもこれはSなのでしょうか…


《まずは、学園を卒業してから神になってもらおうと思ってる》

《でね?髪の毛の色って人間とそれ以外の生物で違うじゃない?この説明が終わり次第貴方達の体を神化?させようと思うの》


うん、それは納得。学園卒業後ってなると2年後。つまり18歳ね。神?になったとしても髪色が人間だったら説得力ないからね。もう何も驚くまい。


《説明は以上だよ!質問は終わってから~とか言ったけどそこまで説明することなかったね!》

《そうだな。まぁ、そんなもんだ、うん》


確かに思ってたのより短い説明…うん、そんなもんだと思いましょう!それより、私達の立場はどうなるのかしら?私は質問しようか悩んでいる(ええ、前世は the陰キャでしたよ!)とアストが質問を始める。


「質問。俺らは一応王太子とその婚約者って立場があるんだけど…それはどうなるんだ?」

《それはね~私達が国王陛下にお願い()しに行くから心配ご無用!》


なんかこの人たちルビ詐欺多くない?大丈夫なの…てか人っていう括りにしていいの?…………考えたら負け。考えるな、私。心の中でツッコミを入れながら質問の答えについて考える。そして私はふとした疑問が頭をよぎった。


「私達は結婚していいの?」

《え?もちろんだろ?思い合ってるんだし。逆に結婚しなくていいのか?》

「あ、そういうことじゃなくて。学園在学中にってこと」


決して結婚したくないって訳じゃないから。だから、アスト。そんな疑うような目で見ないで~!


《ああ、そういうこと。どう思う?》

《うーん、別にいいんじゃない?純潔云々はもう関係ないし》


…………そんな気はしてたけどさ、あけすけに言い過ぎ!ティアはもっと乙女の恥じらいをもってー。いや、年齢がすっごく高いからそんなのも気にしてないのかな。私はなんかいたたまれない感じになってお前のせいだぞ!っていう意味を込めてアストを睨む。それに気づいたアストは気まずそうにそっぽを向く。あとで悪戯をしてやりましょう。でも、気が済まないのでそのままアストを睨み続ける。


「……とにかく!俺らは結婚していいんだな!」


アスト、逃げたな。ふざけんなよ。


《ああ、そういうことになるな》

「ふーん…………エミィ、俺と結婚してくれる?」


脈絡なさすぎ!レヴィ様といいアストといい、なんの脈絡もなくプロポーズするかなぁ……………嬉しくないと言ったら嘘になるけど。でも私はまだ婚前交渉のことを根に持ってるのでまだ返事しません。なかなか返事をしない私に対して不安に思ったのかアストが私に魔力をつなげて思考を読み取ろうとしてくるけどそれを妨害してやるわ!妨害してやったらアストは驚いたようにこっちを見てる。その顔は可愛いと思うわ。


「エミィ、妨害なんて出来たの?」

「出来るわよ。わたくしは婚前交渉のことを根に持ってるの…でも面白いものが見れたからもういいわ」


そう言って私は背伸びしてアストのおでこに口づけした後、まぶたにも口づける。なんかティアトランスがいろいろ言ってるけどこの際無視よ。そう思いながらアストの顔を見上げると顔が真っ赤にしていた。アストは我に返った瞬間、聞き返してくる。


「…キスで返事してくれるんだったら口にしてくれれば良かったのに」


こんなのに期待した私が馬鹿だったわ。意味が違うの知ってるのかしら?そう思ってもんもんとしてるとランスがしょうがないなぁっていう風に意味を説明してくれる。


《アスト、確かに口にするキスが愛情表現の代表だと思う。けどエミィは人前でキスするのが恥ずかしかったんじゃないか?でもキスには場所によって意味が違うんだ》


それを聞いてティアとアストは驚いたように「《え!?》」と言う。知らなかったのね…ティアに関してはランスが教えてるのかと思ってたわ。アストは鈍感of鈍感だからもう期待しないわ!


《そうなんだね~。じゃあさ、エミィのおでことまぶたにキスはなんて意味?》

《それは………………エミィ、言っていいの?》


私から言うのは恥ずかしい。けどランスに言ってもらうのもなんか違う。だから私は首をブンブンと横に振る。ティアはなんか不満そうな顔をしていたけど、あとでランスに聞いてちょうだい。


《そうだよなー》

《え!?教えてよ~》

「ティアは私達が帰ったあとに教えてもらってね」


反論は許さないというオーラを前面に押し出してにっこりと微笑む。アストは


「なぁ、エミィ。教えてくれよ~気になるだろ?」

「大丈夫よ、知らなくても死にやしないんだから」

「そういう問題じゃなくて…」

「じゃあ自分で調べるのね」


気づいてくれなかったからこれくらいの悪戯はいいと思ってるわ。自分勝手かもしれないけどね。



…………………だからアストは意味を知った時に顔を真っ赤にしてうろたえたらいいのよ。決して拗ねているわけではないわ。ええ。

今日中にもう一話投稿したいな…とは考えていますけど忘れそうです…

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