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ララトーニ物語前日譚  作者: 友人A
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幕間:刑務所の王への階段⑤

 クロトーニはシュハイの灯火への情報を探す中で、衝撃的な真実を突き止めた。

 シュハイの灯火はアリシアの命を奪った宗教団体の元締めであったことが判明したのだ。


 シュハイの灯火は安全な刑務所内から資金と武器を提供し、指示を出すことでレインたちの捜索から逃れ続けていた。

 この事実によって、クロトーニの心には怒りと復讐心が燃え上がった。


 ――ちなみにアリシアの命を直接的に奪ったのはクロトーニ率いる活動家集団であることを彼女はすでに覚えていない。

 自分の連れてきた部下が、元配偶者であり大切な友人を殺めてしまった現実を認めたくないクロトーニは自己防衛反応から『アリシアの命を奪ったのは宗教団体である』と記憶を書き換えていたのだ。


 そして彼女はシュハイの灯火の情報を得るために、手段を選ばず、敵対的な人間であれば、囚人であろうと、刑務官であろうと、容赦ない暴力を行使し始めた。刑務所内では彼女の名が轟き、彼女を避ける者も多かった。


 クロトーニは自身の仲間たちと共に、シュハイの灯火の正体を暴くために、犠牲を厭わない覚悟を持っていた。そして、次の一手を待つ間、クロトーニの内には闘志と怒りが渦巻いていた。彼女はシュハイの灯火への復讐を果たすため、決して後退しないことを誓った。


 クロトーニはシュハイの灯火の幹部の存在を突き詰め、その正体をついに特定した。彼は刑務所内で数々の悪事を働き、無辜の囚人たちを苦しめていたが、クロトーニにとってはその男こそが復讐の標的だった。

 彼女は巧妙な策略を巡らせ、その幹部を麻薬中毒にすることに成功した。


 クロトーニは彼の依存症を利用し、自らの傀儡に仕立て上げた。しかし、彼女の支配下にあってもなお、かつて逆らった者には容赦がなかった。


「お前らがアリシアの命を奪ったんだ!」


 幹部はクロトーニの手中にあるにもかかわらず、彼女の復讐の炎によって凄惨な最期を迎えた。彼女は容赦なく彼の命を奪い、その死は刑務所内で大きな衝撃を巻き起こした。

 クロトーニの復讐は一つの段階を終え、彼女はシュハイの灯火に対する執拗な闘いを更に続ける決意を新たにした。

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