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第3話「告白」



王子は次の日も来た。2人でトランプで遊ぶのに夢中になる。そして、今度こそ庭を散策する事にした。何故なら、今庭では妹が服の色が気に入らないと文句を言っているからだ。そんなわがままな姿を見れば王子も恋などしないだろう。いや、恋してくれても別にいい。だが、妹に復讐する為には王子に嫌われてくれた方がやりやすいと思った。


王子を庭へ案内すると案の定、妹は服の色が気に入らないと怒っていた。


「あの……」



「?!王子様?!何故ここに?!」


驚く妹を背にメアリーは王子に話しかける。


「私の自慢の妹はとてもオシャレなんですのよ。」


そう言って妹自慢をした。


「そ、そうなんですね。」


王子はあからさまに引いていた。


こんな性格の妹がいるなんて姉のメアリーさんはとっても苦労されているんだなぁ。と、王子は考えていた。まあ、いい、縁談よけに使えれば誰でも……。趣味もあうしちょうどいいかな。


「メアリーさん、僕と婚約してくださいませんか?」


「え?」


求婚されてしまった。王子の機嫌をうまく取れたのはいいが、求婚されるとは思ってなかった。


「私で、いいのですか?」


「はい。趣味もあいますし、是非貴方に婚約者になってほしいのです。」


本来なら両親が勝手に王に進めてきまるのだが、今回は求婚された事に驚いた。


「え?」


「どうでしょか?」



「も、もちろんお受けいたしますわ。」


大好きだった王子、憧れていた王子。でも、私を捨てた王子。処刑した王子。許さない。必ず仕返ししてやる。


王子が帰ると両親に呼ばれた。


「メアリー、良くやった!王子から求婚されるなんてな!」


「まさか、メアリーが求婚されるとは思ってなかったわ。」


2人して調子のいい事を言っている。メアリーじゃなくてスピカが選ばれるかと思ったけどなんて嫌なことまで言っていた。


これ以降父も母も少しは気にしてくれるようになった。父と母の気を引きたいと、父の誕生日に父の好きなワインをプレゼントする事にした。


これにより、父は私を見直すようになった。母の誕生日にも母の好きな花を送ってみた。


母は私を見直し、スピカと比べる事はなくなった。むしろ、スピカに私を見習うようにと、言い始めたのだ。


自分の能力を行かせるなんて思ってもいなかった。こうして15歳を迎えた。王子に復讐しようと思っていたが王子と思いのほか仲良くなってしまい。結局王子と結婚する事になった。こうして、メアリーは幸せにくらしました。


読了ありがとうございます。急ですが、人気がなかったので終わりにしたいと思います。ありがとうございました。


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