第2話 王子との2回目の出会い
メアリーは処刑される瞬間に7歳の頃に戻った。そんなメアリーは、復讐を決意する。まずは作戦会議、と行きたいのにいきなり王子との初対面!
このままでは同じ運命を辿ってしまう。それは何としても避けなければ………!
そう思いながら王子と会う。あの憎い王子。妹を選んだ王子。私に罵声を浴びせた王子。絶対に許さない!!
復讐してやるんだ!!そう意気込みながら王子と会う。
お嬢様、この部屋で王子様がお待ちです。と言われて部屋へと入る。
「初めまして、第一王子のリア・ヴァルキュです。本日はお招き頂きありがとうございます。」
そこにいたのは憎い王子の8年前の姿。今でも覚えている。この後、庭を散策していると妹が来て王子に挨拶するんだ。こうなったら何としても運命を変えてやるわ!
「お嬢様、庭を王子様と散策されては?」
メイドの提案を聞かないで別のことをすすめることにした。たしか、まだきっと……ふふふっ。
「王子様、会ってすぐですが、是非私の大切な妹を紹介したいのですが……」
「妹さん?」
「ええ、こちらです。」
メアリーは妹の部屋へと王子を案内する。確か、庭に行く前に妹は………。
ノックして扉を開けるとそこにはメイドを叱る妹、スピカがいた。
「これは一体?」
「あ、え、お姉様?何故、ここに……え?!」
そう、庭に来る前は部屋でメイドを叱って居たのだ。ここにくる前に部屋の前を通ったから知っている。
「これは、違います!メイドが言う事を聞かなくて……」
「本当なの?」
「いえ、私が掃除した所がお気に召さないそうで……」
「あら、そう。王子、お見苦しい所をお見せして申し訳ありませんわ。妹は私の自慢の妹ですので是非紹介したかったんですの。」
「そ、そうなんですね。」
では、ごきげんようと言って妹の部屋を後にした。
メアリーは王子の心をよむ。
わがままな妹を紹介?どう言う事なんだろ?まあ、この人も縁談よけに使えればそれでいいんだけど………。
それを聞いてメアリーはニタリと笑う。妹の印象を下げる事に成功したからだ。
「王子様!一緒にトランプでもしませんか?」
「トランプ?構いませんが……」
そう、王子はトランプで遊ぶのが大好きなのよね!これで親しくなっておいて後でどん底に落としてあげるわ!
2人のトランプでのゲームは王子が帰るまで続いた。
王子は好きなトランプで遊べた事で大満足だった。
「あの、もし、良ければ明日も来ていいでしょうか?」
「はい、もちろんですわ。」
こうして王子に気に入られる事ができた。運命を変える第1歩を踏み出したのだ。




