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魔法学校   作者: 壬生
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FILE4

俺たちは、格技場の奥に移動した。


「慶!慶は、何系統の魔法が得意なの?」


「私は、火と風が得意だわ、ほかは使えるけれども、あまり得意ではないわ。そういう、凌は、何系統なの?」


「俺は、別に得意なのはないな・・・自慢じゃないけど、すべての系統も一通り使えるから・・・・だからどれが得意とかはわからないな」


「そうなの?」


「うん」


俺は、そういって黙った。


「まぁ、当たり前よね・・・親が、あの2人なら、相当の魔力量になるから・・・・・」


俺は、その言葉を聴いて驚いた。


「え!?どうしてそれを知ってるの?」


「言ったじゃない、凌の資料を見たって、だからね」


「そうでした、当然親の名前を載ってますね・・・」


「ええ、見たときは、驚きましたけれど」


「あの・・・お願いだから、俺が親しくなってそれで、俺が話をするんで、それまでは、黙っていて」


「ええ、わかっています、2人の名前を出したら、すごいことになっちゃうんで黙っていますよ」


「良かった」


俺は、安堵した。


俺たちは、そんな話をしていると、格技場の奥に着いた。


そして、着いて、ほんの数分がたったとき、放送がなった。


『ただ今から、Aブロックの試合をはじめます。まずは、試合をすぐに始めます。

第一試合は、1年犬塚、2年岡本 ペア VS 2年上杉、3年小林 ペアです。

第二試合は、2年武田、3年天持 ペア VS 2年徳川、3年朝比奈 ペアです。

第三試合は、3年織田、1年冬月 ペア VS 1年石川、2年椎名 ペアです。

第四試合は、1年浜口、2年ティファニア ペア VS 2年政田、3年中島 ペアです。

第一試合は、入り口近くの右、第二試合は、入り口近く左、第三試合は、右奥、第四試合は、左奥です。それでは、今名前が呼ばれた人は指定の場所に行って下さい』


放送がなり終わる俺の近くに居た男女がステージまで移動した。


「いよいよ、始まりますね、直接は見れないけど、試合を中継してくれるから見に行きましょ」


慶がそう言って、俺の手をつかんで、映像の流れているところまで引っ張っていった。


試合を中継しているのは、魔法だ。これは、空間魔法と風の魔法を応用し、試合など危険のある場所をとるときなどに使われる魔法だ。この魔法名は[映像転写]と言う。


俺たちは[映像転写]のところまで行くと、慶がやっと手を離してくれた。


「はぁはぁ・・慶そんな急がなくても・・・・」


普段の俺なら息を切らすことはないのだが、いきなり、引っ張られ、変な体勢で走った為、息を切らしていた。


「ご、ごめん・・・・私だけ突っ走って・・・・」


慶はそういって悲しそうな顔をして謝罪をした。

俺はこの行為にあわててしまった。


「い、いや!大丈夫!大丈夫やから!」


俺が、あわててそういうと、慶はうれしそうに笑った。


「ありがとう」


「それじゃぁ、試合を見ますか」


「うん」


俺たちが、[映像転写]に着いた時には、試合は、終わりそうだった。


数分後、第一試合は終わった。


試合は、の圧勝で終わった。試合時間は、10分43秒 当為結果だった。


終わると、ステージに居た、4人は、消えた。4人は、ステージの脇に出されたのだ。

そして、また放送がなる。


『第一試合は、2年上杉、3年小林 ペアの勝利で終わりました』


第一試合の映像が映っている周りには、ほかの試合の中継がしてあった。


第二試合は力が均衡していた。これはなかなか決着がつきそうになかった。


第三試合は、もうすぐで勝敗が着きそうだ。


第四試合は、すでに終わっていた。


そして、ドンドン試合が過ぎていって、とうとう俺たちの番となった。


『今から第24試合を始めます。24試合目は、1年瀬戸、2年黒木 ペア VS 2年西川、3年堀江 ペアです』


「慶、俺たちの番みたいだよ。行こうか」


「そうみたいね。行きましょう」


俺たちは左奥のステージまで移動した。


そこには、石川君と堀江さんらしき人が居た。


「よろしくお願いします」


俺が挨拶すると、慶は俺と同じように頭を下げた。


それを見た石川君と堀江さんは、同じように頭を下げた。

どうやら試合の相手で合っていたみたいだ。


「こちらこそ、よろしくお願いします。お手柔らかにお願いしますね」


俺たちが、挨拶をしていると、先生がやってきた。


「君たちだね。それじゃ、そこから動かないでね」


先生は俺たちに動かないように注意すると、呪文を唱え出した。



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