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俺は、しばらく呆けていた。そして、黒木先輩の指示通り動き始める。
俺は、まず紙から自分の名前を探すことにした。
俺は自分の名前を探していて気がついたことがあった。
それは、1年男子は、2年女子とペアになっていて、2年男子は、3年女子がペアで、3年男子が1年女子という風になっていた、ことに気がついた。
《えっと、俺の名前は・・・・・・1ーC・・・・・16番・・・・瀬戸・・・瀬戸はっと・・・あったえっとそれでパートナーは・・・・》
俺は自分の横の欄を見て、名前を読み上げた。
「黒木 慶」
と書かれていた。
俺は、ビックリしたが、当たり前だ、とおもう。
それは、俺の魔力が桁外れで、まぁいろいろあるからそれにつりあう人だからトップの人が選ばれたんだと思ったのだ。
実際この推測は合っていた。実は、このパートナー決めは、生徒同士の相性、魔力などを調べて、総合で出した結果だったのだ。
これは、魔法で出した物なので、大体は正しい。稀に外れる場合があるが・・・・
「さて黒木先輩は、ステージにいたから、ステージに行けばいいか・・・」
俺は、そういってステージがある方に向かって歩いていった。
だが、俺がいたところからは、かなりの距離があるため時間がかかる、ので俺は、魔法を使うことにした。
俺は、呪文を唱え始める。
「空間を操り、管理するもの!われの命により、開きたまえ! 転移空間接続」
俺が唱えたのは、[転移空間接続]と言う魔法だ。これは、1人で唱えるには、もっとも難しいと言われる空間魔法だ。
俺が唱えると、すぐ目の前に、空間のゆがみができる。
そのゆがみは人1人が入れるぐらいに広がると、それ以上広がらなかった。
俺は、その空間に入っていく。
周りには、こちらを唖然とした顔で見ているものばかりだった。
俺はそんなことはきにしなで、そのまま、空間に入っていく。
俺は空間に入るとそこは、真っ暗ではなく、月明かりが射しているくらいの暗さの中を少し歩く、しばらくすると光が見えてそこを出ると、ステージ横に出てきた。
俺が出てくると、空間はひとりでに閉じていく、おれは、閉じていく空間を無視して、周りを見渡し、黒木先輩を探す。
俺は、黒木先輩を探していたが、見当たらない。仕方ないので、教師を探した。
教師はすぐに見つかったので、俺は教師の所まで行って、黒木先輩の所在を聞いた。
聞くと、黒木先輩は、所用で出ているため、しばらく待て、との事だった。
仕方がないので、俺は、黒木先輩が来るのを待つことにする。
しばらく、ほかの生徒たちを眺めていた。
《お!あそこに可愛い子いるじゃん・・・・・・お、あっちにも、そっちにも、ムフムフ・・・・これはいいところに来たもんだ・・・》
俺は、そんな風にほかの生徒を見ていた。
そして、いきなり風が吹く。
俺は、驚いて、風の発生源を探した、そこは頭上だった。俺は頭上を見ると、そこには黒木先輩がいた。
黒木先輩は、ゆっくりと降りてきた。
「お待たせしました、君が、瀬戸くんだね?」
「はい、そうです、俺が瀬戸 凌です」
俺は、黒木先輩が尋ねてきたので、答えた。
「じゃあ、君が私のパートナーね。私は、黒木 慶よ。よろしく」
先輩はそういって、右手を出してくる。
俺も右手を出して、黒木先輩の右手をつかみ、握手をして、挨拶をする。
「ええ、こちらこそよろしくお願いします。」
俺たちは、自己紹介をして、その後はお互いに黙っていた。
沈黙を破ったのは黒木先輩だった。
「ところで、瀬戸君、少しいいかな?」
「え?はい、いいですよ」
俺は、突然でビックリしたが、黒木先輩が尋ねてきたことに返答する。
「じゃあ、突然だけど、あなたのことはこれから、凌 と呼ばせてもらうわね」
「え!?別にいいですが、何か理由でもあるんですか?」
「それは、これから1年間は、私たちは学園全体でのイベントの時のパートナーだからよ、
それから、私に話すときは、敬語は止めてね、あと慶って名前で呼んでね」
「え!?敬語・・・わかりました・・・いや、わかったよ、慶。」
俺が、慶のことを名前で呼ぶと、慶は
「うんうん、それでいいわ。あ!そうだ、凌、生徒手帳を出してくれる?」
「え!?うん、いいけど・・・・」
俺は慶に言われたとおりに、生徒手帳を出した。
「ちょっと貸してね・・・・・・・よしこれでいいわ」
慶は、俺の生徒手帳を開き少し操作をして俺に返してきた。
「?・・・・何したの?」
俺は、慶が何をしたのかわからなくて、尋ねた。
「え?ああ!私のと通信できるようにしただけよ。これがあれ通信したい人の名前を言って〈CALL〉魔力を込めれば、つながるから・・・・・そうねじゃあ今から試して」
「え?は、はい・・・・・・〈黒木 慶 CALL〉」




