FILE12
ビー!!
試合終了のブザーが鳴った。
そして、俺たちの体が光だし、次の瞬間視界が変わった。
『只今の準決勝は1年瀬戸2年黒木ペアの勝利です。試合時間は30分56秒です。決勝まで時間がありますので、時間までご自由にお過ごしください』
放送が終わると俺は慶に話しかけた。
「よし、時間あるみたいだし、休憩しよ、って事でベンチまでGO!」
「フフフ、わかったわよ、行きましょうか」
俺はすぐさまベンチのある場所まで向かった。
俺はおふざけで慶に頼みごとをしてみる。
「慶、膝枕してくれないか?」
「ええ、いいわよ」
「そうか、だめだ・・・・え!いいの!?」
「ええ、かまわないわよ」
「えっと、それじゃぁ、お言葉に甘えて・・・・」
俺はそこまで言うのにかなり緊張していた。
慶はベンチにすわり、自分の膝をトントンと叩いて「どうぞ」といってきた。
俺は緊張しながら、「失礼します」といってベンチに横になった。
「どうかしら?」
「あ、はい!心地良いです」
多分俺は顔が真っ赤だろう・・・・
「そう、それはよかったわ、ところで凌、少し休んだら、少し疲れてるんじゃない?というか、少し寝なさいね、それじゃオヤスミ」
慶がそういうとだんだんと眠たくなってきたが、俺は大丈夫だと伝えるために声を出した。
「いえ、大丈夫です・・・・だいじょうぶ・・・・だいじょぅ・・・・だ・・い・・・じょ・・・ぅ・・・・・・・」
俺の意識がそこで途絶える。




